この質問は行政からの広報物が
さらに改善できればという想いでの質問です。
何のためにその広報物を作るのか、
誰に、何を知ってほしいのか、
それを見た時にどうしてほしいのか、
などを考えていただければ、
もっと素晴らしい広報物になると思います。
「デザイン、クリエイティブはセンスだ!」
とおっしゃる方もいると思いますが、
最低限の部分はロジック、規則がありますので、
(ポップ体使わないとか、ワードアート使わないとか)
せめてその部分は抑えていただければと思います。
また、専門人材を採用するとか、
地元のデザイナーなどの民間とコラボして協働で進めるのもいいと思っております。
それと合わせてSNSのチャネル拡大も提案しております。
今枚方市は
ツイッター、FBの2つをしております。
LINEとインスタも提案しております。
LINEとインスタについては私もやっていないので、
来年には始めようかとも考えています。
【質問】
市の施策やイベントなどのPRについては、広報ひらかたやホームページへの掲載のほか、チラシや冊子などの広報物を各課が作成しているようですが、それらを拝見していますと、いかにも行政が作ったデザインで、内容も伝わりにくいようなものが多く見受けられます。
広報物の制作には当然ながら時間と費用がかかっており、それにかなうものでなければならないと思います。
内容が伝わる効果的な広報物とするためには、情報発信に関する全庁的なスキルアップが必要と考えますが、そのような取り組みは行っているのか、お伺いします。
【答弁】
市の広報物についてですが、全庁的な情報発信力の強化は、本市の大きな課題と捉えています。現在、広報アドバイザーからさまざまな提言を受けるとともに、担当部署とアドバイザーが直接相談できる機会も設けているほか、情報発信リーダーや広報担当者を対象に、情報発信の基本となる考え方などの研修を行っているところでございます。
また、広報課では、庁内で「頼れる広報課」を目指し、各課からの情報発信に関する個別相談に応じており、今年度はチラシの作り方や効果的なPR方法についてなど、今年度において現時点で15件の相談に対応しております。
【質問】
まず、市の広報物について、スキルアップの取り組みは始めているとのことですが、例えば、実際に広報物を作成する業者やデザイナーと広報課職員が直接オリエンテーションを重ねることができれば、より良いものができるのではないかと思います。
そこで、市の広報物制作を一括して市内のデザイナーに委託することで、クオリティの向上や統一感を図ることができると考えますが、そうした手法は検討できないものか、お伺いします。
【答弁】
市の広報物は現在、各担当部署で制作しております。議員お示しの手法につきましては、他の自治体での事例もございますが、必要性や費用対効果といった点について検討が必要と考えます。
本市としましては、まずは職員一人一人のスキルアップや全庁的な情報発信力の強化に向け、広報アドバイザーや広報課に相談できる体制を引き続き整備するとともに、情報発信に関する具体的なアドバイスや役立つ情報をまとめた広報課作成の「庁内報」を発行するなどの取り組みを進めてまいります。
【質問】
一括した委託が難しいとしても、例えば、だれに向けて何をするのか、どうしてほしいのか、などの項目を網羅した統一したオリエンシートのフォーマットを作成して全庁的に使用すれば、業者にどのようなことを伝えなければならないかについて、職員も整理して考えやすくなると思いますし、事業そのものの意義や必要性などを見つめ直す機会にもなるのではないか、と思いますので、そういったオリエンシートを作成していただくことを要望します。
イベントだけでなく、納税に関するものや特定健診の受診案内など、市民に確実に伝えたい重要なもののPRのためには、お金をかけてでも目的にかなう広報物を作成すべきだと思います。民間と連携することも一つの手段だと思いますので、ぜひ検討していただくよう要望いたします。
次に、広報の重要なツールである、SNSについてお伺いします。
市では現在、フェイスブックとツイッターを利用していますが、広報課がアカウントを管理し、各課から依頼があった掲載内容については、広報課で必要に応じて内容を修正した上で公開しているとのことです。投稿のコメントへの返信は、基本的には行わないルールとしているところで伺っております。
このような運用ルールのため、市のフェイスブックの情報は、お知らせばかりで面白みがないと思っています。アカウントを広報課だけでなく他部署にも開放することで、もっといろんな投稿が自由にできるようにしてもいいと思います。また、リプライも炎上のリスクはありますが、負担にならない程度で行ってみてもよいと思います。
加えて、LINE(ライン)やインスタグラムも重要なツールですが、導入は考えていないのか、お伺いします
【答弁】
SNSは、情報発信力強化の観点から、重要な発信媒体と認識しており、フェイスブックやツイッターについては、より多くのユーザーに反応していただけるよう文章表現や写真の内容などについて、担当部署と協議しながら投稿記事を作成しています。
運用についてご指摘いただいた点や、新たなSNSツールの導入につきましては、今後も検討を進めてまいります。
【意見要望】
ツイッターでは、各課がアップしたホームページの新着情報が自動で投稿される仕組みになっていますが、「○○について」など表題を見ても内容がよく分からないものが多くて、面白くありません。
リンク先にとんでほしいと思うなら、内容がある程度分かるタイトルにしないといけないと思います。また、民間企業のツイッターの中には、びっくりするほど自虐的でユニークなものもあり、多くの人がリツイートして話題にしています。
SNSこそ、柔軟な運用を行うことで最大限持ち味を発揮できるツールなので、さまざまなことにトライしてほしいと要望しておきます。
あわせて、情報発信リーダ―も今は次長(年齢的には50歳以上)がされていますが、若手の職員に権限移譲されてもいいのではないかと思いますのでそういったこともぜひ検討いただくよう要望します。
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枚方市議会議員
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未来に責任
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