食事のあとは眠くなりますか?

誰でも少しくらいは眠くなると思うのですが、すごく眠くなるとしたら、食後の血糖値が急上昇しているからかもしれません。

 

わたしもかなり眠くなってしまうほうです。

そこで、食事の前にイヌリンを摂るようにしました。

 

イヌリンとは菊芋やチコリーなどの植物に含まれる成分です。

糖質の吸収を抑えることにより、食後血糖値の上昇を抑えるとされます。

また、ビフィズス菌の餌となるため、腸内フローラを整える効果もあります。

 

食事の30分くらい前に飲むようにしているのですが、以前ほど眠くならなくなりました。

味はほんのりと甘味がありますが、コーヒーやみそ汁に入れても気にならない程度です。わたしは水に溶かして飲んでいます。

食後、眠くなる方はお試しください!

 

 

 

 

 

 

みなさん、今日はどんなお昼を食べましたか?

自分は事務所の近くのお弁当屋さんで買った牛すき焼きカレー(700円)にコンビニで買ったコロッケをトッピングしました。

いつもは600円のお弁当なので、今日はちょっぴり豪華版でした。

 

ところで、じょがべんってご存じですか?

女学生の弁当を略して、じょがべんと言います。

これは自分の好きなものを一番最後まで残す食べ方です。

女学生という言葉じたい死語に近い今、こんな言葉を使う人はいないと思います。

 

むかし「ドカベン」という野球の漫画がありました。

本来は大盛弁当の意味なのですが、これももはや死語ですね。

 

ディスコだとか、アベックだとか、時代によって死語になってしまう言葉も多く存在します。

逆にがっつりだとか、ほっこりだとか、昔にはなかったような言葉が使われていたりもします。

言葉も生き物なんですね。

小説家としては言葉選びに慎重にならないといけません。

死語だなあという言葉や、逆に昔はなかったなあ、という言葉って何か思いつきますか?

あったら、ぜひ教えてください。

 

 

 

 

 

 

だいたい、一日に12時間以上は机の前に座っています。

称して、机の前星人。

その机は小学生の時に親から買ってもらった学習机です。左上に見えるのは知る人ぞ知るZライト。博物館なみに古いものを使っています。

忙しいときはこの机で食事も済ませます。

机の奥には現在書いている小説に関連した文献を並べています。

過去と繋がっていたいとの思いから、江戸時代の古銭なんかも置いてあったりします

電卓は計算ドリル付き。書き始める前の脳の活性化に使っています。

熊の置物は百均で買った携帯置きですが、執筆の際は携帯を遠ざけています。

 

 

辞書はコンパクトサイズの岩波国語辞典と類語辞典を置いていますが、難語や英語は電子辞書を使用しています。

古い型ですが、十分すぎるほどの機能を持っています。

 

 

最近、買ってよかったなあ、と思ったのは左下のマグカップの下にあるカップウォーマー。今まで冷めるのが嫌でさっさと飲んでいたコーヒーがじっくり飲めるようになったのはとてもよかったと思います。値段も高くないし、興味を持たれた方は購入をおススメします。

 

 

 

 

You know,I’ve been scared since Mom dead.You know,too scared to train horses...too scared to be let you grow up. You forgive your old man.

(ママが死んでから、俺は馬を訓練すること、お前が大人になることを恐れすぎていた。俺を許してほしい)

 

 

「レーシングストライプス」は「ベイブ」(1995年)のスタッフが製作した動物を主人公にした映画です。

声の出演としてダスティン・ホフマン、ウーピー・ゴールドバーグ、音楽にスティング、ブライアン・アダムスの書下ろし曲をキャスティングするなど豪華なメンバーになっています。

 

「ベイブ」のワールドワイドの興行収益が2億5400万ドルで、この「レーシングストライプス」が9000万ドルなので、まあまあの検討ぶりをみせます。

しかし、日本では、吹き替えにストライプス役に田中麗奈を起用し、島谷ひとみの曲をイメージソングに持ってくるなどしましたが、あまり評判になることもなく、興行成績も振るわなかった作品です。

 

ストーリーに目新しさはないものの、各所にパロディも盛り込まれ、ジョークも冴え渡り、気楽に楽しめる内容です。

なぜ、日本で全然ヒットしなかったのか首を捻ってしまいます。

 

ストーリーは「ベイブ」と「シービスケット」を足して2で割ったような内容です。

シマウマのストライプスが競走馬になりたいという夢を抱き、ついにダービーに出場し、優勝する、というスポ根ものの王道ストーリー。

 

