今日はオフだったので、1日テレビを見ていました。
もちろん、震災から1年直接被災していないワタシたちは忘れがちになっているところに映像を通していまだに復興が進まない現状を目に焼きつけようとしました。
家・職場・家族を失った方たちが明るく生活しているのをまのあたりにしましたが、それは多少いえ、かなり無理しているのではないかと思います。
よくタレントやスポーツ選手が慰問のような形で避難所などへ行くと、逆に元気づけられましたなんて言っていますが、被災者の方たちは無理しているんだろうなと思ってしまいます。
あの日、ワタシは賃貸マンションの室内写真を撮りに行っていました。
空き部屋の鍵を開け、玄関で靴を脱ぎ、靴をそろえようと下を向いた瞬間揺れが来ました。
しかし、ワタシは狭い玄関で下を向いていたため、最初は地震だと気がつかず、自分がめまいがしたのかと思い、何か脳の病気の発作かと思いました。
空き部屋に一人です。
もし倒れたら発見されるのは明日とかになってしまうだろうから玄関から外に出ようとしましたが、フラついてダメでした。
とりあえず座ろうと思い、廊下にへなへなと崩れ落ちるように座ったところ初めて地震の揺れだと気づき、これは大変だと思い、急いで靴を履いて外へ出ました。
外では子供たちが焼き芋を買って食べていました。
「あっ、地震だ。揺れてるぞ」なんて言っていましたが、まさかこんな大きな地震だとはわからないので、落ち付いていましたね。
店に帰るとテレビでもう特番が始まっていました。
そして惨状を目にすることに・・・
今日のテレビでは各社色々な切り口で報道していましたが、現地の今の様子を見てもがれきの山に、放射線、家の中がめちゃくちゃのままの家など、当時のままだったりするところも多く、復興にはあと30年かかるなんて言っている人もいましたね。
ワタシたちにできることは限られてしまいますが、ちいさなことからコツコツとやっていきたいですね。
それがまとまれば大きな力になり、政府がもっともっと力を注いでくれ、より復興に近づいていくことでしょう。
今日のテレビを見ていて、あらためて忘れてはいけないことに気がつきました。