あるソフトボールの試合。1アウトランナー1、2塁。
バッターは打席に入る直前セーフティバンドをしようと思っていた。
ピッチャー投げた。スッとボールがバッターに近づく。
バッターはバンドをしようと思っていたのたが、そのボールに瞬間的に反応して打った。
ボールはライナーでレフトの横を抜ける。
バッターランナーは、2塁ベースを蹴る時に、レフトがボールを取って投げる姿勢になっているのを確認した。
行ける、3塁に行ける。瞬間的に走るスピードを落とさずに判断して、さらに加速する。
加速すると同時に、3塁へはクロスプレーになるから、3塁ベースにはスライディングだと脳が命令を下す。
そのままスライディングして、ボールが戻ってきたが、セーフ。
すごく心地いい。
脳の瞬間的な判断と命令に肉体が瞬時反応した心地よさ。
何とも言えない、気持ち。
充実感、生きているんだという感覚、ワクワク感。
まだやれるんだ。この感覚は小学校、中学校、高校の時と似た感覚。
しかし、その当時は、こんなに味わっていなかった。
さらっとクールにこなす感じ(笑)
出来て当然だって感じ(笑)
しかし、こんなに気持ちいいなんて。この感覚をこんなに味わうことが出来るなんて。なんと幸せなことでしょう!!
ボールを打って3塁ベースにスライディングするまでわずか、10数秒間の出来事。
この10数秒の間に、こんなドラマがあるなんて。
人間って素晴らしい。
脳と瞬間的に指令を出し、筋肉が瞬時に反応する。細胞が動くんだ。身体が動くんだ。そして気持ち、精神が動くんだ。
この一連の動きでいろんな身体の部分が総動員されて動く。
ありがとう!動いてくれる脳、筋肉、僕のあらゆる細胞に感謝します。
素晴らしい体験をしました。いつものソフトボールの試合とは違いました。
やはり、集中力、無心、真剣さは大切ですね!
お読みいただき、ありがとうございます。
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