冒頭の台詞は馬の調教師である父親が娘に告げる言葉です。

娘が危険なジョッキーになることを決意し、迎えたダービーの当日。

父親はやはりジョッキーだった亡き妻のレーシングユニフォームを娘に与えながらこの台詞を口にします。

多くの父親は娘が大人になることを恐れます。自分の届かないところへ行ってしまうような気がするのです。実際その通りなのですが、子が親離れするように、親も子離れしなければなりません。

このシーンを観て、ぐっと来てしまったのは、自分が親目線になっているからです。

 

同じ映画でも自分が置かれている環境が変化すると、見方が驚くほど違って来るものなんですね。

 

 

 

レーシングストライプス予告編

 

レーシングストライプス(原題:Racing Stripes)

2005年・米

監督:フリデリック・デュショー

出演:ブルース・グリーンウッド

   ヘイデン・パネッティーア

声の出演:フランキー・ムニッズ

     ダスティン・ホフマン

     ウーピー・ゴールドバーグ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回に引き続き、人工甘味料について取り上げます。

今回は、

 

アセスルファムK

 

です。

 

アセスルファムKはアセスルファムカリウムの略です。


またもや、渡辺雄二さんの「買ってはいけない調味料 買っていい調味料」(だいわ文庫)から引用します。

アセスルファムKですが、これは自然界に存在しない化学物質で砂糖の約200倍の甘味があります。しかし、犬にアセスルファムKを0.3%及び3%含むえさを2年間食べさせた実験では、0.3%群でリンパ球の減少が、3%群ではGPT(肝臓障害の際に増える)の増加とリンパ球の減少が認められました。つまり、肝臓や免疫に対するダメージが心配されるのです。また、妊娠したネズミを使った実験では、胎児に移行することが分かっています。

どうやって製造するのか調べてみると、独立行政法人 農畜産業振興機構のHPが見つかりました。

砂糖以外の甘味料について

HPから引用させてもらいます。

アセスルファムKは、酢酸由来のジケテンと塩素安定剤(水泳用プールなどに使用)や酸やニトリルの洗浄用に使われるスルファミン酸、水に溶かすと硫酸になる三酸化硫黄から合成される、オキサチアジノンジオキシド誘導体の一つで、1967年にドイツ゚で発見されました。

ちなみに、ジケテンとは、ケテン(ケテンは目および呼吸器に対して刺激性を有する。とくに肺にまで吸引してしまった場合は、数時間後に肺気腫を引き起こし死亡に至る危険性がある)という有機化合物から作られたもので、刺激性のある有毒な液体です。用途としては製紙の調整剤、殺虫剤、防腐剤などに使われます。

もうここまで調べたところで、毒性があるとか、ないとか以前の問題として、こんなものは口にするべきではないと強く思いました。
前回、毒抜きして食べる毒キノコのことについて書きましたが、元来、身体にとって毒になる成分をふんだんに使って「でも毒抜きしたから大丈夫」という主張はまるで本末転倒です。

さらに驚くべき事実もあります。
かつて、日本ではアセスルファムKを発明国であるドイツから輸入していましたが、現在では中国品の割合が半数以上になっています。
アセスルファムKは製造途中で発がん性のある塩化エチレンを使用しますが、中国品では混入や残留が否定できないというのです。

前回、登場いただいた國近先生の「院長のひとりごと」を再び引用します。

現在、アセスルファムKはすべて輸入されています。以前は開発国のドイツからの輸入が多かったのですが、最近は価格面で優位の中国からの輸入が増えてきています。原産国での製造工程については、ほとんど分かっていません。したがって、不純物の混入・残留などについてもチェックもされていません。

食品に関してはさまざまな情報が錯そうしています。
本当に正しい情報はどれかなんて、なかなか分かりません。
ですが、危ないものには近づかないほうが賢明なのではないでしょうか。
 

 

 

 

 

 

 

現代は健康志向で、カロリーオフだとか、カロリーゼロという食品に人気が集まります。

甘味は従来、砂糖がその役割を担っていたのですが、昨今では人工甘味料が多用されるようになりました。

その中でも代表的なのが、スクラロースとアセルファムKです。

特に飲料水では、入っていない製品を探すのが大変なほど多くの製品に使用されています。

この代表的な人工甘味料の安全性について調べていました。

 

スクラロース

砂糖の200倍の甘さを持つとされます。

WHO食品添加物専門家会議で、毒性はなく、安全とされています。

日本でも日本食品化学振興財団の調査を経て、厚生労働省により認可されています。

だからといって、完全に安全と言っていいのでしょうか?

