正式には日本プロサッカー選手会VS日本サッカー協会、略してJPFAVSJFA
JPFAは日本代表の勝利給が低いことを問題視している。現在、代表は出場給はなく、日当1万円とFIFAランクによって10万円~20万円程度の勝利給が支払われるのみ。これは1試合当たり30万円以上の勝利給が支払われる韓国や欧州に比べると確かに低い。
しかし、サッカーの代表チームはどの国も「金より名誉」が基本である。協会側はそれ相応の報酬は南アW杯大会でも渡しているが、FIFA(国際サッカー連盟)から分配金について報じられるとJPFAからそのお金を還元せよと要求が来ると怒り心頭らしい。
ファンサービスやボランティアといった面ではまだまだと言えるので、日本人的な感覚では双方が歩みよることが必要だと思う。プロ野球では選手会が一時スト寸前までいって、本気度をしめし、色々と権利を獲得していったように代表主将のマリノス中澤は下の世代や次世代の子供たちのためにも長期戦も辞さずアジアカップ後の親善試合を招集ボイコットするかもと言っているようです。
確かに日本ではまだまだ野球人気にはかないませんが、日本代表が強くなるには協会のバックアップは必ず必要なわけで、選手はピッチで戦い、協会は選手が気持よく活躍できるようにしてほしいですね。そのかわり、ボランティアやファンサービスも世界の強豪なら当たり前にやっているので、それは是非、すぐにでも見習うべきだと思う。
イタリアセリエAでは良くストライキで試合がなくなるなんてことがありますが、日本でその光景は見たくないですね