9月の定例議会が始まり、

初日は主に議案書の審議が行われました。

 

 

インターン生に当日の内容をまとめていただきました。

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まず初めに外郭団体の経営状況について。

芸術文化国際財団に関して、

現段階で行なっている市民に向けたイベントは集客力が弱く収支のバランスが取れていないので、明確にターゲットを定めて市民ニーズに応じた企画を作成するべきではないかとの質疑があり、

様々な層の市民を対象にイベントを計画し、チケット収入を得たいとの答弁がなされました。

 

続いて債権管理及び回収についての条例制定の議題でしたが、弁護士などの民間活力を活用した未収金回収強化を目的とするだけの条例なのではないかという多くの質疑と反対答弁がなされましたが、可決されました。

 

 

市駅周辺再整備の案件では、

なぜこの期に及んで民間のアドバンザーに協力を求めるのか疑問であり、アドバイザーの選定よりも市駅をより良くする環境を整えるべきではないか、という質疑や反対討論が多くの議員から出されました。

答弁としては、ヒアリングによって市の課題を把握できるというメリットがあるというものでした。

 

続く情報公開条例の改正については、

民主主義の根幹は情報公開であるのに、この改正案では非公開の部分が何も変わっていない上、議会への情報公開も不十分であるとの質疑がなされました。

 

 

福祉医療費助成制度の見直しに関しても、

改正することによって助成の対象から外れてしまう人が出てきてしまうという理由からの質疑や反対答弁がいくつか行われました。

 

 

続いて枚方学習環境整備PFI事業変更契約の議題については、学校の空調設備の取り付けを民間事業社に委託しているが、今まで通り市の直営でできるものまで民間任せにしているのではないかという点や、今年の夏においてもいくつかの学校で、きちんとした空調設備がない状態での教育が行われていたと聞くが、なぜもっと早い6月ごろにこの問題を取り上げなかったのかといった点での質疑が行われましたが、結果的にはうまく対応したことによって極力不便は免れたとの答弁があり、可決されました。

 

 

最後に今年度の補正予算案についての審議が行われ、全て可決されました。

 

主な議案として、

 

 

くすのき園の隣接土地の売却は今後どうなるのか?

 

 

岡東中央公園賑わい創出事業については、なぜ市駅再整備が進む今の段階において、多額の税を投じてまで行う必要があるのかということと、

市民の血税を投じて作られた憩いの場としての壁泉を、一定の役目を果たして老朽化したので公園の維持管理業務の一環として撤去するというのは議会軽視も甚だしいのではないかとの質疑が行われましたが、結局可決されました。

 

 

 

 

 

以上が主な内容でしたが、

全ての議案の審議が終了したのが1720分という、

これまでにない非常に長丁場の議会でした。

9月議会の期間は、1018日までの42日間です。

 

 

 

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枚方市議会議員
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