補助金を出すことで政策誘導する、という目的があると思います。

「枚方宿地区でお店出すなら家賃補助するよ」

という補助金は

 

「貸したい人は多いけど出店したい人が少ない」

という状態への対策としては効果があると思いますが、

今は「貸したい人が少ない」状態だと思いますので、

どちらかというと貸したい人を増やすほうが先かと思います。

 

 

ちなみに枚方宿地区というのは、

話せば長くなりますし、私よりも詳しい人はいくらでもいると思いますが、簡単に言いますと。

 

 

昔、京都と大阪を結ぶ道(京街道※)があり、

途中途中に今の高速道路のパーキングエリア、サービスエリア的なものがあり(宿場町)、そのうちの一つが枚方宿地区だったということです。

 

今の場所でいうと枚方市駅~枚方公園駅のあたりです。

 

で、その場所を活性化させよう、人が集まる場所にしよう、

ということで、

・修景補助(歴史的な街並みにするなら補助金出します)とか、

・一部無電中化(電柱、電線がないと街並みがすっきり)、

・出店補助(ふらっと入れる場所作ろう)

というのを地元と行政とで一体的に進めております。

 

 

※京街道と言っておりますが、枚方市としては、東京~京都で東海道(53次)ではなく、東京~大阪で東海道(57次)だ。そして、枚方市は56番目の宿場町。として、

まちおこしの一つにしております。

 

 

なので、五六市というのは東海道の56番目からきております。

 

と前置きが長くなりましたが。

 

■枚方宿地区出店促進事業について

 

↑件数が減ってきておりますね。

 

 

【質問】

予枚方宿地区出店促進事業補助金についてですが、この事業は枚方宿地区の歴史的景観の保全と賑わいの創出を図り、枚方宿地区の産業の活性化を目的とされています。現在の枚方宿地区は、地元の枚方宿地区まちづくり協議会の活動で、くらわんか五六市の開催時などは賑わいが生まれていると考えます。そこで平成28年度のこの補助金の申請状況についてお伺いします。

 

 

【答弁】

枚方宿地区出店促進事業補助金の申請状況についてお答えします。平成28年度の申請はございませんが、現在新規の申請に向けて準備をされている事業者が1件ございます。

なお、この補助金の交付期間は2年間となっていることから、平成28年度の交付件数は3件でございます。

 

 

 

【意見要望】

この補助金は、設立当初から一定の申請がなされており、成果は出ているものと考えますが、逆に地元などの取り組みで出店に対して人気のあるエリアとなってきたのであればこの補助金の役割は果たしているのではとも考えられます。商工振興課だけではなく市として枚方宿のまちづくりを地元と共有し、枚方宿町家情報バンクなどを活用してさらに出店を促すと伴にこの補助金についてのあり方も検討していただきますよう要望しておきます。


 

 

 

 

 

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枚方市議会議員 木村亮太(きむらりょうた)

 

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未来に責任

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