日本語に慣れていない児童生徒に対して、

在学中に週数時間程度翻訳してくれる人が横について、

授業についていけるようにフォローする事業。

 

目的自体はいいものだと思いますが、

求められる言語が多様化してきていて、

すぐに通訳をつける人を見つけることができない事態も発生しているとのこと。

 

しかも、最大で週4時間しかいないので、

それ以外の時は大変ですね。

 

一人当たり24万円かかっていることを考えると、

リアルタイム翻訳機の導入を考えてもいいのでは?

 

という内容の質疑です。

 

 

 

こういうのとか、

こういうのとか、

 

AIによって進化したリアルタイム音声翻訳は観光産業をどう変えるのか?

https://dxleaders.com/technology/223

 

 

実用化されないでしょうか。

もしくは実証実験などあればやってみたいです。

 

【質問】

決算概要書183Pの帰国・渡日外国人児童指導経費433万円とP187の帰国渡日外国人生徒指導経費約229万5千円で、合計約660万円の帰国・渡日外国人児童・生徒指導事業についてお尋ねします。

学校生活への適応を促進することを目的に、市立小中学校において、日本語の習得が不十分な帰国・渡日外国人児童・生徒を対象に、教育指導員を派遣し、日本語の指導等を実施されているということですが、昨年度対象となった言語には、どのようなものがありましたか。

 

【答弁】

平成28年度は、中国語、ネパール語、タガログ語、アラビア語の言語について、教育指導員を派遣いたしました。

 

【質問】

教育指導員の派遣において、どのような課題がありますか。

 

【答弁】

これまでに派遣のなかった言語を母語とする児童生徒の編入への対応も含め、必要なさまざまな言語の教育指導員を確保することが課題となっております。

 

【質問】

事務事業実績測定によると、27人の生徒が対象になっており、週1回2時間もしくは週2回で4時間通訳のできるかたを派遣されているとのことです。年間660万円で27人ですので、1人当たり約24万円になります。日本語が不十分な生徒のフォローは必要だと思いますが、一人当たり24万円というのは結構な単価のように思えますし、また週1回2回程度で2-4時間しか派遣ができないとなると、生徒にとってもフォローしてくれる人がいない時間が多くなってしまいます。また、タガログ語やアラビア語のように言語の幅が広がってくると、派遣するのも困難になってくると思います。AI技術を活用したリアルタイム音声翻訳などもどんどん開発されてきていますので、そのように、音声翻訳機等の機器を導入すれば、週何時間だけというように限ることなく活用できますし、いろんな言語もカバーできると思います。このように音声翻訳機器を活用して、課題の改善を図っていくことについて市の見解を伺います。

 

 

【答弁】

本事業の課題解決の一環として、音声翻訳機等の活用について、研究を行ってまいります。

 

 

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