プロ野球界に最も貢献した人物に贈られる「正力松太郎賞」(読売新聞社制定)に、ジャイアンツを7年ぶりの日本一に導き、WBCでも日本代表監督として世界一に貢献した原辰徳監督が12日、満場一致で選ばれました。原監督は2002年以来、2度目の受賞で、「野球界を代表する賞をいただけると聞き、大変光栄だし、驚いている。支えてくださった周りの方々に感謝したい」と受賞の喜びを語りました。

 選考委員会の王貞治委員長は「春のWBCだけでなく、巨人を見事に率いてペナントレースを戦い日本一に輝いた。素晴らしいの一言に尽きる。満場一致で受賞が決まった」と話し、委員からは「若手をうまく育てながら戦った」などの声が選考理由として上がったそうです。

 都内のホテルで記者会見した原監督は「緊張したゲームが長く続いた1年だったが、素晴らしい選手、コーチ、ファンとともに戦った。こうした賞をいただき、周りの方々への感謝の気持ちしかありません」と感想を述べました。激闘を振り返り、「チームがひとつになり、全員が同じ目的に向かって走ってくれた。日本一の目標に正面から突き進んでくれた」と話し、「人間としても監督としてもまだまだ未熟だが、私の頑張り、努力が少し報われたかなと思う」と笑顔を見せていました。
 
 そして「プロとして大切なのはファンに感動を与えること。ファンを魅了する野球にさらに尽力したい」と、これからも最高のパフォーマンスを見せてくれることを約束していました。
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