第90回天皇杯サッカー決勝は国立競技場(ナショナルスタジアム)で行われ、清水エスパルスが1対2で鹿島アントラーズに惜しくも敗れ、準優勝に終わりました。
前半は鹿島に押し込まれてCKから先制を許し、後半に1対1に追いついたが、鹿島は10番MF本山が入ってから流れが変わり、後半30分にFKを野沢がキレイに決めてそのまま逃げ切りました。
その結果、ACLの出場権も自動的に手にしたわけです。
エスパルスは何か後手後手に回っていたようで、中盤も制されあまり、打つ手がなかったですね。キャプテン兵藤が準決勝のガンバ戦で骨折してしまい、出られなかったのも痛いです。
しかし、鹿島はマルキーニョスが退団し、守りの要日本代表岩政も欠いていましたし、準決勝は120分間の延長戦を戦い中2日のきつい日程です。今季リーグ戦の対戦ではエスパルスの1勝1分けですから、エスパルスに分があったはずですが、何が起こるか分からないのもサッカーです。
案の定序盤から鹿島が攻め込み、防戦一方でした。小野の惜しい左足のボレーシュートもあったがふかしてしまい枠を捕らえられなかったのは悔いが残りますね。
これで、長谷川健太監督が最後の采配で、選手はレギュラーの内半分ぐらいが入れ替わるエスパルスは来季は大丈夫なんでしょうか。
報道によると選手の補強も終わり(今季より4人減)みたいですし、とても心配です。
まぁ、ゴトビ新監督の手腕に期待しましょう