今週末ご提出の御見積書作成の一服がてらに、ブログを書きます。
いよいよ白山市 T様邸 新築工事の建方の日が近づいてまいりました。
今日は現場に除雪部隊も出動して、きれいすっきりになりました。
前回ご紹介した墨付加工風景を、さかのぼってもう一度ご紹介したいと思います。
まずは、土台の継手、鎌継。
男木と女木を組んで、上下方向と引っ張りの力に抵抗してくれます。さらに、男木の根元部分に
「目違い」を入れることによって、木材の収縮などによる「ねじれ」にも抵抗してくれます。
大工さんが「刻む」とこんなことが出来ます。
そして、蟻継。
シンプルに見えますが、引っ張りの力には大きく抵抗してくれます。
ただやみくもに手の込んだ継ぎ方ばかりが良いとは言えません。木造軸組の構造は、その場所
その場所に応じてその継ぎ方は決定されます。
そこにかかるであろう「力」に抵抗するように組まれているのです。
どうぞご興味ある方は、ぜひ T様邸の施工中にご見学ください。
なお、建方日は後日、当ブログにてお知らせいたします。
ご連絡、お待ちいたしておりま~す。
(有)木村製材 建築部 木村公一
TEL : 076-255-5316
e-mail : kimura01@asagaotv.ne.jp
ありがとうございます。