 

スクラロースがカロリーにならない理由は下記の通りです。


消化器官で吸収されず、そのまま排泄されるのでカロリーになりません。
もちろん毒性はありませんが、体内に吸収されないのですから、万が一、毒性を含んでいても身体に悪影響を与えません。


ここでふたつに分けて考えたいと思います。

➀本当に毒性はないのか
②本当に体内には蓄積されないのか

まず、毒性について見てみます。

スクラロースは、一言で言い表すと、有機塩素化合物です。
有機塩素化合物とは、農薬や殺虫剤に使用されるもので、かつて話題になったダイオキシンなども有機塩素化合物となります。
もちろんスクラロースが農薬やDDT、ダイオキシンと同じ毒性を持っているわけではありませんが、その毒性については完全には払しょくしきれていないというのが実のところのようです。
「買っていい調味料 買ってはいけない調味料」(渡辺雄二・だいわ文庫)によると、

妊娠したウサギに体重1kgあたり0.7gのスクラロースを強制的に食べさせた実験では、下痢を起こして、それに伴う体重減少が見られ、死産や流産が一部で見られています。

とあります。

 

これに対して日本食品化学振興財団は、

 

ウサギは、低吸収性で浸透圧活性を示す物質に敏感であり、非特異的な形で下痢を起こしやすい。

として、この試験に使う動物には適切ではない、としています。

さらに日本食品化学振興財団は、

50,000ppm(5%)の用量で、脾臓及び胸腺のリンパ濾胞の萎縮が認められた。また、30,000ppmの用量において雌では赤血球の減少が見られた。

とあります。しかし、「これらの所見を裏付ける変化は、病理組織学的には認められず、毒性学的意義は乏しい」としています。

 

次に、ほとんどが体外に排出されるという点を見てみます。同財団によると、

 

排泄に関しては、種によってばらつきがあるもののおよそ60~90%が糞中に排泄される。残りの10~30%は尿中に排泄

 

とあります。

あれ、糞中60%、尿中に30%では、10%はどこへ行ったのだろうと思います。


つまり、ほとんどが体外に排出されるのは事実ですが、わずかな分量は体内に蓄積されるのです。

この話を聞いて、毒キノコとフグのことを思いだしました。
長野県では、ベニテングダケなど猛毒のある毒キノコを塩漬けして毒抜きして食べるそうです。
毒抜きのノウハウは確立されていて、安全とのことですが、たまたま行った長野県の農家の御主人が「食べてみろ」とキノコを出されたら、食べますか?
自分だったら食べません。
スクラロースは、元来は毒である塩素化合物を毒抜きしたようなものに感じます。

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人は安全性が保証されていないものに対しては不安を抱き食べないものです。
ではなぜスクラロースのような人工甘味料は安心して口にするのでしょうか。
それはみんなが食べているからです。
またスクラロースの安全性は公的機関により証明されています。
だから安心なのです。
ですが、本当に安全なのでしょうか?

もうひとつ例を引きます。
金沢市周辺ではフグの卵巣を塩漬けで毒抜きして食べます。
もちろん、フグの卵巣も猛毒ですが、塩漬けすることによって毒が抜けるのです。
こちらはかなりポピュラーで土産物屋さんでも珍味として売り出されています。
Amazonや楽天でも売られています。
こうなると、安心。
疑いもなく、食べることができます。

毒抜きしていても毒キノコは危険で、フグの卵巣は安全だ、といっているわけではありません。
言いたかったのは安全性への認識は誘導できるのではないか、ということです。
間違った方向に行かないために公的機関による認証があるのではないか、という反論もあるでしょう。
それについては、次回で述べます。

ここまで書いていて強力なHPを発見しました。
札幌でくにちか内科クリニックを経営されている國近啓三院長の「院長のひとりごと」というページです。
目から鱗が落ちるようによく分かります。
ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

生島ヒロシ氏が冠番組「生島ヒロシのおはよう一直線」を突然降板させられたのは、本年1月27日のことです。

降板理由としては、

①友人から送られた不適切な写真をラジオスタッフに送り、女性スタッフから大変不愉快との指摘を受けた。

②生放送中、思わずスタッフに対して当たりがきつくなってしまった。

の2点だそうです。

 

