2/15㈮、平日にもかかわらず、白山市松任地区 NY様邸新築工事現場にて、

 

構造内見会が開催されました。

 


 

この平日に?、、



なんと本日の「お客様」は、金沢にあるKIST・金沢科学技術専門学校 建築学科 の2年生の皆様。

 

 

 

先生2名と一緒に、今年から就職先の建築会社で学ぶであろう工程の一部を熱心に見学されていかれました。

 


 

わずか2年の、しかも机の上での勉強だけではなく、実際建築現場の社会を体感させてあげたい、という先生の想いに応えて、われわれ大工さん含め現場はなるべく平常の光景で対応させていただきました。

 


 

建築現場はヒト・モノ・流れ・・・細部にわたって途轍もない項目が目白押し。また、よく「現場は生き物」と言われる所以、どれだけ細かなところに気付いてもらえたか、

 




 

しかしながら、今日こうして「足を運んだ」、「実際に観た」、自身で行動を起こしたこと、それだけで将来に向けて今日は大きな第一歩になったのではないでしょうか。

 

 

 

今日みなさんが一歩足を踏み入れた現場は、お施主様・設計者・施工者、の3者が永い年月を全力で打合せをして理想の住まいを実現する、ほんのひと過程ですが、

 

 

 

その裏には、言葉ひとつ・釘1本・図面1枚・ゴミひとつ・そのときの音や風、、、すべてに意味があるのです。

 



 

先生の描く図面寸法には、ミリ単位のさらに小数点第二位という鉛筆の線より細い数字まで明記されていますが(笑)、

そのようなものにこそ大きな意味合いがあり、すべてが関連してくる、ということも

 


 

体感いただけたことと思います。

 

 

 

今日、みなさんにご来場いただけて、大工さん含め私も、とてもハッピーになることができました。

 

 

 

建築業界の高齢化は非常に激しい。しかしある程度経験しないと評価されない世界。どうかこれから末永く「建築」を続けて下さい!

とにかく続けること!継続こそ力なり!

 

 

 

みなさん、先生方、ありがとうございました!

 

 

 

そして、今回ご協力いただいたお施主様NY様、本当にありがとうございました!きっとみんなは日本を背負う建築家になると思います!

 


 

最後に、金沢科学技術専門学校のみなさんへ。

これで、今回の見学だけで、お施主様との「縁」ができました。この現場の近くを通っただけで、「あっ、あの時の、、、」、と必ず想うようになります。

建築と『縁』、は、切っても切り離せない深い関係なのです。「人が創り出す縁の魅力」に今もオッチャンは憑りつかれています(笑)






木村製材のオッチャンともこれで縁ができましたよ!白山麓で仕事がしたくなったらいつでも面接に来て下さいね😀