8月2日は都市行政問題研究会第108回総会に議長の代理として参加しておりました。

 

 

都市行政問題研究会というのは、
人口が25万人以上の都市で構成されています(任意)
現在枚方市を含めて77市が加入しています。

協議案件としては、

(1)平成29年度の決算について

(2)平成30・31年度調査研究テーマについて(案)

(3)今後の運営について

(4)その他

で、その後にブログのテーマにもさせていただいた、

「我が国の観光・インバウンド等をめぐる諸情勢」

というタイトルで、

観光庁 観光戦略課長の秋田未樹氏の講演を伺いました。



インバウンドという言葉はよく聞きますが、

枚方市という場所柄そこまで意識していなかったですが、市場規模や、観光客がリピートする時に東京・大阪・京都・札幌といった主要観光地から、それ以外の場所に広がっていることなども踏まえて、枚方市としてもこの訪日外国人観光客の増加をどのように活かしていくかを考えていくことも大事だと感じます。

 

賛否あった出国税も今後の観光基盤の強化にも使われていくということです。

 


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観光立国の意義
・成長戦略の柱
・地域の発展の鍵
・国際社会での日本のパワー
・自らの文化・地域への誇り


人口減少時代において伸びる産業を作らないといけない

という文脈から。





訪日外国人旅行者数の推移
2003年にビジット・ジャパンを開始して、
2013年に年間100万人超え
2017年は2800万人
2018年はこのままのペースなら3000万人超え?



アジアからの旅行者が多いので欧米も取り込んでいきたい。


世界の中で比較すると、
トップはフランス8200万人
2位はアメリカで7700万人
アジアで1位は5900万人(世界4位)
日本は2016年の数字なら世界で16位、アジアでは5位。
2017年の数字なら世界で11位、3位。

 


訪日外国人の旅行消費額は2017年で4兆4162億円。
一人当たりの消費額は153921円




外国人消費額4兆4000億円は製品別輸出額と比較すると、
自動車、化学製品、について3位。




ホテルの建築工事額も伸び、化粧品や日用品(爆買いされるもの)のメーカーが工場の増設等をしている。


訪日外国人に人気の日本製品は輸出額も増加。


リピーター数も近年増加し1700万人を突破。
リピーターほど地方に訪れる割合が高くなる。
(1回目は東京・京都・大阪・北海道など)
またリピーターほど1回あたりの消費額が大きい。


観光庁の職員もここ10年で100人程度から300人に増員。


観光ビジョン実現プログラム2018(新たな目標値)




この目標を達成するための施策


・出入国審査をスムーズにするための顔認証ゲート
・訪日プロモーションの強化、欧米豪を対象に。
・地方空港においてLCCの就航、直行便
・ビザの戦略的緩和
・魅力ある公的移設の公開・開放
 赤坂・京都迎賓館の一般公開、カフェの建設

 

 


いわゆる出国税について。

 

出国税で得た財源は以下のことに充当していくということです。


空港の環境整備にも使われますが、地域の観光資源の整備にも充てられるということです。


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どれくらいの予算規模?
400~500億。
外国人60%、日本人40%


出国日本人への課税の是非?
日本人も恩恵を受けるもの(wifi)が多いので日本人も対象にした。

地方の観光基盤にも振り分けていく予定か?



この財源は観光庁の全体のどれくらいか?


新たな観光資源の開拓
・ナイトタイムの活用

 

 

 

 

 

 

 

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関連でいうとこのニュース。

大阪城公園のたこ焼き屋がめちゃ儲けてたけど納税していなかったという話。

 

脱税はしてはいけないですが、それだけ儲かっていたということですからね。

 

 

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余談ですが新幹線で移動した際、駅で芸能人を見かけました。迷惑になるのでもちろん声掛けはしてません。

 

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