本日は文教委員協議会でした。

 

今日は10時スタート、12時ころ終了です。

 

 

 

 

今日の案件の概要と質疑の雰囲気です。

質疑の内容は一言一句拾えているわけではありませんが、

雰囲気だけでもつかんでいただければと思います。

 

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(1)今後の市立幼稚園のあり方について

公立幼稚園の入園児が減少。
いっぽうで、保育所の待機児童対策は喫緊の課題。
H30年10月以降に枚方・さだ・田口山幼稚園で余裕保育室を活用した小規模保育事業
国においても来年度から幼稚園のが受け入れ年齢(2歳児)を拡大するための施設改修費用を補助する方針


私立が2歳
公立が3歳になるかも。



H30年3月に
枚方市幼児教育ビジョン(改訂版)策定
枚方知幼稚園の運営・配置実施計画(改訂版)策定

実施期間はH30~34年の5か年。

今回は骨子を説明。


ビジョンの基本方向
・幼稚園教育の充実
・子育て支援の充実
・公立幼稚園等の効果的・効率的な運営及び配置


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Q今後保護者アンケートを実施されるとのことだが。内容の情報共有は?
A要点をまとめたものを公表予定。
Q行政に偏らないように。本来は旧計画期間内の見直しが必要だったのでは?
A今回は今日的な課題に見直すためのもの。
Q前回のは公立幼稚園の廃止のための計画に感じられた。しっかりと議論して理解を進めていってほしい。



Q背景と目的は保護者のニーズが多様化して、公立幼稚園の入園児が減少いているとのことだが。現状の数字は?
A(・・・・時間がたったあと)定員910人4歳445人5歳465人 入園児402人

Q数字はきちんと把握しておくべきでは・・・?
 定員割れをしているという状態が続いていて、長年の課題。

以前の幼児教育ビジョンからのスパンはどう考えているのですか?
Aご指摘の通り、かなりの期間が過ぎている。環境が変わって・・・。
Q答えになってない。なぜ放置していた?
Aご指摘の通り改定の時期が遅れているというのも感じている。改訂の中で盛り込んでいきたい。

Q慌てて突貫工事のようになっている。
 今後公立幼稚園をどう考えていくのか?

A前回のビジョンは21年に作られて5年間の計画期間。国の環境の変化。急激な入園児数の減少。

Q幼児教育ビジョンをどういうスパンで考えていくのかも示していただきたい。




(2)東部公園野球場における夜間照明設備設置後の管理運営について
午前8時から午後6時までを改正後は午前8時から午後9時まで。
夜が3時間延長。


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Q夜間照明を使うと施設料金と証明の料金を払うことになると思うが、暗くなってきたら払っていなくてもつけてくれる?
Aシステムでの申し込みは前日。当日は王仁公園への管理事務所への電話。
Q当日急に暗くなったら払いに行かないといけないといわれても。突然は・・・。
中の池と王仁公園ではプリペイドカードがあるとのことだが。

(非効率ですね、ネットで申込できるようにしておけばよいと思います)



Q利用率向上に結び付けていただきたいと思う。現状の利用率は?
A土日90%平日を含めると53.8%
Q利用率向上に向けてどの担当課がどうやっていたのか?
Aスポーツ振興課。今までは午後6時までだが、照明で午後9時までになるので利用率が上がる見込み。
Q歳入と歳出がそれぞれ350万円という根拠は?
A夜間照明、週3の利用があると見込んで350万。
Q管理は?
A体育協会に委託している。
Qややこしい。公園の部分は土木部。野球場は教育委員会から体育協会。
市民からしたらどこにどう連絡したらいいのか?
巨額の予算を通じているのに・・。

A一定の整備は終わるけどこれで終わりではなくソフト事業を展開して、縦割りじゃなく相互の連携を緊密にしていきたい。

Q窓口一元化くらいしてもいいんじゃないか。

(ちなみに体育協会からシルバーに再委託しているとのこと)





(3)中央図書館山田分室の廃止について

H30年3月で閉館。

今後は待機児童対策への対応を検討


配置されているのは、
任期付き職員2人+アルバイト1人

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Q近隣の自治会の方からできたら集会所に使用させてほしいという声も聴いている。方針を決めたあと今後自治会にもどう話をしていくのか?地元と丁寧に話し合いを進めていってもらう必要があると要望しておく。


Q図書館の時は司書の方にもお世話になった。利用状況が低調だから廃止を決定したとのことだが、なぜ利用状況が低調だったか考えたことがあるのか?以前のアンケートでは新しい本を入れてほしいという声もあった。
A中央図書館のサービス圏域。山田分室も努力をしてきた。
Q東香里、釈尊寺、茄子作についてはいつから?
AH30年度中までに。
Q廃止を見直してほしい。


Q238平米のところを子育て施策に使っていくということ?
Aそうです。
Qということは半分以上は文化財の出土調査報告業務に使うのか。
Aそうです。
Q自治会が集会所に使わせてほしいという声もある中で半分以上を文化財に使うのはいいのか悪いのか。


