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この記事はインターン生による
活動報告です。
日々の活動、感じたことを
書いております。
ただいま試行中です。
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 8月27日と28日の2日間に行われた全員協議会を傍聴させていただきました。遅くなりましたが、傍聴して思ったことを綴らせていただきます。

 

 

 

 私はこの全員協議会で扱われた6月18日7時58分に発生した大阪府北部地震を実際に経験しました。7時58分は通学中の時刻でしたので電車に乗っていました。電車はちょうど震源地の近くを通っており、大きな揺れを感じました。今までこれほど大きな地震を直接経験したことはなかったので非常に怖かったことを覚えています。

 

 

 

・全員協議会全体を通しての感想

 議員が問いかけてその問いに理事者が答えるという構成で全員協議会は進んでいきました。全員協議会予想していた以上に形式的でした。私は反論が飛び交う議場を想像していたため、議場の淡々と質疑応答が進んでいく様子に驚きました。それぞれの議員の質疑に30分が与えられ、その間は発言している人が数人と限られていたため、その他の出席者が存在する意義が薄れているのではないかと感じました。

 木村議員にそのような感想を伝えると、全員協議会で議員の方々が話すことは公の発言として議事録に残るため、その場での思いついた発言が飛び交うのはふさわしくない、多くの議員はおよそ1週間前から入念に準備しながら原稿を作っていると教えていただきました。また、委員会では議員同士の活発な議論が行われていることを教えていただきました。

 このことを教えていただいて、ある程度形式的になるのは仕方がないとは思いましたが、やはり全員協議会はせっかく多くの議員の方々が集まる機会であるので、議員の方々が前もってそれぞれ原稿を読み込み、全員協議会当日は議場にいる人同士で議論を交わすべきだと思いました。その場での話し合いが行われたらよりよい対応策が生まれるはずです。そのために、全員協議会で使われる原稿は文書化して事前に全体に配布するのはどうかと考えます。

 

 

 

・全員協議会の中の話で興味を持ったところ、気になったところ

 枚方市市民会館大ホールについての話が印象に残りました。大阪北部地震により、枚方市市民会館大ホールの天井等が損傷し、安全に使用することができなくなったそうで、今のところ、大ホールは平成31年6月末まで使用中止になっています。全員協議会では使用中止の期限が長すぎるのではないかと主張する議員の方もいらっしゃりました。大ホールは様々なイベントのために利用されるそうなので、それらのイベントがすべて中止になってしまうことは市民の方々の生活の質の低下につながると私は思います。そのため、私も使用中止の期限が長すぎると感じますが、修繕のためには税金を使用するので簡単には修繕が進んでいかないことも理解できます。他の場所の代用などいろいろな策を講じて、市民の生活の質の向上が実現すればいいなと思います。

 

 

 

・全員協議会の傍聴を通して学んだこと

 人をひきつける発言の仕方を学びました。全員協議会では発言する人の原稿の読み方が多様であり、原稿を見ながら語調を変えずに読み上げる議員の方もいればある程度暗記して大事な場面では語調を強める人もおられました。

 全員協議会はおよそ12時間と長時間であったため、傍聴していて集中力が切れてしまうことがありました。そのような中、やはり、語調を強めたり、話す速度を適宜変えたりしている方の話は理解しやすかったため、集中して聞くことができました。また、全員協議会が終わっても内容まで詳しく覚えていたのは話し方に工夫がされていた議員の方の発言でした。話す内容の質と相手に伝わるかどうかは別の問題なのだと分かりました。私がインターン活動に参加したいと思った理由に「人に自分の考えを分かりやすく伝える方法を知りたい」というものがあったので今回学べたことにより、インターン活動の大きな成果が1つ増えました。

 

 

 

・気づいたこと

 女性議員が多いと感じました。数人の議員に話を聞くと枚方は女性議員の割合が他の議会に比べて多いだろうと教えていただきました。しかし、日本の人口では女性がほぼ半分を占めているにもかかわらず、議場では女性がまだ半分を占めてはいません。また、理事者には女性が少なかったです。私が女性と言うこともあり、女性の立場のより一層の向上のために、この先、もっと女性議員や女性の理事者が増えてほしいと思います。

 

 

 

 今回、自分の名前や住所などの基本情報を紙に記入するだけで全員協議会を傍聴できることが分かりました。しかし、そのような簡単な手続きであっても、私たちインターン生以外に傍聴していた人は2,3人しかいませんでした。確かに、私たちインターン生は疑問に思ったことをすぐに議員に質問することができますが、市民の方と議員の距離は大きいと思います。議員との交流会などが議会の度に開催されたら、もっと市民の方が政治を知ることきっかけになるのではないかと思いました。

 

 

 

ここまで、読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)公式サイト
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