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この記事はインターン生による
活動報告です。
日々の活動、感じたことを
書いております。
ただいま試行中です。
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枚方宿とは、江戸時代に京都と大阪を行き来するための街道の中継地として置かれた宿場です。淀川を使って往来するための船着場も設けられていました。
現在は、その面影を残す程度にとどまっています。
この日はその枚方宿の西の西見附から、東の東見附まで、一通り歩きました。
外観を保つため市の援助もあって、所々に昔の雰囲気が垣間見える街並みでした。
例えば、看板が木でできていて趣があったり、道がただのアスファルトではなく工夫がなされていました。このような取り組みに、市は補助金を出しているそうです、
特に顕著だったのは、五六市という、第二日曜日に催される市場が開催される通りでした。
歴史街道の一部は、無電柱化がされ、非常に歩きやすくなっています。五六市が開催されるときは、歩行者天国となり、人が賑わうそうです。
歴史を感じさせるために、家の雰囲気も気を配っていました。
例えば、枚方寝屋川消防組合消防本部は、表はこのような近代的な雰囲気がありますが、歴史街道に面している裏は屋根などが昔ながらの瓦屋根で作られており、ギャップがありました。
(コッチが裏面です。伝わるでしょうか?)
途中で枚方宿の資料館にも寄りました。
市立枚方宿鍵屋資料館というところです。
鍵屋とは近年まで経営されていた料理旅館・料亭の名前であり、裏には淀川が流れています。江戸時代後期の町や構造を残した建物であり、枚方市の有形文化財に指定されています。
ここでは、枚方宿の歴史を伝えるための歴史資料や、出土遺物などが展示されており、無料の展示スペースと有料の展示スペースがあります。
ここで、昔の人は泊まり、後ろの淀川で船に乗ったそうです。
無料の展示品の中には、江戸時代のころの台所や、嫁入りの時の篤籠など様々な展示品がなされていました。
この日は非常に暑かったため、鍵屋資料館の近くにある、「Repos de midi(ルポ・デ・ミディ)」という古民宿カフェに寄りました。
自家製レモネードがオススメということで、それのソーダ割りをいただきました。
酸味とソーダのバランスが良く、美味でした。抹茶パフェやロールケーキなどもメニューにあったので、また行ってみたいと思います。
ここの姉妹店である「SOUSOU」は意加美神社の近くにあります。ここも、美味しいとの評判です。
その近くにある御茶屋御殿跡展望台にも行きました。
淀川や高槻市などが望むことができ、五六市のあった通りが上から眺めることが出来ました。
枚方市の枚方宿の観光事業化への思惑は所々に感じられますが、枚方宿の跡を一通り巡ってみて、それは少し難しいのではないかと思いました。
まず、枚方宿の周りにはそれ以外の観光名物がないこと、そして枚方宿だけを目的としてくるには少々規模小さいということです。
規模を大きくするにしても、既存の家をどうするのか、カフェなどを増やすにしても収入が見込めるのかなど様々な問題があります。
また、住宅街の中にあるので、観光客が増えても住民との兼ね合いが難しいのではないかと木村議員に指摘していただきました。
個人的には、枚方宿地区へ予算をかけていくのであれば、
枚方市駅周辺の再開発に充ててほしいと思います。
市駅周辺の老朽化した建物はどうしても近寄りがたいので、特に枚方市駅周辺の建物の改築がなされれば良いのではないかと考えています。
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枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)公式サイト
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