代表質問、そのほかの都市基盤整備関係の質問です。

 

 

 

●連続立体交差→枚方市駅から寝屋川市駅まで全部高架にする事業のこと。

連続立体交差事業といいます。

レンリツと略しています。

 

 

●樟葉駅ロータリー

→ロータリーの混雑がひどく、解消に向けて対策をするとのことでその内容について。

 

 

●淀川渡河橋

→御殿山と牧野の間くらいから高槻への橋を作る予定がありますので、その内容について。

 

トカキョウと略すこともあります。

注目度が高いようで、この記事はよく読まれています。

【続】淀川を渡る橋:位置が決定!

淀川渡河橋がなぜ牧野高槻線の方になったか。

もう少し北の方の、新名神とセットで橋を作るという案とありましたので、

そちらの橋とどちらがいいかと政争の具に若干なっていた時期もあります。

 

【質問】

京阪本線連続立体交差事業について、質問させていただきます。

当事業については、地域住民の安全確保と利便性の向上が図られる重要な事業であり、事業の早期完了が望まれています。

当事業を計画的に進めるためには、多くの権利者の方々の協力と予算確保が大変重要であると思いますが、国からの交付金が厳しい状況であるとも聞いております。

そうした中で、当事業における事業費の確保について、どの様に取り組まれているのかお聞きします。


【答弁】
次に、京阪本線連続立体交差事業について、お答えします。
事業費の確保につきましては、平成27年度に引続き、昨年11月にも事業主体である大阪府と地元市並びに鉄道事業者と、国に対して要望活動を行いました。
今回は、地域経済活性化のため、地元経済団体の商工会議所にも同行いただき、官民で連携し、国へ要望活動を行ったところであります。
今後も、事業主体である大阪府及び鉄道事業者などと連携を図りながら、引続き、事業費の確保に向けた取組みを積極的に行ってまいります。

 

【質問】

京阪本線連続立体交差事業についてお尋ねします。

これまでの取り組み状況については、一定理解するものですが、用地取得を進めるための事業費が不足しているという厳しい状況は変わっておらず、これによって、平成40年度末の完成を目標としていることが、遅れていかないのか大変危惧しております。

計画的な事業の推進について、どの様に考えているのかをお聞きします。


【答弁】
次に、京阪本線連続立体交差事業の計画的な事業の推進について、お答えします。
用地取得に係る事業費に関しては、厳しい状況ではありますが、鉄道高架工事の工程などを見据え、計画的に用地取得を行い、平成31年度から工事に着手できるよう取り組んでいき、平成40年度末の事業完了を目指してまいります。
 

 

 

 

 

■樟葉駅前ロータリーの整備について

 

【質問】

「樟葉駅周辺の交通環境の改善に向け、駅前ロータリーの整備に関わる基本設計に着手し、平成30年度までに改善策をまとめます。」と述べておられます。

 

樟葉駅のロータリーは、一般車とタクシーはサブロータリーで、メインロータリーはバスとなっておりますが、実際はサブロータリーに一般車を見かけることはほとんど無く、タクシー専用の状況です。送迎用の一般車が全てと言っていいほどメインロータリーに入ることにより、メインロータリー内が混雑し、バスの定時制にも支障が出るような状況です。 

 

また、北ロータリーにおいても休日などは、モールの駐車場から出庫する車と送迎用の一般車との混乱も見られるところです。

 

基本設計に着手とのことなので、駅前全体をふかんした中での抜本的な車の動線の確立が必要ではないかと考えます。

 

今回の基本設計については、どのようなものを予定されているのか、お伺いします。

 

 

【答弁】

 

樟葉駅前ロータリーの整備についてお答えいたします。

樟葉駅前ロータリーの整備につきましては、これまで交通量や渋滞要因分析など現況を把握するための調査や、またバス・タクシー事業者や交通管理者である警察の意見も伺ってまいりました。

平成29年度からはそれらを踏まえ、基本設計の委託発注を行い、最も効率的・効果的な改善策と併せて国費などの財源確保や有利な整備手法についても検討しながら、平成30年度までに基本設計を作成してまいります。

 

【意見要望】

 

樟葉駅前ロータリーの整備についてですが、

 

平成29年度予算書に、駅前ロータリーの整備に関わる設計委託料500万円と、平成30年度に1500万円の債務負担が計上されております。

 

樟葉駅については本市第二の乗降客数を擁する駅でもあり、くずはモールのリニューアルとともに若い方たちに人気の地域でもあります。

 

今までから膨れ上がる車需要を、その場、その場でしのいできた経緯もあり、今回の基本設計の中では、全体としての抜本的な計画図を是非示していただきますよう求めておきたいと思います。

 

 

■新名神高速道路へのアクセス道路及び牧野高槻線橋梁について

【質問】

新名神高速道路は、国の東西を結ぶ交通の大動脈であり、都市間を繋ぐ交通ネットワークの観点からしても本市にとって非常に重要な路線であります。

また、市域経済の発展など新名神による本市のメリットを更に高めるためには、新名神に併せたアクセス道路の整備も重要となります。

こうした中、とりわけ、淀川を渡河する都市計画道路牧野高槻線は、新名神・高槻インターチェンジへのアクセス道路として、対岸の高槻市側の十三高槻線と高槻東道路も含め、昨年8月16日に府の都市整備中期計画(案)の個別事業として位置付けられました。

また、平成25年度に本市で実施した淀川渡河橋の検討におきましては、牧野高槻線橋梁の整備により、同橋梁が接続する府道京都守口線の接続部より北側で交通量が増加すると予想されており、こうした完成後の交通状況を考えると、牧野高槻線橋梁に併せた京都守口線の拡幅の必要性も強く感じているところです。

しかしながら、今回の牧野高槻線橋梁のような事業規模では概ね10年程度の整備期間を有すると聞いており、現在、平成35年度全線開通予定で新名神事業が進められていますが、それまで概ね7年となっており、仮に牧野高槻線が直ちに事業着手されたとしても、新名神の開通と同時に牧野高槻線橋梁を供用開始させることは非常に厳しい状況であると認識せざるを得ません。

対岸側の十三高槻線と高槻東道路も含め、牧野高槻線橋梁と京都守口線の拡幅の早期供用に向けた市の取り組み姿勢をお尋ねします。

 

 

【答弁】
次に、新名神高速道路へのアクセス道路及び牧野高槻線橋梁についてお答えします。
本市にとって、新名神に係るメリットを最大限生かすためにはインターチェンジへのアクセス強化を図っていくことが極めて重要であると認識しています。こうしたことから、新名神・高槻インターチェンジへのアクセス道路となる牧野高槻線橋梁及び十三高槻線、高槻東道路、更に京都守口線の必要区間の拡幅につきましては、先日2月9日に、私自ら高槻市長や北大阪・高槻両商工会議所会頭とともに、大阪府の竹内副知事と面談し、早期の事業着手などを要望してまいりました。今後も引き続き、大阪府に対して、高槻市と連携を図り整備促進を働きかけるとともに、本市としても、地元市として事業協力を行い、早期完成に向けて取り組みを進めてまいります。
 

 

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枚方市議会議員 木村亮太(きむらりょうた)

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未来に責任

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