木村たかし 習志野市議会議員 オフィシャルブログ

木村たかし 習志野市議会議員 オフィシャルブログ

宮城県出身
証券会社・保険会社を経て保険代理店経営。
妻と(長女.長男)の子ども2人。
輝け、子どもの未来❗️

草の根民主主義で、まっとうな政治を取り戻す。

輝け、子どもの未来❗️ 木村たかし 習志野市議会議員


日本代表選手たちのキャンプで秋津サッカー場を使用





日本代表選手がトレーニング後のストレッチ


習志野市立中学生らが夏の市内大会で秋津サッカー場での試合。下


習志野市立第一中学生が試合後のあいさつ


習志野市立小学校での女子サッカーが市内大会


日本代表を観戦するファン


香川真司選手がファンに手を振り笑顔であいさつ


皆さんこんにちは、

木村たかし です。


サッカーワールドカップが開催され、日本代表は決勝トーナメントし進出し、ブラジルと対戦します。

選手たちは、「まだ見ぬ世界」を目指し、日本中に夢と感動を届けています。

その姿を見ていると、私は秋津サッカー場のことを思い出します。

かつて秋津サッカー場は、日本代表をはじめ、学生チームが汗を流した「サッカーの聖地」でした。


代表選手たちからは、「最高の天然芝」と高く評価され、45年という長い年月の中で、多くの夢と歴史が刻まれてきました。


私は、その天然芝を未来へ残したいという思いで、市議会議員として議会で全力で取り組みました。

しかし、それは決して感情論ではありませんでした。

エビデンスに基づく政策提言です。

習志野市は、

「天然芝は維持管理費が高く、ランニングコストがかかるため人工芝化する。」

と議会で説明してきました。

私は、その説明に違和感を覚えたのです。


本当に比較すべきなのは、年間の維持管理費だけなのでしょうかと、、

政策は、一部分だけを切り取って判断するものではありません。

私は予算資料や契約書、維持管理費、人工芝の更新費用などを自ら調査し、多方面から一つひとつ数字を積み上げて分析しました。


その結果、10年間のトータルコストは、

人工芝 約4億1,200万円

天然芝 約1億2,200万円

その差は約2億9,000万円という試算になりました。


人工芝は維持費こそ低いものの、初期整備費や約10年ごとの張り替え費用まで含めると、天然芝より大きな財政負担になるという結論でした。これは行政資料等を基に私自身が多方面からも整理・試算したものです。

私は、このデータを示しながら議会で何度も訴え続けました。

令和4年6月の文教福祉常任委員会では、

「秋津サッカー場の天然芝を残してほしい」

という3,600人を超える人々の署名が提出されました。

地域の誇りを守りたい。

子どもたちへ本物を残したい。その思いが込められた署名でした。

私はコストだけを訴えていたわけではありません。


人工芝には、マイクロプラスチックの流出や、夏場の過酷な高温化、自然環境への影響など、世界的にも課題が指摘されています。

欧米では、人工芝に使用される充填材によるマイクロプラスチック問題への対応が進められ、環境負荷を減らす方向へ政策が動いています。

これからの時代は、

「便利だから、稼働率が高いから」「維持費が安いから」

だけで判断する時代ではありません。

自然との共生。

都市の緑。

子どもたちが本物の芝生で遊び、スポーツができる環境。

そうした価値も公共政策では考えなければならない時代です。

天然芝には、お金では表せない価値があります。

日本代表が練習した歴史。

世界を目指す選手たちがプレーした舞台。

子どもたちが憧れを抱く場所。

そして45年間、多くの市民が思い出を刻んできた地域の財産。

こうした価値は、会計上の数字だけでは測ることはできません。

だから私は最後まで訴え続けました。でも、

結果は変えられなかった。

結果として、秋津サッカー場は人工芝になりました。

正直に申し上げれば、今でも悔しい気持ちはあります。

一方で、私は議員として、自ら資料を集め、現場を歩き、専門家の話を聞き、データを分析し、市民の皆様へ事実を示すことができたからです。


政治は、結果だけで評価されるものではありません。

その決断に至るまで、どれだけ真剣に事実と向き合い、市民のために考え抜いたのか。

その過程にも、大きな価値があると私は信じています。

私が考える政治とは

私は、政治とは単に多数決で物事を決めることではないと考えています。

政治とは、エビデンス(客観的な根拠)に基づき、市民にとって何が最善なのかを考え、より良い選択を決断することです。

そのためには、行政の説明を鵜呑みにするのではなく、自ら調査し、現場に足を運び、数字を分析し、真実を見極める姿勢が必要です。

私はこれからも、感情ではなく、エビデンス。

印象ではなく、論理。

そして、市民にとって何が最善なのかを問い続け、未来世代へ責任ある決断をする政治。

この信念を胸に歩み続けます。

秋津サッカー場の45年間の天然芝は失われました。

しかし、その歴史、その価値、そして私がこの問題を通して学んだ政治の原点は、決して失われることはありません。

私はこれからも、本物の価値を守る政治を貫いてまいります。