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この記事はインターン生による
活動報告です。
日々の活動、感じたことを
書いております。
ただいま試行中です。
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今回、「まちワーク」ということで、
枚方市と自分で選んだ市や町の人口や財政状況を
比較するという課題に取り組みました。
私は、枚方市と同じ中核市(人口20万人以上の都市)を
選択した方が比較しやすいと考え、
私の地元の近くに位置する中核市の東大阪市を
選択しました。
木村議員から、枚方市と東大阪市には、
それぞれの住民の職場がある場所に違いがあるという
お話を聞いたので、まずはそこから枚方の人口減少問題について
考えようと思いました。
2つの市の面積は、
枚方市が約65㎢、東大阪市が約62と㎢と
少し枚方市の方が広いです。
しかし、人口は
枚方市が約40万人、東大阪市が約50万人であり、
東大阪市の方が人口が多いです。
東大阪市は、
事業所数が全国第5位で、工場密度では全国第1位に
ランクインしています。
従業員が20人未満の小さな工場が全体の9割を占めており、
高度な技術を持ったいろんなものをつくる企業が
集積しています。
また、工場の数が4000以上の都市の中で、
工場密度が第1位です。
中小企業が多いですが、技術が非常に高く、
多種多様な製品がつくられています。
「なんでもつくれる東大阪」、「なんでも揃う東大阪」と
国内外から定評があります。
このように、東大阪市では働く人がたくさんいるので、
ここに住むことを望む人がたくさんいると予想されます。
枚方市の転入・転出に関するアンケート結果を見ると、
住まいを決めるきっかけ・理由として「仕事の都合」が
圧倒的に多かったです。
東大阪市のように枚方市を、
職場がたくさんある都市にすることは現実的に難しいと
思われます。
しかし、職場に向かうための公共交通手段が便利になれば、
「仕事の都合」が良くなる人が増えることが予想されます。
次に財政状況に焦点を置いて、2つの市を比較しました。
その中で1つ気になったものが市の教育費です。
私は、子どもが好きなのでそれに関連している
教育の面においても関心があります。
そして、双方の教育費の項目に注目すると違いがあったのでそれについて分析しました。
教育費とは、学校でかかるお金と、学校外でかかるお金を
すべて含めて教育にかかる費用のことをいいます。
文部科学省の定義によると、教育費とは、以下のものをすべて含めたものを指します。
・学校教育費(授業料、PTA費、修学旅行積立金、制服費、通学費など)
・学校給食費
・学校外活動費(学習塾、家庭教師費用、参考書購入費用、習い事の費用など)
①東大阪市
②枚方市
これは、住民一人当たりの教育費の歳出決算分析表です。
類似団体内順位とは、全国の中核市の中での順位です。
中学校の給食制度の普及率に大きな差があるのか
と考えましたが、
特に差はなく、双方とも選択制です。
制服について、はっきりとした情報はなかったのですが、
東大阪市は、繊維業が発達しているので、
制服の学校が多いのかもしれません。
大きく差が見られたのは、
小学校のデジタル教科書の整備率です。
枚方市は11.1%なのに比べ、東大阪市は100%でした。
国際的にデジタル化はどんどん加速しているので
これからさらに他の都市でも
学校の授業のデジタル化は進んでいくと予想されます。
だから、枚方市も早めの準備をするべきだと考えます。
枚方市は、現在どのようにして人口を増やすかを
試行錯誤しています。
やはり引っ越しを考えるタイミングとして、
結婚時が多いと考えます。
子どもが生まれて長く住み続けることを考えると、枚方市に良い教育環境が揃えば、
枚方市は人々にとって住みたい町になると考えられます。
枚方市には、
スポーツが盛んな東海大付属仰星中学校•高校や、英語が盛んな関西外国語大学など、
特色のある学校がたくさんあります。
それらの学校の生徒・学生が
幼稚園や小学校に訪問して、
スポーツを一緒に楽しんだり、
英語を教えたりするなど、
斬新な教育の在り方を提案すれば、
話題にも上がりますし、
枚方市の教育がより良いものになると考えます。
また、東大阪市が進めている
授業のデジタル化を含め、
時代のニーズにあった教育を
推進していく必要があります。
少子化が進む中、今まで通りでいると
どんどん枚方市の子どもが減少するので、
他の自治体では行なっていない斬新な取り組みが子どもを呼び込む大きなきっかけになると考えます。
そして、それが枚方市の人口増加に大きく繋がると考えます。