先日点検が終わった枚方市内の学校園のブロック塀について、今後の対応をご報告いただきましたので、共有いたします。

 

 

学校園のブロック塀で既存不適格の箇所は39箇所あり、速やかに撤去し、今後現行法に対応する構造物に作り替えていく。

また、その他の公共施設のブロック塀については8月末までに対応いていくということです。

 

 

 

 

■ブロック塀の点検状況(先日の全員協議会の資料より)

 

 

■教育委員会(枚方市)からの報告

大阪北部地震の発生に伴い、市が所管する学校園施設にあるコンクリートブロック塀のうち、現在の建築基準法の規定に合致しない32学校園39ケ所について8月末までに対応工事を行う。あわせて、損傷した教室棟などの復旧工事についても
今後、具体的なスケジュールを詰めながら進めていく。また、学校園に限らず、他の公共施設のコンクリートブロック塀についても同様に8月末までを目指し対応工事を実施する。

詳細
・学校園の点検は、地震発生から2日後の6月20日と21日の2日間に実施した。
ブロック塀があるのは小学校32校・中学校14校・幼稚園3園で点検総数は78ケ所。
塀の高さや壁の厚さ、控壁の有無、ひび割れやぐらつき、道路際に設置されているかどうかなどを調査した結果、現行の建築基準法に合致しないコンクリートブロック塀が32校園で39ケ所あることが分かった。

・これらのブロック塀については、いずれも即座に倒壊など周辺に影響を及ぼすものではないが、通学路に面しているものもあり、子どもたちの安全確保を最優先に考える必要があることから、39ケ所全てについて速やかに撤去し、現行法に
合致する安全な構造物に造り変える。

・学校園については教室棟などの損傷もあることから、子どもたちができるだけ早期に元の安全・安心の学校生活が送れるよう、校舎など施設の復旧工事も同時に進める。具体的なスケジュールについては今後詰めていく予定。

・学校園のほか92の市公共施設についても調査しており、コンクリートブロック塀のある33施設のうち現行法に合致しない13施設についても学校園同様、8月末までの対応工事を実施していく予定。

・さらに、民間施設の現行法に合致しないブロック塀についても、補修等の工事費用に対する助成制度の創設を検討していく。




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さて、死者を出すこととなったブロック塀の問題については速やかに対応していかないといけないのはもちろんのこと、それ以外にも災害対策という観点から、水道管の耐震化、道路橋梁の長寿命化、耐震化なども順次進めていかなければなりません。地震とは少し離れますが、ゲリラ豪雨対策なども。




こういうところにもお金がもちろんかかります。

 

右肩上がりで税収が伸びていたころには、容易に対応できたことでも、財源のことを考えるとなかなか厳しい状況が続きますので、今こそ、どういうところにお金を使うべきなのか、そのためのお金はどこからどのようにして負担していただくのか、を議論しなければならないのかもしれません。

 

増税はやむを得ないとは思っています。しかし、増税は望ましいものではないのもわかりますので、できるところから税金がこれ以上かからないようにしていかなければなりません。

 

 

 

 

 

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枚方市議会議員
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