この記事はインターン生にまとめてもらいました。

 

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「自然と共生し、美しい環境を守り育てます」について、以下の二つの質問をしました。

 

①みどりのプラットホームづくりについて

②可燃ごみ広域処理施設の整備について

 

【要約】

 

①みどりのプラットホームが継続的に活動するためには、新たな担い手を増やす工夫が必要で、活動のきっかけづくりとしてポイント事業との連携などは非常に有効だと考えるとしたところ、滞¥シカに有効だと考えるが、みどりのプラットホームの自立運営以降の体制も見据えて考えていきたいとのことでした。

 

また、どのようにみどりと健康について連携を図りながら取り組みを進められるかと聞いたところ、現在、本市でさまざまな活動に積極的に取り組まれている方を対象に、インタビューなどの基礎調査等を行っているところ。健康分野との連携は前向きに検討していくとのことです。

 

②穂谷川清掃工場の後継となる施設は、平成32年度から、設計・造成・建設工事に着手し、当初の予定通り35年度中には稼働させる予定だそうです。

 

処理能力について疑問があります。

現在、枚方市の第3プラントが200t/日、京田辺市が80t/日、合計で280トンの処理能力を持っていますが、その後継施設として計画されている新清掃工場の168t/日の処理能力は、あまりに小さいのではと聞いたところ、布団や雑紙類の資源化、4Rの取り組みにかかる啓発などを実施し、必ず減量目標を達成できるよう進めていく、との返答でした。

 

 

【質問】

自然と共生し、美しい環境を守り育てる施策のうち、みどりのプラットホームづくりについてお尋ねします。

「みどりのプラットホーム」が継続的、発展的に活動するためには、一人でも多くの市民を巻き込み、新たな担い手を増やす工夫が重要です。

そこで、活動のきっかけづくりとして、例えば、これから進めようとされているポイント事業との連携などは非常に有効だと考えますが、新たな人材を掘り起こす手法について、どのようにお考えかお聞かせください。

 

【答弁】

 

「みどりのプラットホーム」での活動が今後、継続的、発展的に展開されるためには、新たな担い手の確保は非常に重要だと考えております。そのため、新たな人材の掘り起こしについては、さまざまな分野と「みどり」が連携して取り組みを展開することにより、これまで「みどり」単体では関わることのなかった人材の取り込みを考えております。

なお、ポイント事業との連携につきましては、活動のきっかけづくりとしては有効な取り組みだと考えますが、これから実施に向けての検討を進める中で、みどりのプラットホームの自立運営以降の組織体制も見据えて課題整理を行い、有効性を見極めていきたいと考えております。

 

【質問】

 

発展しつづける組織づくりのためにも、新しい担い手の発掘は重要な課題です。「みどりのプラットホーム」は自立運営する組織ということではありますが、市の課題として念頭において取り組んでいただきたいと思います。

つづいて、昨年度の代表質問において、我が会派の池上議員より「みどりのプラットホーム」で、どのように「健康」と連携した取り組みを進められるのかお伺いしたところ、「現在「みどり」と「健康」が連携できる取り組みについて様々な事例を踏まえ調査・研究している」との答弁をいただきました。

そこで、現在の進捗状況、及び、今後どのように「みどり」と「健康」について連携を図りながら取り組みを進められるのかお聞かせください。

 

【答弁】

 

現在、みどりのプラットホームでの取り組みの方向性を検討するに当たり、市民ニーズを把握するため、本市でさまざまな活動に積極的に取り組まれている方を対象に、インタビューなどの基礎調査等を行っているところです。

「みどり」と「健康」の連携については、例えば園芸療法の一環として、福祉施設等と連携した花壇づくりなどが考えられますが、みどりのプラットホームでの活動は、構成メンバーが自ら企画、実践していただくものであるため、現時点で取り組み内容を確約できるものではありません。

しかしながら、「健康」分野との連携は大切だと考えておりますので、プラットホーム事業での実施可否に関わらず、庁内連携について前向きに検討してまいりたいと考えます。

 

【要望】

 

みどりが人の健康に与える効果については、エビデンスも明確になっていますので、是非とも積極的に庁内連携を図りながら進めていただきたいと思います。

また、「みどりのプラットホーム」の自立運営以降について、ある程度の行政との連携は必要だと考えますが、引き続いての事業費の支援などは行わないように意見しておきます。

 

 

【質問】

 

現在、枚方京田辺環境施設組合において、事業を進められておりますが、京田辺市、枚方市の2市合同事業ということで、前回の東部清掃工場建設時に比べると役所と少し距離感があるように感じられます。

先日、環境影響評価方法書を京都府知事に提出をされ、縦覧・意見募集をされているところと聞いております。

事業は、順調に進んでいるとの報告は受けておりますが、今後の予定について改めてお尋ねします。

 

【答弁】

 

現在、枚方京田辺環境施設組合において、京都府環境影響評価条例に基づき、調査や評価等の方法を定める環境影響評価方法書の手続きが進められています。このあと、約1年をかけて環境調査が実施され、その結果を踏まえ、準備書や評価書の手続きを完了させたのち、平成32年度から、設計・造成・建設工事に着手し、当初の予定どおり平成35年度中には稼働させる予定で進められています。本市といたしましても、引き続き、事業が円滑に進むよう、京田辺市とも連携を図ってまいります。

 

【質問】

 

「当初の予定通り平成35年度中には稼働」とのことです。

昨年も可燃ごみの処理トン数については当会派の議員から質問をし、担当部長から一定のご答弁もいただいているわけですが、現在、枚方市の第3プラントが200t/日、京田辺市が80t/日、合計で280トンの処理能力を持っている状況です。

その後継施設として計画されている新清掃工場の168t/日の処理能力は、あまりにも小さく思えます。

再度、168t/日の処理能力で大丈夫だというところを、市長からお願いいたします。

 

【答弁】

平成29年度の年度末を迎え、事業系ごみについても一定の減量効果が見られてきており、家庭系ごみの減量と合わせて、着実に減量が進んでいるものと認識しております。引き続き、可燃ごみのさらなる減量に向け、4Rの取り組みに係る啓発、布団や雑紙類の資源化、事業所から排出される一般廃棄物の分別指導の徹底や資源化の啓発など、具体的な減量効果のある事業を実施し、必ず減量目標を達成できるよう進めてまいります。

 

【要望】

 

「必ず、減量目標を達成できるよう進める」とのご答弁を頂いたところなのですが、168トンという厳しい数値目標の中で平成35年には実際の建物が完成してしまうわけです。

以前から申し上げている枚方市の事業系ごみの処理手数料の問題等も含め、早急で着実な対応が必要だと考えます。

また、財政的な観点から言えば、先日、枚方京田辺環境施設組合で西宮市に視察に行かれたとのことですが、西宮市の東部総合処理センターは、280t/日の処理能力を持ったストーカー式焼却施設で、建設費が約110億円とのことで、時期的な関係もありますがかなりのコストダウンとの印象です。

一般的に清掃工場については、毎年の運転、メンテナンスにかかる維持管理費用も大きな財政負担となります。様々な手法を視野に入れ、後年度の負担を少しでも減らす努力を強く求めておきたいと思います。

 

 

 

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