話題となっているニュースです。

 

 

 

原発事故で、横浜市に自主避難してきた生徒がいじめを受けていた問題で、生徒側が、同級生におよそ150万円を払わされていた行為もいじめと認定するよう求めていることについて、横浜市教育委員会は、認定は難しいという考えを示しました。

この問題は、原発事故で横浜市に自主避難してきた現在、中学1年の男子生徒が、転校してきた小学校でいじめを受けていたもので、生徒側は、同級生に遊ぶ金としておよそ150万円を払わされていた行為が、いじめと認定されなかったことについて、市側に改めるよう求めています。

これについて、横浜市教育委員会の岡田優子教育長は、20日、開かれた市議会のこども青少年・教育委員会で、「関わったとされる子どもたちが『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは疑問がある」と述べ、いじめと認定するのは難しいという考えを示しました。

NHKNEWSWEBより

 

 

いわゆる市民感覚とは乖離した結論が出ています。

なぜこういう結論に至ってしまったのでしょうか。

 

いじめと認定すると、教育委員会や市などの行政機関が

責任を取ることになるからでしょうか。

 

「ちょっとした軽口やからかってるだけと思った」

のでいじめとは思わなかった、

とか、

「ケンカ状態で、双方が悪口を言い合っている状態であり、

一方的にどちらかがどちらかを攻撃していたわけではない」

だから、認定が難しい、

 

という事象ももちろんあると思うのですが、

さすがにこれは度が過ぎているように思えます。

 

いじめという言葉でまとめていますが、

大人の世界でだと、恐喝や暴力行為といった犯罪行為だからこそ、

しっかりと子どもたちにも伝えるべきだ、

という話を同じ会派の議員としていたのを思い出します。

 

いじめを受けても立ち直れる人もいるでしょうが、

このことが将来にまで響くこともあるでしょうから、

そう考えるといたたまれない気持ちになります。 

 

 

今後どのように話が進んでいくのか注目です。

 

この150万について、「いじめではない」と認定する、

いかがなものかと思いますが、

いじめかどうかは、人によって認識が違ってくる部分がありますし、

大したことないと思ったら情報を共有しないこともあります。

体罰事案のまとめ:4月11日文教委員協議会

↑こちらは2013年に枚方市で起こった体罰事件についてのまとめの記事ですが、

どこかで情報が止まっていた印象です。

当時の記事には書いてしまっていますが、

○○体質と単純にレッテル貼りはたやすいのですが、

どうやったら解決できるのでしょうか。

 

 

滋賀県大津市の事例がおこり、

教育委員会制度の改革され、

市長がより教育行政にコミットできるようにもなりましたので、

そのあたりで市長などの市長部局が教育委員会にどう働きかけるかも注目です。

 

 

現役の教師にいろいろ話を聞いてみたいですね。

学校は組織であって組織ではないという話を聞いたことがあるような。

 

 

枚方市のいじめ・体罰についての相談窓口を貼り付けておきますので、

いじめ・体罰があった場合は下記にご連絡ください。
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1.いじめ専用ホットライン 072-809-7867
いじめに悩んでいる子どもたち、および保護者が対象の電話相談です。
「自分がいじめを受けている」、「友だちがいじめられているようだ」・・・こういうときには、すぐに相談してください。

2.教育安心ホットライン 072-809-2975
幼児・児童・生徒、保護者、教職員等が対象の電話相談です。
学校や友だちのこと、困っていることやわからないこと、心配なことは何でも相談をしてください。
いじめ、不登校及び発達に関する相談など面談(要予約)にも応じます。

*平成23年4月1日から電話相談の局番を変更しています。*

<相談時間>

平日(月曜~金曜日)午前9時~午後5時
※土曜,日曜日,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)は除く。

市HPより

 

 

 

 

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枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)公式サイト
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