今日は終日消防議会関係です。

 

午後は視察です!

 

午前の内容はこちら

消防組合議会協議会11月4日

 

 

同じ会派の岡沢議員とパチリ

 

枚方寝屋川消防組合でもドクターカーの導入を検討していますので、

現在ドクターカーを運用している堺市の取り組みの視察に行ってまいりました。

 

お話の内容はドクターカーというよりも、

救急ワークステーションの話の比重が多かった気もしますが、

非常に丁寧にご説明をいただき、

今後の議論を進めるにあたっての貴重な内容になりそうです。

 

誠にありがとうございます。

 


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堺市総合医療センター
3次救急をつくる際に、
救急ワークステーションも。

救急出場件数も
現場滞在時間(受入の場所の関係もあるので)も右肩上がり。

オリオンという携帯のシステムで患者状況を入れて
受け入れ先を検索。

オリオン導入後はH25から27は滞在時間がほぼ横ばい。

 

 

25病院ある。
受入病院の内訳。
5病院がしっかり受け入れしてくれていて、
そこがなくなると。


搬送した患者のうち入院したのかどうか。
入院が必要ないのは軽症59.1%
3週間以内で帰れるのは中等症38.6%


軽症今まで60%超えていたので、60%切ったのは堺市といては初めて。


救急救命士、国家資格。
医師に成り代わって現場で救命の処置。

気道確保や、薬剤投与も可能になってきた。

心停止の状態や、医者と直接コンタクトとってやらないといけないあった。
心臓が止まる前の患者に対して点滴や輸液も可能に。

⇒やれる範囲が増えたので意識がない難しい患者に対しての行為。腕を磨いておかないといけない。



 

病院の新築移転に伴い、
堺市医療圏になかった救命救急センターが設置された。

ワークステーションの部分は地上2階建て、
敷地面積455m
延べ床面積630m

配置車両は2台。

 

 

中は常時2つのベッド。
救命救急センターの中にCT室やオペ室もある。

集団災害の場合は4つのベッド

 

 


ロータリーの近くにあるのですぐに搬入できる。
事務方3人中2人が救急救命士。非常時は出動。

 

 

2階の間取り図

女性は2人
男性は8人泊まれるように

病院とは渡り廊下でつながっている。
病院は免震。救急ワークステーションは耐震。

 

救急ワークステーションとは「救急業務」と「救急隊員の研修」が兼務できるよう
病院に救急隊(救急車)を常駐させること

堺のは施設設置型

 

 

 

 

救急ワークステーションを導入している全国の自治体一覧

 

 

 

ワークステーションに配置する職員
指導的な立場の職員と新規職員をバランスよく配置。

3か月でローテ。
本部2人3か月、特別救急隊6人9か月

 

 

平日9時から17時は日勤
その他の時間帯は人数の問題もあって出れない。

 

ヘルメットの色を青にしている。
先生は赤のヘルメット、看護師は紺のヘルメット

 

出動は1日1件程度

救命救急士が活躍している。

 


青の部分はドクターカーの導入によりできた部分。

(医師がいることでできた行為)
医師がアグネゾール、アトロピン、リドカインを投薬。

 

 


通年研修している。
グレーの服でわかるように。名札も付けてる。

 

↓ポスターで注射の協力も仰いでいます。

 

 

ワークステーションで6か月勤務して技術が向上する。

 

 

 

新人の救急救命士の技術アップが不可欠で、
ワークステーションで研修するのは理にかなっているのではないか。

 

 

 

2期生は入った時から成功率が高い。
学校の時から病院研修がワークステーション

 

 

病院で受入すべきかどうかの判断について、

後ほどフィードバックしている。

 

 

10~15件、転院搬送があったが、
かなり減った。

 

 

 

子ども急病診療センター

まずは転院搬送する前に、
子ども急病診療センターに。

 

 

救急ワークステーション(施設設置型)のメリット

 

 

その後施設内視察。

 

実地研修では脈拍などがモニターで見えるようになっています。

 

宿直?もあるので、食堂もあります。

 

仮眠室やシャワー室もあります。

 

仮眠室は個室。

ベッドを1階に設置する部屋と2階に設置する部屋でテレコにしています。

匠です。

 

事務室。

 

ドクターカー。

スペルが逆なのですが、

ミラーに写った時に文字が読めるようにしているとのこと。

 

なかなか見ることのできない救急車の中。

 

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・医師は普段どうしているのか??
先生は救命センターと兼務している先生。
仕事通常通りしている。館内放送で「コードレッド」で連絡している。
ドクターカー対応の日は手術とかは無いようにしている。
連絡があればすぐ出られるようにしている。

 

・費用は??
まとめて立てたら1.8億。
全体で258億円あったので。

コスト年間1200万円。
負担金として、土地借りてるお金とかで1.4%払っている。あとは光熱水費。

 

 

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寝屋川市議会議員には高校の先輩なども含め

良くしていただいている議員が数人いますので、

そういう休憩時間での話も楽しいです。

 

お声がけできなかった方もいます。

申し訳ありません。

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枚方市議会議員 木村亮太(きむらりょうた)

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未来に責任

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