サッカー審判TIPS(65)
シミュレーションの見分け方
8月の3級審判更新講習会での講義で、Jの審判をされている方のお話を聴いた。
その中で、シミュレーションを見分ける一つの方法が紹介された。
それは…
倒れるときに両足が揃っている場合が多い
ということだ。
本当にそうなのかわからない。自分ではシミュレーションを狙って倒れた経験がないから。
どなたかシミュレーションの経験がある方は教えていただきたい。
私なりに解釈してみる。
わざと転ぶのでどうしても不自然あるいは大げさになるということなのだろうか。
足は常に前後に動いているのだから両足いっぺんにすくわれでもしない限り片足がタックルにひっかかるのだろう。もう片方の足は前に出ようとして前方に着地するがバランスを崩して倒れるということになると思う。いずれにしても両足揃ってではなく片足は地面についているもののバランスが取れずに転倒するということだね。
一方、わざと倒れるためには片足が地面についているとうまく倒れられないので両足を空中に上げて前のめりになるという行為が必要なのだろう。
講義を聴いた時は、そうかーそうなんだと納得したつもりではいたが今ひとつ光景が浮かばない。
実戦経験豊富な上級審判の方(これ見てないだろうなー)、アドバイスをお願いしたいものだ。
最近は小学生でもシミュレーションをする。
ある選手が試合後に「おれペナルティエリアの中で倒れたんだけどPK取ってくれなかったんだよな」と友達に話しているのを聞いてしまったことがある。
PK取ってくれなかっただけで済んだのを感謝しなくてはいけない。
本来ならばイエローカードだもの。
とういことで、次の自分の試合のときにタックルされたらわざと倒れてみるということを試してみようかしらん。
おっと、その前にドリブルでつっかけて抜き去るあるいはあわや抜き去るという技術がないと足をひっかけてもらえないぞ。