ヴェネツィアでヴィヴァルディを聴く

 

世界中から観光客が訪れる水の都ヴェネツィア。

最近では、あまりに増え続ける観光客を抑えるため、入島税が徴収されるようになったとか。

私も何度かヴェネツィアに訪れたことがあります!

 

そんなヴェネツィア、バロック時代の大作曲家ヴィヴァルディの故郷としても有名です。

 

Antonio Lucio Vivaldi(1678~1741)

ヴェネツィア出身の作曲家、ヴァイオリン奏者、司祭など。

ヴァイオリン協奏曲『四季』の作曲家としても有名

 

 

私はヴェネツィアで、司祭であったヴィヴァルディが教鞭もとっていたOspedale della Pietà(病院、孤児院、音楽院などを備えた慈善機関で、現在はホテルなどになっているそうです)に隣接しているSanta Maria della Pietàで、ヴァイオリン協奏曲『四季』を聴きました。

 

ヴィヴァルディ作曲『四季』の一部↓

 

 

 

 

ここでは、観光客向けに毎日小さなコンサートが開催され、大勢の観光客がポップスやロックのライブを聴くように歓声をあげ、体を動かす観客も(笑)約300年前に、この地でヴィヴァルディの音楽が生まれたのか…と想いに浸ると共に、本場ヴェネツィアで聴いた『四季』はとても躍動感あふれるもので、超絶技巧を好んだ当時の人々は、それこそ現代のポップスやロックを聴くように体を動かし、高揚しながら音楽を楽しんだのかもしれない、とも思いました。日本でクラシックを勉強していると、「はみ出す感覚」が薄れてしまっていたかも…! もっともっと自分の音楽を表現していいんだ! と勝手な感想を抱きました。ヴェネツィアを訪れることがありましたら、ヴィヴァルディの音楽を体験してみてはいかがでしょうか?

 

次はヴィヴァルディのオペラを紹介します(^^♪

 

 

 

Santa Maria della Pietà(サンタ・マリア・デッラ・ピエタ)↓