あっという間に12月で、

今日から12月議会が始まりました。

 

今日は図書館・生涯学習の指定管理や、自転車駐車場の指定管理などかなり盛りだくさんでした。

 

10時に始まり、昼休憩と15分程度の休憩を挟み17時くらいまでやっておりました。

 

 

私は図書館・生涯学習の指定管理についての

効果を伺いました。

 

指定管理になると、開館時間が1.5倍になるので、

直営で同じだけの時間を開館した場合との比較を伺いました。

 

幅はあるものの1館当たり年間2000万円ということで、

効果はあるといえます。

 

また、分館に配置されていた職員は学校図書館の配置も含めて検討していくという答弁をいただきました。

 

 

 

【質問】

先ほどの我が会派の岩本議員の答弁では、今回の複合全6施設への指定管理者制度導入により図書館の開館時間・開館日数を拡大されるとの事でした。市民サービスが向上することになるのですが、具体的には現状と比較し、どの程度の拡大になるのか、お聞きします。

【答弁】

これまで休館していた月曜日の開館や、月曜日から土曜日までの開館時間を午後9時までにするなどの取り組みで、指定管理者制度導入以前と比較し、約1.5倍の開館時間となり、利用の機会を拡大できるものと考えております。
また、御殿山図書館につきましては、現在5時までの開館であるため約1.8倍の開館時間とするものでございます。



【質問】

夜9時まで開館時間が延びることで、会社や学校帰りの市民などにも利用の機会が広がることは、喜ばしいことであると考えます。指定管理に関していろんな意見があると思いますが、ある市民の方から先行して指定管理を実施した図書館について、「指定管理になってから雰囲気よくなりました。休館日もなく、夜も遅くまで空いているので助かります」という声もいただいております。このように開館時間が伸びる一方で、指定管理料も上がると意味がありません。
指定管理料については5年で総額2200万円とのことですが、仮に直営で同じように開館時間を1.5倍延長した際の経費についてお聞きします。
また、指定管理をすることによって、分館におられた職員は、どうなるのかあわせてお聞きします。

【答弁】

開館時間が延びることで、人件費はもとより、光熱水費などの経費が増加する要因があるにもかかわらず、過年度実績額をもとに算定した提案上限額を下回る指定管理料が提案されており、5年間の総額で約2200万円の効果額を見込んでおります。
仮に直営にて時間延長をした場合でございますが、職員配置の設定方法にもよりまして大きな幅がでることから、あくまでも試算ではございますが、年間1施設約2000万円程度の経費が増額するものと考えております。

現在、分館で勤務する職員につきましては、本市全体的な人事配置の中で検討していくことになります。なお、任期付短時間勤務職員につきましては、学校図書館の充実や読書推進活動を支援するため、平成30年度からの全中学校区の学校図書館への配置も含めた検討を行ってまいります。



【意見要望】

答弁によりますと、開館時間・開館日数が拡大していることを考えると、試算にはなりますが、実質的には、1館当たり年間2000万円の費用削減効果が見込まれるとの事です。
 また、分館に配置されておられた人員の配置についても、学校図書館への配置を踏めた検討を行っていくとのことですので、学校図書館を充実させ、子どもたちの読書活動を支援するために、人材活用をしていただきたいと思います。

複合全6施設への指定管理が導入されても、枚方市は、設置者としての責任を果たす立場から指定管理者を監督することになります。しっかりとモニタリングをし、より高いレベルのサービス提供と市民満足度の向上が図られるよう、民間事業者の提案を引き出すとともに、適切な管理運営ができるよう、市には充分な引継ぎと進捗管理に取り組んでいただき、また中央図書館と分館また、分館同士の連携強化に努めていただきたいと意見させていただきます。
 

 

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枚方市議会議員
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