この記事はインターン生にまとめてもらいました。

 

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これからどういう市にしていくんですか?という趣旨の代表質問です

 

 

 

①現状認識と今後の方向性について

 

②「定住人口の確保、出生率の増加を目指します」について

 

 

 

 

 

①市長は「危機感」という言葉を冒頭で使用しているが、どの程度危機感を持っているのかが不明瞭である。

 

市政の現状をどのように認識しているのか、また、今後の方向性はどのようなものか。

 

取組みの成功のカギは市長のリーダーシップにあるのではないか。

 

 

 

②今後の取り組みにより、定住人口の確保や、出生数の増加を目指すとされているが、具体的にどのような目標を持って、取り組んでいくのか。

 

改定した総合戦略の内容だけでは効果は期待できない。少子化対策だけでもまだまだほかに有効な施策はあるのではないか。

 

 

 

 

 

などをうかがいました。

 

 

 

 

 

 

 

【質問】

 

 

 

まず始めに、(1)枚方市政に対しての現状認識と今後の方向性について、お伺いします。

 

 

 

 伏見市長の任期として実質の最終年度となす平成30年度においては、持続的に発展し続けるまちを実現できるよう、より一層の危機感を持って取り組むと冒頭で述べられました。

 

 

 

 しかし、どのような成長戦略をもって枚方市を持続的に発展させていくのか、そして、どれくらいの危機感をもって取り組んでいかれるのか、なかなか見えてきません。そこで、まず、枚方市政の現状として、どのような認識をお持ちなのか、あわせて、今後の方向性についてお伺いします。

 

 

 

 

 

 

 

【答弁】

 

 

 

枚方市政に対しての現状認識と今後の方向性についてお答えします。

 

 

 

本市の人口動態の状況を見ると、社会動態については、ここ数年1000人前後の転出超過という社会減で推移していたものが、平成28年は712人、平成29年は347人と年々その幅が縮小してきています。一方で自然動態については、死亡数が出生数を上回る自然減の状況が続いています。

 

 

 

そのような中、平成28年度普通会計決算では単年度収支が2億6000万円の赤字となり、今後も少子高齢化の進展などによる市税収入の減少や社会保障費の増加など、財政状況はますます厳しくなっていくと考えています。こういった認識のもと、より一層の危機感を持って行財政改革を推し進めることで、まちを持続的に発展させる取組みを進め、だれもが生涯にわたって安心して暮らせるまちを実現し、定住促進、人口誘導へという好循環に発展させていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

【要望】

 

 

 

2回目以降の質問と要望をさせていただきます。

 

 

 

まず、枚方市政に対しての現状認識と今後の方向性についてです。

 

 

 

国としての持続性すら危うくなると言われている。いま、人口減少社会に対応した効率的かつ効果的な社会システムを再構築することが喫緊の課題ですが、他市においても「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、その実現に向け、積極的に取り組んでいます。

 

 

 

将来を生き抜く自治体経営を行うことの出来る独自の体制を確立し、効率的かつ効果的な対策を一刻も早く取り組まなければなりません。

 

 

 

市長は、将来へ布石を打つための独自の取組みを一刻も早く進めて行くことが求められるが、その取組みを成功させる鍵となるのは、やはり市長のリーダーシップに尽きます。

 

 

 

市長は、効率的かつ効果的な対策をスピード感を持って取り組んでいただくよう要望しておきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【質問】

 

 

 

(1)定住人口の確保、出生数の増加を目指します」についてお伺いします。

 

 

 

「子どもを安心して産み育てられるまち」、「子どもが確かな学びを実感できるまち」を今後の主眼において取組むことにより、定住人口の確保や、出生数の増加を目指すとされていますが、具体的にどのような目標を持って、取り組んでいかれるのかお尋ねします。

 

 

 

 

 

 

 

【答弁】

 

 

 

次に「定住人口の確保、出生数の増加をめざします」について、お答えします。

 

 

 

人口減少や少子高齢化が進む中にあっても、本市の魅力を高め、さらに選ばれるまちとなるために平成28年に策定した「枚方市まち・ひと・しごと創生総合戦略」における、平成32年の将来展望のとおり、まずは社会増減ゼロや国・府が示す合計特殊出生率に近づけていきたいと考えています。そのため、総合戦略の改訂を平成29年度中に行い、シティプロモーションをより戦略的、効果的に展開しながら、目標の達成に向けて各施策を推進していきます。

 

 

 

 

 

 

 

【質問】

 

 

 

次に、「定住人口の確保、出生数の増加をめざします」についてお伺いします。

 

 

 

「まずは社会増減ゼロや国・府が示す合計特殊出生率に近づけていきたいと考えています」との答弁ですが、その一言に市長をはじめ行政当局の危機感の無さが表れています。

 

 

 

この改定をした総合戦略に市長選挙の時の市長が訴えた思いは何処に盛り込まれているのか。

 

 

 

市長は「総合戦略を改定し、シティプロモーションを展開し各施策を推進します」との事ですが、今の方針では、枚方の少子化対策の抜本的な強化は測れません。

 

 

 

市長が目指す、「子育てしやすいまち」「定住人口の確保」「出生率の増加」の効率的かつ効果的な対策を一刻も早く取り組むのか、市長の見解をお尋ねします。

 

 

 

 

 

 

 

【答弁】

 

 

 

次に「定住人口の確保、出生数の増加をめざします」についてお答えします。

 

 

 

 子育て世代から本市がさらに「選ばれるまち」となるために、子育て環境、学校教育の充実を図る新たな取り組みとして、平成30年度から第3子以降の保育料の無料化、多子世帯の子ども医療費自己負担額の軽減、英語教育の充実、結婚新生活支援に係る補助金額の上乗せなどに取り組みます。今後もさらに多くの方に枚方に住みたい、住み続けたいと思っていただけるよう、本市の魅力を高める有効な施策をスピード感も持って推進すると共に、私自身によるトップセールスで本市の取り組みや魅力を積極的に発信していきます。

 

 

 

 

 

 

 

【要望】

 

 

 

「本市の魅力を高める有効な施策をスピード感も持って推進すると共に、私自身によるトップセールスで本市の取り組みや魅力を積極的に発信していきます。」との答弁をお聞きして、市長のトップセールスに期待したいところではありますが、この3年間の市長の動きを見ていますと、本当に期待をしていいのか、少し不安に感じます。

 

 

 

また、転出超過数は少し減っているところではありますが、出生率の増加についてはいまだ伸びなやみ、全国平均も大阪府平均も下回っています。

 

 

 

改定した総合戦略の内容も拝見しましたが、これだけでは効果は期待できません。例えば、今回の改定で第3子の保育料の無償化が入っており、一歩前進はしているとは思いますが、市長の公約は第2子の無償化だったはずです。あくまでも今のは一例ですが、少子化対策だけでもまだまだほかにも有効な施策はあります。

 

 

 

市長は、効果的かつ効率的な少子化対策に取り組み、早期に具体的な成果が上げていただくよう、要望します。

 

 

 

 

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