Q地域の協力を得ながら「本のある地域の新たな居場所づくり」の取り組みとは??
A山田幼稚園跡に山田会館があり、そこに本を運び込んで、学級文庫のような形を地域で展開したいなと思っているが、地域の方のご理解とご協力が必要。
Q子育てと短絡的に決めていいのか。


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(4)香里ケ丘の図書館の建替えについて
現在の進捗状況の説明。

ハード面の連携。
ソフト面の連携


今後の予定
H29年11月30日・12月2日市民説明会
11月30日~12月19日アンケート

H30年3月頃市民説明会
3月1日から香里ケ丘図書館休館。入口及び自動車文庫での代替サービス
4月から工事着工

H32年3月工事完了
夏ごろ開館


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Q意見交換会やワークショップもしていくべきでは?
A11月30日、12月2日の説明会やアンケを見ながら協議していきたい。
Q意見を聞き流すのではなく反映。地元の住民は香里ケ丘図書館の建替えは待ち望んでいた。地元・市民から愛される図書館に。
図書館と公園がブリッジでつなぐように感じるが、ブリッジでつなぐ必要があるのかな。
図書館と公園をつなげるだけではなくいろんな連携があるといいのかな。
駐車場の位置が気になる。駐車場の入り口がほかの商業施設の入り口もあり、3つ目の入り口になる。歩行者の安全はどうなのか。車の渋滞。公園の側に入口ができたらいいと思うが。自転車の駐輪場はどこ?
Aつなぐためには今の案。駐車場は安全に気を付けて考えていきたい。2-30台置けるのが現状なので増加できるように。
Qかごつきや電動自転車でスペースとるのでそこも考慮して。




(5)枚方市立生涯学習市民センター・図書館(複合全6施設)の指定候補者の選定について


さだ・まきの(さだ・まきの文化創造プロジェクト)
→5年で1,106,855,000円
菅原東・御殿山(枚方まなびつながりプロジェクト)
→5年で1,106,698,000円
楠葉・津田(枚方まなびつながりプロジェクト)
→5年で1,045,559,000円

の3つに分けて指定管理。
期間は平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間。



●さだ・まきの文化創造プロジェクト
・小学館集英社プロダクション
・図書館流通センター
・長谷工コミュニティ


●枚方まなびつながりプロジェクト
・大阪ガスビジネスクリエイト
・リブネット
・京阪ビルテクノサービス

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Q中央図書館が司令塔と分館は指定管理という役割で了承してきた。
分館の運営事業者が異なってくるので中央図書館が適切にコントロールできるのか。
A選書の集約などをやっている。それぞれの事業者に切磋琢磨していただいて。
Q市民サービス向上のために導入ということで適切な安定した運営。引継ぎもきっちりと。
 香里ケ丘図書館も指定管理者が導入されるということで、中央図書館の司令塔としての役割がますます大事。中央図書館の体制強化も必要。
他市では図書館協議会が設置されているところもある。枚方市もあればいいなと。
どのようにして意見を集約していくのか?
A図書館だけではなく幅広い意見が欲しいということで、社会委員教育会議で意見聴取。
Q図書館協議会の設置を要望



Q2年間の総括は?中央図書館が大変になるのでは?
A労務管理など軽減される。
Q中央図書館の人員確保をしていく必要性が出てくるかもしれない。
指定期間が長くなったのに効果額が少なくなった。1館当たり73万。
枚方まなびつながりプロジェクトの中で、子どもたちの不読率ゼロを目指すというのを評価して選んでいるが、図書館に来る子供は借りに来るか読みに来るかで、そもそも興味ない人は来館しないのでは。具体的にどういうこと?
A事業者はのべ120館の運営実績。調べ学習支援・読書推進事業など。
Q事業提案、実現性があるのか?セルフレファレンスを強化していくと。セルフレファレンスというよりも図書館がレファレンス機能を高めていくべきなのではと。提案されてる以上はしっかりとできてるかどうかの検証をしていただきたい。
音があるところとないところをスペース的に作ることができるのか?
指定管理の選考委員の方は枚方市の図書館の実情はわかっているのか?

A委員には各施設の概要は伝えた。BGMの実施は実現できると思っている。
Q実際には図面にはない、朝の状態、昼の状態、夜の状態をみて判断していただくべき。
現場を見てないのであればやり直してもらいたいくらい。
地域の人とのつながり。知り合いの子どもが不登校。昼間は図書館に行っていた。同じ市役所同士で連絡取りあって・・・図書館の役割ってそういう部分もあるのでは。

A開館時間は誰が来てもOK.全国で運営実績がある。引継ぎと中央図書館との連携。
Q直営を守ってほしいとずっと言ってきた。必要な人員の確保、同じレベルの仕事を市が求めている。図書館にかかる費用の多くが人件費。ほとんどが最賃。直営に戻している自治体もある。



Q審査内容などに異議を唱えることはないが。これまで指摘してきたものがあるので確認してきた。基準点の位置づけが曖昧。今回基準点は設けたのか?
A基礎点は設けた。
Q内容点は600点。価格評価は400点。人件費を落としたら価格評価は上がる。なので価格評価においても上限下限を設けるべきではないか。庁内で考え方を共有しておいてほしい。
価格が低すぎたら失格にするべきではないか。



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枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)公式サイト
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未来に責任

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