この記事はインターン生にまとめてもらいました。

 

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「メリハリのある人事給与制度」について、質問しました。

 

 

【要約】 

人事評価制度で課題と感じるのは、評価ランクのうち、下位評価である「B」評価の比率が低いこと。適正な評価がされているのかが不安です。

 

また、非管理職については上位評価である「S」評価を受けても昇給しません。やる気につなげるという観点では昇給も考えていくべきで、市長の考えを聞いたところ、非管理職員の昇給に関しては、一部反映するとしているが、そのためには評価制度のより一層の成熟が必要であるとのことでした。

 

 

 

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【質問】

 次に、メリハリのある人事給与制度について、お尋ねします。

職員の人事・給与制度については、平成29年度から人事行政制度調査審議会を設置し、メリハリのある人事給与制度の構築に向けての審議を進め、先日の総務委員協議会において、中間答申についての報告がありましたが、その内容は、給料表にメリハリをつけるという給与制度に関する改善・改革に対する提言となっていました。

その答申の結びには、「今後は、勤務評価等の人事制度についても課題・検証を行う」と書かれていました。

 

人事評価制度については、我が会派では様々な課題を感じており、これまでから質問や要望をしてきましたが、現状の大きな課題と感じておりますのは、評価ランクのうち、下位評価である「B」評価の比率が非常に低いと感じられることです。

 

一般論として、通常の組織で評価を行えば、下位評価となる割合はもう少しあるものと思われますので、本市において適正に評価を行っているのであれば、下位評価の比率がもっと高くなるのではないかと考えますが、見解をお尋ねします。

 

また、現在、非管理職については上位評価である「S」の評価を受けても、昇給には反映していないとのことです。

 

確かに、入職後、間もない職員に対して給与に差を設けていくのは、それほど必要ではないのかもしれませんが、例えば、非管理職でも監督職である4級の係長くらいになれば、職務・職責もそれなりにあると思いますので、そのような職員の評価を昇給に反映していくことも、さらなるやる気にもつなげるという観点では有効だと考えますが、今後、非管理職員に対する昇給反映していくという考えはお持ちなのか、市長の考えをお聞きします。

 

 

 

【答弁】

メリハリのある人事給与制度について、お答えします。

 

人事評価につきましては、総合評価制度に基づき絶対評価で行っているところですが、例えば、顕著な業績を挙げた職員や果敢にチャレンジした職員などについては上位の評価をし、逆に奮起を促したい職員については、人材育成の観点から下位の評価とするなど、評価者である管理職の更なる意識の向上を図っていきます。

 

非管理職員への昇給反映につきましては、今年度の評価結果から一部反映することとしておりますが、能力や実績に応じたメリハリの利いた人事管理をさらに進めていくためには、制度に対する公平性、透明性、納得性のさらなる向上など、評価制度のより一層の成熟が必要であると考えています。

 

今後も引き続き、頑張った職員が正当に評価・処遇されることにより、頑張ってよかったと実感し、さらなる「やる気」につながる人事評価制度の構築に向け、審議会のご意見も参考としながら、取り組みを進めていきたいと考えています。

 
 

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枚方市議会議員
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