在校生からのコメントで少し話をさせていただきました。

 

 

今年の春から公共政策大学院で学んでいます。

京都大学公共政策大学院入学式

 

 

 

公務員の方、また、地方議員の方も何人かいらっしゃいました。

 

私も一年前に説明会に来ておりました。

 

話した内容としては、以下です。

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・プロフィール
・志望動機
・授業の内容、仕事との関連など
・授業の出席状況、仕事との兼ね合いについて
・受験の注意点

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・プロフィール

大学を卒業して、民間企業に。
2011年より市議会議員。2期目です。

 

プロフィールについては重要でないと思いますので、

こちらを。

・志望動機

1つ目は政策の幅を広げること。
2つ目は分野のまたがる政策の関連性などを学びまちのビジョンを考える。
3つ目は各政策の実施後に評価できる能力を身に着けること。


・授業の内容、仕事との関連など

定量分析
社会保障制度

都市計画などを学んでいます。


国や各自治体の政策評価についても学んでいます。

 

 

・授業の出席状況、仕事との兼ね合い


ポイントは社会人向けになっていないところ。

私の中での社会人向け大学院の定義は、

平日夜間や土日に授業がある大学院のことです。

 

京都大学は平日昼間に授業があります。

その分スケジュール調整が必要です。

 

社会人枠の中でも3タイプの方々がいます。

A公務員で派遣できている人。(仕事は2年間しない人、勉強が仕事という人)
B企業、公務員で有休をとりながら来ている人
C議員自営業のように自分で時間を調整してきている人

 

 

Bの方は取得できる有休にも限りがあると思いますので、長期履修制度を使って、

半期で3コマ、年間6コマ、で4年かけて24コマ(48単位)という計画の方もいます。

 

 

 

私はCです。

議会や公務の関係で15回くらいの授業の中、3~4回は休んでいます。
約1時間あれば枚方から大学院に行けますので、

午前は授業、午後は市役所、やその逆もあります。

 

終日市役所の日も、終日大学院の日もあります。

 

1年前期で8コマ中7コマ取れましたので、

このままのペースが仮に続けられるようであれば

当初の予定の2年で卒業できることになります。

 

 



・受験関係の注意点

 

資料の取り寄せについて

推薦書や大学の卒業証明書など、

ほかの方にもご協力いただくものはお早めに。

 

 

推薦書は会派の先輩議員などでいいと思います。

議長までになるとちょっと仰々しいと思いますので・・・。

私は先輩政治家に書いてもらいました。

 

「役職がちゃんとしてない人の推薦書じゃないとダメだ!」

とかはないと思います。

おそらくですが・・・。

 

違うところの入試の推薦書は、当時同じ会派で、

期数は同じ・年齢は上という議員の方に書いていただきました。

 

 

試験勉強は私の場合は1か月程度でした。

(正直ベースで言うと1ヶ月もなかったです・・)

なかなか時間とれないですよね・・・。

 

自分が普段関わっている分野の問題が出たこと

という運にも恵まれていたのかもしれません。

 

WEBに過去問あがっていますので、

過去問

ここをざざっとみて、

一番解けそうな問題が多いものに決めるのがいいのではないかと思います。

私の場合は、政治理論、行政学あたりで迷って、

一番仕事となじみがありそうな行政学にしました。

 

 

行政学行政学
4,104円
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行政学はこの本を読みこんで勉強しました。

社会人向けの試験の内容はWEBにあがっていませんが、

学部向けの試験と同じくらいの難易度だと思います。

 

(難易度が変わるとか、この本からでない問題があっても、

 一切責任は取れませんので・・・)

 

議会活動などとの両立は大変ではありますが、

学びを深めることで政策につながっていくと思います!