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羽咋市 T様邸、合板類は一切使用しません。
通常、床の仕上げの下には『捨て貼り』と呼ばれる面材が使用されますが、その利便性と性能から、そこには合板類が使用されることが多いのですが、T様邸では仕上げ材料の厚みを増して、その代用としました。

材料はもちろん、石川県の県木『杉』です。この柔らかなそして吸い付くような肌触りは大変気持ちのいい素材です。
デメリットもございますが、自然素材活用住宅を企画されたT様には、そのことも十分に理解していただいております。

いろんな皆様にも体感していただきたいなぁ~、といつもながら施工風景を見ながら考えておりました。

材料のクセを見抜いた職人さんが施工するからこそ、この味わいが達成されるのです。『普通』では、きっとこの『味わい』の半分もお客様には伝わらないのだろうなぁ~、そして自分が悩むのだろうなぁ~、とか考えながら、片道2時間の帰路についていました。


当社の職人さん、みんな一流です。


私の大切な『財産』です。


ありがとうございます。