予想レンジ
豪ドル円 76.00-82.00円 (終値79.34円)
6月11日週の回顧
豪ドル円は狭いレンジで上下動。
ユーロ圏財務相会合で、スペインに対する1000億ユーロの支援が合意されたことを好感して、週明けは買いが先行。その後、融資方法などへの疑問が払しょくされず、スペインやイタリアの国債利回りが上昇基調を続けたことで期待感がしぼむと、豪ドル円は売りに転じた。しかし、国際通貨基金(IMF)が「円レートは中期的観点から幾分過大評価」との見解を示したことで、円が売り直されると次第に下値を切り上げた。また、米連邦準備理事会(FRB)による追加緩和観測が強まったことも下支えとなった。とはいえ、17日のギリシャの再選挙や複数格付け会社によるスペインの格下げなどから、豪ドル円は上値を伸ばしきれなかった。豪ドル円は78.30円付近-79円半ば付近でのレンジを中心に振幅した。
6月18日週の展望
豪ドル円は上下両にらみの展開か。欧州債務問題の混迷による世界経済の下押し不安があるなかで、しばらくは豪経済を圧迫する可能性があるが、12日にスティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が「豪州は危機から健全な形で浮上している」と経済の健全性を示唆したほか、中国のハードランディングは予想されない旨の発言が相次いだことで、豪経済に対する悲観論は若干後退した。今週は19日に6月分の議事録が公表される。6月理事会後に発表された1-3月期国内総生産(GDP)や雇用指標が強かったことから、理事会で追加緩和への慎重な意見が出たかどうかが注目されそうだ。とはいえ、こうした点が注視されるためには、17日のギリシャ再選挙でギリシャのユーロ離脱観測が後退することが前提条件。ギリシャ情勢の沈静化が進むなかで、豪州の緩和期待が薄まるようなら、シカゴ通貨先物で相当な豪ドル売り越しとなっている反動もあり、豪ドル円は値幅を伴って上昇する可能性がある。逆にギリシャの混迷が継続するなら、豪ドル円には再び売り圧力がかかるか。またギリシャ離脱懸念が後退したとしても、ギリシャやスペインなどの債務問題は今後も残ることで、買いの勢いが続くかどうかは予断を許さない。そのほか週後半は、米国の金融緩和期待が後退し、世界経済の成長鈍化へ意識が集まれば、資源需要の縮小見通しから豪ドル円の上値を重くする可能性も想定される。
私的予想レンジ
豪ドル円77.00~81.50
下値目処はボリンジャーバンド-1σ76.87
上はなんとなく(笑)
テクニカルより政治力ですので、月曜日の朝、選挙結果が出てからですね。
ユーロ離脱過激派の急進左派連合が圧倒的議席を確保したらOUTの可能性が
。
ND・PASOKなど財政緊縮容認派がなんとかある程度の議席確保が出来ればユーロ圏にとっては一旦一安心。
時限爆弾であるのは変わりませんが・・・