さてさて大変遅くなりましたが、

2月上旬に行った会派視察の内容をアップします!

 

金沢市の日本版CCRCと言われる

シェア金沢に行ってまいりました。

 

 

2月上旬は色々あり、

個人的にはかなり強行スケジュールでした。

 

視察日は、2月9日です。

 

■CCRCとは

「Continuing Care Retirement Community」の略。直訳すると「継続的なケア付きの高齢者たちの共同体」。仕事をリタイアした人が第二の人生を健康的に楽しむ街として米国から生まれた概念。元気なうちに地方に移住し、必要な時に医療と介護のケアを受けて住み続けることができる場所を指す。

 

 

■日本版CCRC構想とは

日本版CCRC構想は、「東京圏をはじめとする高齢者が、自らの希望に応じて地方に移り住み、地域社会において健康でアクティブな生活を送るとともに、医療介護が必要な時には継続的なケアを受けることができるような地域づくり」を目指すものである。本構想の意義としては、①高齢者の希望の実現、②地方へのひとの流れの推進、③東京圏の高齢化問題への対応、の3つの点があげられる。

 

◎従来の高齢者施設との基本的な違い

①従来の高齢者施設等は、要介護状態になってからの入所・入居が通例であるのに対して、日本版CCRC構想では、高齢者は健康な段階から入居し、できる限り健康長寿を目指すことを基本としている。

 

②従来の施設等では、あくまでもサービスの受け手として「受け身的な存在」であった高齢者が、日本版CCRC構想においては、地域の仕事や社会活動、生涯学習などの活動に積極的に参加する「主体的な存在」として位置付けられる。

 

③従来の施設等では、高齢者だけで居住しており、地域社会や子どもや若者などとの交流は限られている。これに対して、日本版CCRC構想は、高齢者が地域社会に溶け込み、地元住民や子ども・若者などの多世代と交流・共働する「オープン型」の居住が基本となる。

 

 

◎日本版CCRC構想7つの基本コンセプト

①東京圏をはじめ大都市の高齢者の地方移住の支援

②「健康でアクティブな生活」の実現

③「継続的なケア」の確保

④地域社会(多世代)との共働

⑤IT活用などによる効率的なサービス提供

⑥居住者の参画・情報公開等による透明性の高い事業運営

⑦関連制度や「地方創生特区」等の活用による政策支援

 

 

 石川県の社会福祉法人佛子園が、国立病院機構金沢若松病院の跡地を、入札を経て買い取り、平成26年3月に開設。11,000坪の敷地を有し、敷地内には障害児の入所施設、サービス付高齢者住宅、アトリエ付き学生向け住宅、学生向け住宅(家賃を低く設定する一方、Share 金沢での月30時間のボランティア活動が入居の条件)、児童発達支援センター、高齢者向けのデイサービスや生活介護、訪問介護を手掛ける事業所などが立ち並ぶ。

 

さらに天然温泉や食堂を兼ね備えた拠点施設に、全天候型のグラウンド、料理教室、ボディーケア店、クリーニング店、バーなど様々な商業施設も立地している(独立採算性)。商業施設には、周辺の住民も多く訪れ、エリア内にあるドッグランやアルパカ牧場は憩いの場となっている。障害をもった子どもから大学生、そして高齢者まで、世代や障害の有無を超えて、共存して暮らす街として、金沢市内や周辺だけでなく、関東、関西、さらには海外からの移住者もいる。日本版CCRCの先行モデルとして、全国から熱い視線が注がれている。

 

 街区内の事業者に対しては、佛子園が建物を建設したうえで、すべて「家賃ゼロ」で入居しており、学生についても一定時間以上のボランティアを条件に低価格で入居している。

 

用地取得費を含め総事業費は約23億円。国立病院跡地の売却に応札し、比較的低価格で土地を入手。また、街区内を周回する道路を整備後に金沢市に寄附したことで、地価が大幅に上がり、街区の用地を担保に金融機関から借り入られる額が増加するなどのスキームで調達。

 

まずは本館見取り図と本館の中の写真を順次。

まずはお食事をいただきました。

受け入れしていただいたお礼も含めて特製ランチ(1500円)

かなりボリュームが有り、美味しかったです。

メイン料理は鳥とキノコの中華風。

焼き魚も煮物もついています。

 

 

デザート付きです。バニラの甘味とコーヒーゼリーの苦味がベストマッチング。

 

 

ジュースはソフトドリンク、アルコールが入っているとハードドリンクです。

 

 

昼過ぎという時間帯のためほとんど何もありませんが、

産直のコーナーです。

 

床とか家具とかがいいですね。

 

 

入浴施設もありまして、

 


先ほどの産直に野菜を提供している方々は入浴料金が半額になっております。

 

 

無料ギャラリーです。この場所だけ床の色が暗くなっています。

 

 


 

 

外をまわります。

 

2月上旬でしたので雪が残っていました。

児童発達支援センター

 

 


 

学童保育の施設。

山手の下の方に学校がありますので、

学校終了後こちらに来ます。

 

 

全天候型グラウンド。

 

産前産後ケア施設

 

ブータンのセレクトショップや、生活雑貨店なども。

 


 


ウッドデッキのあるカフェもあります。

 

アトリエ付き学生向け住宅

左の建物がアトリエで、右の銀色のキャンピングカー部分が住宅です。


パノラマで撮っていますがこのあたりも学生向け住宅です。

 

こちらはサービス付き高齢者住宅

いわゆるサ高住です。

 

 

 

 

アルパカ牧場もあります。

 

癒されますね。

 

 

 

まとまった土地があったというのは素晴らしいですね。

視察が殺到しているということで、

施設の方々から詳細なお話をお聞かせいただく場面はありませんでした。

 

これまでは別々の施設でそれぞればらばらでしたが、

いろんな人やいろんな世代が同じ場所に集まる多共生型というのは今後のコンセプトになってくると思います。

 

 

ようやくアップできました。

富山市の多共生型デイサービスセンターの視察も併せていきましたのでそちらも後日アップします。

 

もうしばらくお待ちくださいませ。

 

 

 

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