こんばんは。
戦後70年。
私の祖父は、先の戦争に行き、中国やフィリピンに行ったと言っていました。
戦地で弾丸が顔の横をかすめたこともあると祖父は言っていました。
祖父は、6年前に亡くなりました。
祖父が亡くなった後、遺品を整理していたら、
フィリピンから祖父から祖母あてのハガキがありました。
「~で候」など、むかしの言葉が書かれています。
軍の検閲の印鑑も押してありました。
8月15日にあたり、あらためて気付いたことがありました。
祖父が戦争から生きて帰ってきていなければ、私は生まれていないということです。
感謝しかありません。
祖父は、人を楽しませるのが好きでした。
死ぬ前まで、明るかったです。
祖父は自分の死期がわかっていたのか、死ぬ数日前に、
私に対して、
「結婚したか?」と祖父は言いました。
「まだしていない」と、私は答えました。
すると祖父は、
「二人くらい嫁にもらえ」と言ったのです。
まわりがパッと明るくなり、みんな大爆笑でした。
ありがとう。