あけましておめでとうございます。
毎年、お餅を喉に詰まらせて救急搬送される人が後を絶ちません。
以下に参考記事を載せておきますのでご覧下さい。
お正月といえば餅。東日本では、敵をのす(征する)ことからのし餅を、西日本では鏡餅を小ぶりにした丸餅を食べることが多い。ただし共通して注意したいのが、喉に詰まらせる事故だろう。
東京消防庁では2011年12月23日に窒息事故のアピールを行っている。その資料
によると、平成18年~22年までの5年間で、餅などによる窒息事故で救急搬送されたのは601人。月別では1月が201人、12月が86人と、この2ヶ月で約半数を占めており、原因に餅が多いのが分かる。また80歳代が211人、70歳代が199人と、高齢者が多い上、高齢者ほど重症化しやすいことも傾向に表れている。
そこでここでは、餅を喉に詰まらせない為の注意点を、茅ヶ崎駅前クリニック
のホームページからご紹介していきたい。
・餅、こんにゃく、ハンペンなど詰まりやすいものは小さく切る
・食事中にお茶や水などで適度に喉を湿らせる
・飲みこむ力が弱まるのでお酒は控えめにする
・食事はゆっくり時間をかける
・急に話しかけたり笑わせたりするようなことはしない
それでも事故は起こるもの。素早く救急車を呼ぶとともに、万一のための応急処置を知っておきたい。
■意識がある場合
・咳をさせる
・背部叩打法(背中の肩甲骨と肩甲骨の間を何度も叩く)
・上腹部圧迫法(腹のみぞおち部分を圧迫する)
・側胸下部圧迫法(胸の外側やや下部分を圧迫する)
■意識が無い場合(以下の4つの手順を繰り替えす)
・人工呼吸を行う
・背部叩打法(背中の肩甲骨と肩甲骨の間を何度も叩く)
・上腹部圧迫法(腹のみぞおち部分を圧迫する)
・口の中に手を入れて詰まったものをかき出す
いざとなれば救急車を呼ぶしかないけど、くれぐれも言っておきます。
電話するときに、「もちもち」とは言わないようにね
とても笑えないけどね