気になるニュースです。


 

保護者持ち帰りだった使用済みおむつを

保育施設の方で回収するように変えるということです。

 

認可保育園の紙おむつ、区が回収へ 東京・豊島

東京都豊島区は子育て環境の向上に取り組むため、4月から区内すべての認可保育施設で出た使用済みの紙おむつを回収する仕組みを整える。区によると同様の事業は全国でも珍しいという。

保育所で使ったおむつ、持ち帰るの? 衛生上の問題は
 5日発表した2018年度一般会計当初予算案に1293万円を計上。各施設には専用のバケツを置き、委託業者が週3回、回収・処分するという。区内の認可施設は103カ所あり、すでに独自に同様の取り組みを行う私立保育園もある。

 使用済みのおむつは施設が保管後、保護者が持ち帰るケースが多い。区内の保護者から「お迎えの後すぐに買い物に行きたい」「衛生面で気になる」といった声が上がっていたという。

 区は昨年4月時点で待機児童ゼロを達成。18年度も認可保育所を10カ所増やす。高野之夫区長は「ゼロを維持するため、今後も保育の質の向上に取り組んでいく」と話した。

 

 

 

昨年話題になったこの本でも主張されておりました。

 

私も、会社員時代の友人から薦められ読んでいた本です。

読書感想ブログ書いていませんでしたが、

 

 

枚方市の場合、こちらのページから

公立13園、私立43園合計56園

 

小規模保育施設

公立2つ私立6つ合計8つ

 

で合わせても64施設なので、

 

回収・処分の単価が豊島区と同じなら、

700~800万程度で実施できそうできそうですね。

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

枚方の場合、担当課に詳細確認したところ、

公立保育所の話ですが、

・布おむつか紙おむつとおしりふきを持ってきてもらう
・子どもごとにかごに入れておく。
・使って→大が出た場合は汚物処理荘に入れる。

・その後おもつはビニール袋に入れて持ち帰りいただく。

 

となっており、要するに、

おむつは持ち帰りになっているということです。


 

フランスは・・・の筆者の高崎さんもコメント。

 

 

 

ちなみに、『フランスはどう・・・』の本には

それ以外にも、

フランスでは・・

紙おむつは保育所で回収している

保育所における保護者負担は最低限に

無痛分娩が広がっている

男性も産休を取っている

助産師が父親のサポートも行う

フランスは日本より家政婦を雇うことが一般的で近所のおばさんにちょっとお願いするという、気軽なワークシェアが行われている、週1・2回程度で月1.5万円程度、

子育ては大変だという認識があるいい意味で「親の育児能力」に対する期待が低い

 

戦後最低の出生率は1993と1994の1.66、無痛分娩が全額保険負担になってから(1994)出生率は1995から回復し(1.71)、無痛分娩がお産の8割に達した2010年には出生率が2.00が超えている(安易に直接の相関を見ることはできませんが)

 

妊娠判明から出産までの8カ月の無料の医療ケアが充実

 

保育園でおむつ・エプロン支給

 

 

フランスの保育園は子どもが健やかに発育するところであると同時に、保護者の負担を軽減するところ

 

保活が日本よりも厳しい、

その分保育所以外の受け皿もある(シッターなど)

 

所得税から保育経費を特別控除する制度(クレディ・ダンポ)

 

 

===

など、実際にフランスで子育てした筆者の方の体験を交えて描かれており、非常にヒントが多い内容となっております。

 

子育て支援にはお金もかかりますが、

(私はもっと子育てにお金をかけるべきだと思っておりますし、

 そのために行財政改革をずっと主張しています)

このような細かい部分の変更の積み重ねも

子育て支援につながっていきそうですね。

 

 

 

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枚方市議会議員
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