[29日 ロイター]より引用
-トルコ中銀は緊急の金融政策決定会合を開き、主要政策金利をすべて大幅に引き上げた。同国の通貨リラは、国内政局の混乱や米量的緩和の縮小に対する懸念で下落しており、中銀が市場の圧力に屈した形となった。
市場関係者のコメントは以下の通り。
●大胆な措置、信頼回復に寄与
<BKアセット・マネジメント(ニューヨーク)のマネジングディレクター、キャシー・リーン氏>
大胆な措置だ。自国通貨を支える強い意思があることを示した。市場のリスク選好度を大きく高める措置だ。豪ドルが大幅に上昇している。こうした積極的な措置は信頼回復につながり、他の市場への影響波及も抑制できるだろう。
●小さなバズーカ、高リスク通貨に追い風
<TD証券の首席外為ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏>
非常に積極的な措置で小さな「バズーカ」だ。市場は300ベーシスポイント(bp)程度(の利上げ)を予想していたが、実際は400bp以上だ。
豪ドルやカナダドルなど高リスク通貨には追い風になる。円やドルにはそれほどでもない。
●予想以上、市場の反応は良好
<フォレックスビル・ドット・コムの為替アナリスト、アダム・ボタン氏>
トルコ中銀がリスクを認識し、大胆な行動をとる構えであることを明示した。全般的なリスク選好につながる良好なシグナルだ。主要政策金利の1週間物レポレートを予想以上に大きく引き上げただけでなく、翌日物貸出・借入金利を含む主要金利をすべて引き上げた。こうした動きを見込んでいたトレーダーは極めて少なかった。
決定を受けた初期の反応はポジティブだ。円や他の安全資産からの資金シフトを確認している。
●効果は一時的、政治・構造問題への対処必要
<ウエルズファーゴ(ノースカロライナ州)の首席エコノミスト、ジョン・シルビア氏>
トルコ国内の政治や構造的な問題が同国からの資金逃避を招き、リラ安につながっていることを考えると、政府が今後、もっと長期的な課題に取り組まねばならないことは明白であって、ただ単に短期金利を引き上げれば済む話ではない。1、2週間か、せいぜい1カ月もすれば利上げ効果ははく落するだろう。投資家が本当に納得できるような対策が求められている。
●資金流出食い止めへ必死の策
<TD証券の金利ストラテジスト、ジェナディ・ゴールバーグ氏>
利上げによる通貨押し上げで資金流出を止めようとしている。リラは上昇方向で反応しているが、どの程度続くかはわからない。
信認を引き止めるための必死の策で、必要ではあるが今後のトルコにどのような影響があるかを予測するのは難しい。悪影響はあるが流血を止めるには十分だと思われる。
●正しい方向、新興市場には好材料
<カボット・マネー・マネジメント(米マサチューセッツ州セイラム)のポートフォリオ・マネジャー、ウィリアム・ラーキン氏>
正しい方向への一歩ではあるが、市場の反応を見ていく必要がある。利上げ幅は予想レンジの上限付近となり、新興市場にとっては明るい材料だ。しかし一方で、米連邦準備理事会(FRB)が緩和策縮小を継続すれば、これまで新興国の通貨に流れ込んでいた緩和マネーが引き揚げられることになり、すべての市場が大きく変動する可能性がある。
青字部分でも触れているように政治や構造的問題で年末からガンガン売られているトルコリラ
ただ、指をくわえて放置してるとアルゼンチンペソの二の舞になりかねません。
基本的には逆風が続きトルコリラ
ただ、投資先(日本企業にとっても)としての魅力は
十二分にある国でもあります。
ピンチの時にかわいらしく第一歩を踏み出しましょう(*^_^*)
負けた時にはなぜ負けたのか勉強をしましょう(自分への戒めもあります(^_^;)
ではでは キム でした~~