重大なコンプラ違反があったための降板だそうですが、どうしてここまで大問題になってしまったのでしょうか。

個人的な意見を結論から言うと、今回の問題は、生島氏の感覚のずれと時代のタイミングが悪い点でジャストマッチしてしまったことから起こった事件だと考えています。

 

私は「おはよう」のリスナーでもなかったし、生島氏についてもほとんど知らないので、生島氏の本を3冊購入し、氏の考え方を知ろうと思いました。その中から印象に残った部分を書き出してみます。

購入したのは下記の三冊。

 

「ご機嫌な老活 やっぱり生涯ずっと面白く働いていたい」(2013.日経BP)

「70代現役!「食べ方」に秘訣あり(2022.青春新書)

「70歳からの「貯筋」習慣(2023.青春新書)

 

人はやはり、面白くて、うれしくなるような、意義のある仕事をし続けられるのが理想だと思います。ご機嫌な老後とは、仕事も続け、若者を元気づけ、誰かのために行動し、すると自分も元気になるという生き方。元気は、仕事から湧き出てくる。

 

僕は、日本の若い人たちにも、失敗してもいいから、まずは「行けー」と声をかけたいと思っています。

 

僕は、会社を経営していて、スタッフの生活がかかっているという誇りとストレスがあります。自分が軽はずみな行動をして、担当している番組をなくしてしまうといった行為はできません。

 

芸能界の価値観はめまぐるしく変わるので、僕も含めて、この業界にいる人は常に求められる価値を高めておく必要があります。

 

アメリカで学んだ最も大きなことは、自分の身は自分で守る、でした。この外国での独り暮らしで「自助努力、自主判断、自己責任、自己防衛」が絶対的に必要だということを思い知らされました。

 

アナウンサーは職人芸です。

 

電話するほどではない。メールではちょっと重い。そんなときにちょうどいいのがLINEです。

 

最年長の僕が「物言い」をつけると現場の雰囲気が重くなるので、スムーズな進行のために監督の指示にはきちんと従います。

 

SNSを見る限り、生島氏の態度を高圧的、態度がでかい、という人が多いと聞きます。

ですが、本当にこんなことを書く人が高圧的で単に態度のでかいだけの人だったのでしょうか。

当然ながら、文章や書く内容には人格が出ます。

生島氏は自分では飾らない態度、フランクな態度を取っているだけと考えていたのではないでしょうか。

 

生島氏は人気がピークだったころに不動産に手を出し、10億円の借金を背負ってしまいます。そこから不屈の精神でリカバリーした猛者。自分に絶対の自信を持っていると思います。話が独善的になる傾向があるのは仕方ないことでしょう。

 

また、生島氏は芸能プロダクションの社長を兼務しておられました。

生島氏はラジオ番組をひとつの会社、自分を社長のような存在と考えていたような気がします。

「怒っているのではない」「いい番組を作ろうとして厳しい言い方をしているだけだ」という考えがあったのでしょう。

 

しかし、ラジオ局の社員は生島氏の会社の社員ではありません。

もしかすると、逆に生島氏を使ってやっている、と考える者もいたかもしれません。

若い人が多いと思われる現場では、ジェネレーションギャップによる考え方の違いが顕著です。この違いに目を遣ることなく、唯我独尊の態度を取ってしまえば、反発を招くことになります。若い人が、年寄りの経験談に基づいた説話を好まないのは今も昔も変わりありません。

 

もうひとつ、役職定年後のサラリーマンなら共感してもらえると思いますが、自分が役職を降りても、退社しても、会社は変わりなく動いていきます。

ラジオ番組も生島氏の冠番組がなくなっても、普通に続いていくものです。

しかし、生島氏は自分を「余人に代えがたい」存在だと思っていた節があります。タレントとしての自分の「大物度」を図り間違えていたのです。

 

このような感覚のずれと、フジテレビ問題という悪いタイミングが重なって今回の生島氏問題は起きてしまったのでしょう。

同じく昭和に生まれた者として私自身、反省する点は多いです。

 

前回は借金という大きなマイナスからのスタートでしたが、今回はゼロからのスタートです。生島氏にはぜひもう一度、復活してもらいたいと願っています。

 

もっとも強いものが生き残るのではなく、もっとも賢いものが生き残るのでもない。 唯一生き残るのは変化できるものである(ダーウィン)

 

正義が虚でも貫き通せば実となる。

 

今回は2024年公開の日本映画「八犬伝」からのピックアップです。

滝沢馬琴の書いた「南総里見八犬伝」と聞いて、自分の世代だとNHKの人形劇「新八犬伝」を思い出す人も多いのではないでしょうか?

