先週実施された、各委員協議会で、
個人的なトピックを随時ブログにアップしていきたいと思います。
4つ目はメリハリのある人事給与制度について。
(まだまだ続きあるのですが全部アップできるのか・・・?)
公共施設マネジメントの取り組みの続きです。
関連時期です。
公共施設マネジメントとは?
ざっくりいうと、建物はどんどん老朽化していく。
維持管理も大規模改修も必要。
そのためのお金が必要。
また、税金を投入して作ったからには有効活用していくべき。
利用率の低いところや、空きが発生しているのであれば、利用率を上げる、空きを他の用途にも転用していく。
これからの人口減少時代を考えると税収も少なくなり、施設も人口が多い時に比べれば必要性が薄くなってくる。
というような流れの中で、
施設の統廃合、維持管理費用の平準化、有効活用・転用
を考えていくというものです。
そのためには、
施設の状況等を個別に把握しようということで、
各施設の情報をまとめた、施設カルテを作成しました。
↓例えばこんな感じになっています。
一番上の施設にしただけで特に意図はありません。
↑収支も入っていますね。
平成26年度は工事の費用が膨らんでいるので特殊ですが、
27年、28年のところを見ていただくと、毎年4~5000万円の赤字。
この施設に関わらず、どの公共施設もほとんど赤字です。
赤字だからこそ公共が運営してるという側面もあります。
ですので、赤字だから直ちに悪いというわけではありません。
どう有効活用していくか、公共施設全体の中でどういうあり方にしていくか、についての前提資料になると思います。
暗い話ばっかりしてもよくないのですが、
持続可能な自治体運営・財政運営のことを考えると、
この問題も避けて通れない話です。
枚方市のこれからの財政状況の見通しに沿うと、
●長寿命化+延床減少
●改修を30年→35年に。
●更新を60年→70年に。
●延べ床面積を人口減少率にあわせて減らしていく。
(延べ床面積が最終的に約3割減)
ことによって、
維持管理費が70億円/年→50億円/年になり、
今まで使っている額と同じでお金的に大丈夫。
という見通しを立てております。
技術革新でこのような心配をしなくても大丈夫になる可能性もありますし、そうなっていくといいですね。
とはいえ、
基本は施設の集約化、複合化の方向に進めていくべきだと思っております。
関連時期です。
こちらもあわせてご覧ください。
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枚方市議会議員
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