今日は神山町の取り組みを伺いに京都まで行きました。

 

 


 

午前中はちょっとだけ天の川とんど祭りの様子を見に行きました。

→別記事にします。

 

 

どういうまちにしていくか

というのを覚悟をもって示して行動していくというのは大事ですね。

 

 

最初からワークインレジデンスではなかったけど、

やっていくうちにワークインレジデンスの考えに至った、

など、一方で、最初にはゴールが見えていなくても、

進んでいけば見えてくるというのもあるなと感じました。

 

この道をいけばどうなるものか。

 

●思想を伝える

●可能性が感じられるまち

 

というあたりを考えていきたいと思います。


 

 

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グリーンバレー大南さん

シリコンバレーはもともと農村地帯だった。
スタンフォード大学の教授が教え子を起業させる、のちのHP


神山はどこにでもあるまち。
シリコンバレーのように創造的な人材が集まれば変わってくるのでは。
最初の10年は何も起こらなかった。(変化が顕在化しなかった)

小さな成功が積み重なってできることが増えていった。
ふるさとテレワーク、お試しサテライト。総務省。第二、第三の神山町を作ろうということで。

2015年12月地方創生の計画を考えるときにこれまでのやり方をガラッと変えた。

過疎地。雇用がない仕事がない。
移住者が呼び込めない。
仕事を持った移住者、仕事を創り出す移住者を呼び込む。

何人増やすか、モデル世帯を考えて、具体的に落とし込む。
最初は空き家を活用。現在は空き家が枯渇して集合住宅を作っている。

IT・デザイン外車など16社サテライトオフィス。、
阿波銀行も
日本のポートランド、イノベーティブシティ
消費者庁の移転も神山町で試験的に。


1991 アリス里帰り推進委員会

1992 神山町国際交流協会
↓   徳島県がとくしま国際文化村プロジェクト←住民目線の手案
1997 国際文化村委員会


環境:アドプトプログラム
芸術:国際芸術家村(アーティストインレジテンス)→移住する人が

作品が残っていってアートウォーク


隠された図書館。
本を寄贈した人だけが入れる図書館。
1生3冊。


ア―トによるまちづくりの二つの手法
1見学に訪れる観光客→著名な芸術家の作品を集める。
2政策に訪れる芸術家→滞在満足度を上げ場の価値を磨く。
その時に光ファイバー
WEBサイトがいるのでイン神山

ワークインレジデンス
仕事を持った人、創り出してくれる人を誘致
まちの将来に必要と考えられる働き手、起業家を逆指名。
→まちのデザインが可能に


2010年SANSANを起業した須磨さんが神山町にオフィス。

プラットイーズ
20年間空き家になっていたところを改修。20数人の新規雇用。
若者にとって魅力的な雇用。行政の補助金ゼロ。



サービスを作り、農業が潤う
農業が潤えば景観が守られる、
景観が守られると観光客が増える
観光客がサービスを求める。
という地域内経済循環。


地域に帰ってくるには、
可能性を感じられるかどうか。



アイデアを他人事ではなく自分事として実行できる人をワーキンググループに。
コアチームは町長、役場職員、大南さん(有識者会議)がお墨付きを与える。

プロジェクトの中間発表会をやると、「私がやる」と実行組織までできる。
誰がやるというのが決まっている。


すきな場所に「て」を加えて、すてきな場所にする。
行動が大事。




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●フリクションをどう解決してきたか?
人形の里帰りした人たちは30~40代。若い人達だった。
その中でまちのポジションを上げていった。商工会議所会頭など。



●逆指名、大家さんとの調整をどうしていたのか?
共感してもらう賛同してもらう状況を作っていく。


●総合戦略の作り方が特徴的。
議論に入れなかった人たちからの反発はなかったのか?

ワーキンググループはU50
2040年の時に現役の時で頑張る人に選んだということで、
マイナス意見はなかった。


●アートインレジデンスの方が、ワークインレジデンスよりも先だった理由は?
結果論、
こうしたらこうなる、っていう話はできない。
なぜワークインレジデンスという言葉が出てきたかというと、
西村さんが作った。
移住者が欲しい、でも移住者は仕事がない。
でも今アートインレジデンスやってるけど、仕事に変えたらうまくいくんじゃないかという話になって。


自治体との関係。

●NPOや住民と自治体との関係
説得はしない、納得してもらう
自分事にするというのが大事。
80歳のおばあちゃんがサテライトオフィス入ってきても何も意味がないといってる。
おばあちゃんのお孫さんが働く。そうするとつながりが出てくる。
そういうのを一人一人増やしていく。
気づきが重要。気づき始めた住人が少しずつ増えてきた。

町の中のレストランに70歳の人がワインを飲みに来始めた。
ワインを飲んだら、その店の人が潤うというのがわかってきた。


本物があることが大事
田舎に来ると本物がわかる。
本物を見つける






人を呼び込むのに近道はないと思うが、
思想を伝えることが大事。
どういうふうに物事に向き合うか。

無線LANも費用対効果を考えるのではなく、思想を伝えるためのツール。
グーグルと同じようなことを考えてる人がいるというのを伝える。

 

 

 

 

 

 

ところで、立命館の朱雀キャンパスというところに行ったのですが、二条駅から徒歩5分もかからずキャンパスにつきました。

 

アクセス至便でした。

 

その後枚方市に帰りjpスタッフと面談?議論?

それぞれ別の人ですが2日連続で3時間ほどしゃべりました。