坂本九さんの歌う主題歌で「いざとなったら珠を出せ! 勇気があふれる不思議な珠を」のフレーズは今でも耳に残っています。

 

その南総里見八犬伝が2024年に戻ってきました。

観た後の感想は「なんとも不思議な映画だなあ」というもの。

里見八犬伝のストーリーと作者・滝沢馬琴の姿が交互に描かれるという複雑な構成となっています。

 

八犬伝の場面はCGを駆使した映像に迫力があり、登場人物もデフォルメされていて面白味があります。

ですが、この映画では友人である葛飾北斎のほのぼのとした友情を基軸とした馬琴の創作への姿勢がメインとなっています。

 

馬琴は「戯作など世の中の役に立たない」と自問自答しながら、勧善懲悪のストーリーも単なる作り物ではないか、と悩みます。

鶴屋南北と口論になる場面はこの映画の名シーンだと思います。

南北は「悪い者が勝ち、正義が負けるのが現実の世の中。勧善懲悪など絵空事だ」と喝破します。

馬琴は南北の説を認めながらも「そんな世の中だからこそ、戯作の中では勧善懲悪が必要なのだ」と反論します。

しかし、心の中では南北の説が正論ではないか、と思う気持ちがずっと居座り続けます。

冒頭の台詞は、正義は小説の中にしか存在しない虚空に過ぎなくても、書き続ければ現実のものになる、という意味です。

まさしく、その通りだと思います。

たしかに悪が勝つ世の中かもしれませんが、誰かが正義を叫ばないと、正義そのものが滅びてしまいます。

いろんな考えの小説家がいて当然ですし、独りよがりかもしれませんが、自分も小説の中では微力ながらも正義を叫んでいきたいと思っています。

 

八犬伝公式HP

 

八犬伝(2024年・日)

監督:曽利文彦

出演:役者広司

   内村聖陽

   寺島しのぶ

原作:山田風太郎

 

 

 

 

 

 

先日、東京からマジシャンのフローレンス亜紀さんが来訪されたので、名古屋のマジックバーをご案内しました。

フローレンス亜紀さんは、実力と女性らしい独自の世界観を兼ね備えたマジシャンで、現在は主に東京赤坂のマジックバー「サプライズ」にゲスト出演されておられます。

サプライズ」は和妻(日本古来の手品)にも積極的に力を入れている上口龍生さんのお店です。

上口さんとは古い付き合いで、雑誌で対談したこともあります。

 

 

名古屋では知られたマジックバーだと6店舗あるのですが、今回は龍生さんにも関係が深い二軒に行きました。

 

まずは、名古屋駅から徒歩圏内にある

 

「HATENA」(はてな)

 

東海地方を中心にタレントとして活躍しているくるわ大介さんのお店です。昼はランチのお店、夜はマジックバーになります。

お店に入った亜紀さんは開口一番「明るい!」という感想を漏らしました。

マジックバーは一般的に照明を落とした雰囲気なのですが、HATENAは普通に明るい照明です。

これは大介さんのこだわりだそうです。

ファミリーでも気軽に入れる雰囲気です。

しっかり食事もできます。

料理に飲み放題を付けて、4,500円はかなりお値打ちです。

サラダから始まり、タコのカルパッチョや串カツ、手羽先、鉄板スパゲッティと盛りだくさん。

タコは日間賀島、串カツのカツや手羽など具材にもこだわりが見えます。

 

 

そしてメインのマジックは、大介さんと澤博隆さんのクロースアップマジック二本立てとなります。

大介さんのマジックは人柄の良さをあらわすかのような昔ながらのほのぼの系で観ていて癒される感じ。

対して澤さんは音響効果を駆使した独特のマジックで矢継ぎ早に演じられる演目に圧倒されます。

特に最後のカードマジックは亜紀さんもとても感心していました。

 

 

次にお伺いしたのが、亜紀さんと同じく「サプライズ」にも出演されていたノーヴ・ハッセル・アベさんの

 

ABEBA」(あべば)

 

こちらは新栄のフィリピンパブとホストクラブが乱立する地にあります。

ハッセルさんはスチームパンクの衣装で時間を操るマジシャンという世界観を構築されています。

見掛けは怪しげですが、とてもいい方です。

この日は時間がなかったこともあるし、旧知の仲ということで、マジックはやらず、からくりドールさんのメンタルマジックの話で盛り上がりました。

メンタルというよりは、ジョークマジックの一種なのですが、とても面白い話でした。

 

