受診抑制について
受診抑制:3割が経験…低所得層では4割近く 費用かかり(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080415k0000m040124000c.html
受診抑制が起きているそうです。日本医療政策機構のプレスリリースのようです。低所得者層の受診抑制が顕著であるということが示されていますが、元々、厚生労働省も受診抑制してもらうことを考えて、自己負担を上げたりしているのではないでしょうか。軽い病気では、医療機関にかからないようにしたり、複数の医療機関をかけもちでかからないようにするということで、医療費を抑制しようとする政策を厚生労働省は展開しているはずです。これを日本医師会が反対しているという構図ですが、マスコミが医師会をたたくので、今の状態になっているのです。この調査における低所得層の位置づけが300万円未満とのことですが、アメリカでも同様のことが起きていることは間違いありません。アメリカでは、メディケイドという低所得層向けの医療保険に入れない人は、無保険者となりもっとひどい状況になっています。これからこの議論がどのようになっていくのか楽しみです。少なくとも保険のカバーする範囲が広くなれば、財源も必要となります。
それと、研究についてですが、受診抑制については、国によっても考え方が違うのではないでしょうか?薬などの必要性も患者が判断するのではなく、医師が必要かどうか判断する方が正しいと思われます。このような調査は、医療を受ける側と医療を提供する側の双方の調査が必要な気もします。
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