 

亜紀さんが、次の日は朝早くから仕事で大阪へ移動とのことで、この日は早々と解散しましたが、とても楽しい一日でした。

 

亜紀さんが目ざとく見つけた「よみにくいあひるのこ」

 

HATENA

愛知県名古屋市西区那古野2丁目16-12

TEL:052-551-5155
LUNCH:月〜金 11:30-14:00 (L.O 13:30)
MAGICBAR : 月〜土 19:00-24:00(L.O 23:00)

定休日:日曜日・祝日

*円頓寺商店街の名古屋寄りにあります。夜は不定休の場合がありますので、予約をお勧めします。ある程度の人数がいれば、日曜に開けてくれることもあります。

 

ABEBA

名古屋市中区栄4-9-26 大東ビル 3D 

21:00~LAST 不定休

 

 

 

「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」を観ました。

根っからの悪人でもないし、ヒーローでもない等身大のトランプ氏を描いた面白い作品です。

 

以前、青島幸男氏が東京都知事になった時は驚きましたが、それよりも驚いたのが、ドナルド・トランプ氏がヒラリークリントン氏を破って大統領になったこと。

さらにそれよりも驚いたのは、再選してまたもや大統領に返り咲いたことです。

 

そのトランプ氏の若き日から実業家として名を成すまでを描いたのが「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」です。

アプレンティスとは馴染みのない英単語ですが、弟子といった意味です。

弟子はトランプ氏を指します。

では師匠のほうはというと、弁護士のロイ・コーンという人物です。

この映画はこの子弟コンビの結びつきを中心に描いています。

 

トランプ氏というと根っからの富豪をイメージします。

確かに金持ちの家に生まれています。

父・フレッド・トランプ氏はトランプ・ビレッジというマンションを7000万ドル掛けて建設していますから、相当な資産家であったのは間違いないところです。

ですが、そのマンションは高級とはいいがたいものだったようです。

映画では家賃を集金して回る若き日のトランプ氏が描かれます。

半分しか払ってもらえなかったり、煮えたお湯を掛けられそうになったりもします。

その姿は富豪のイメージとは遠くかけ離れています。

 

映画だと、若い日のトランプ氏は、まじめで内気な青年として描かれます。

それがロイ・コーン氏により、変わっていきます。

コーン氏のモットーは、①攻撃②自分の非を認めない③勝利を主張し続ける、の三点でした。

現在のトランプ氏の考えそのものです。

 

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ですから、タイトルのアプレンティス=弟子というのはよく考えられたタイトルだと思います。

 

コーン氏を演じるのはジェレミー・ストロング。

見事な演技です。

冷徹な男が病魔に犯され、弱気になりつつも、最後まで強気な態度を貫こうとする場面など、すごい演技だと思います。

もちろん、トランプ氏を演じたセバスチャン・スタンの演技も素晴らしいです。

特殊メイクも施しているのでしょうが、段々、現在のトランプ氏にそっくりになっていくところなど、驚くばかり。

 

実のトランプ氏は上映を阻止しようとしたと言いますが、この映画を観ると、意外にストイックなトランプ氏像が見えてきます。

トランプ氏は酒もタバコもドラッグもやりません。

ただ痩せ薬としてアンフェタミンを常用していました。

それでも痩せずに外科手術を受け、次いでに頭頂部の禿を隠す手術も行っています。

アンフェタミンの副作用として医師から勃起不全を告げられるも「それはいいが、痩せないのが問題だ」と即座に答えます。

妻から「ハゲ!」と言われてブチ切れていたりもします。

自己愛が非常に強い性格なのでしょうが、快楽におぼれるタイプではなさそうです。

医者からスポーツを推奨されても「エネルギーの無駄遣い」と言い切っているし、趣味は仕事という人なのでしょう。

 

一度は関係を切ろうとしたコーン氏との仲ですが、コーン氏がエイズに罹って死期が近くなってきたとき、トランプ氏は再び連絡を取ります。

別荘に招き、コーン氏の誕生日を祝います。その際にダイヤモンドのカフスをプレゼントします。しかし、そのカフスを見たトランプ氏の最初の妻であったイヴァナは即座に偽物だと見抜き「それは安物のジルコニウムよ」と教えます。

コーン氏は最後までコケにされて憤然と席を立つのですが、いかにも「金持ちはケチだ」という風説を実践しているようなトランプ氏のエピソードでした。

 

 

「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」オフィシャルサイト