ブログカテゴリを便宜上、浸水対策について(2014建設所管事務)にしました。
ちょっと前に配布されていた資料。
浸水対策の見える化のパンフレットができました。
↓こちらもあわせてご覧ください。
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浸水対策の「見える化」
さて、いまさらながらの話ですが、
浸水対策の「見える化」が少しずつ進み始めています。
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枚方市の中でも特に、
ゲリラ豪雨での被害が大きい地域のさだ地区とくずは地区については、
下水道浸水被害軽減総合計画というのを策定して浸水対策に取り組んでいます。
基本的には10年に1度の大雨に対応するように市全体での
浸水対策の取り組みをしています。
しかし、
この2つの地域については、過去それ以上の豪雨が降り、
浸水被害も発生しているので、10年に1度の大雨以上に対応できるように進めています。
この下水道・・・計画というのをつくり、国からOKもらえれば、
国からの補助金ももらえます。
「国に頼ることなく、独自で財源見つけて頑張ろうよ」
というご意見もごもっともではありますが、現実問題として、
何十億かかる事業ですので、
もらえるものはもらわないとなかなか進めることができません・・・。
以下は2地区のパンフレットです。
どんな感じで浸水対策をするのかがある程度わかりやすくまとめられていると思います。
(本当はA3カラーなのですが
スキャナーの都合などでA4モノクロになっております)
■くずは地区
楠葉中央線(八幡から樟葉駅に行くバス通り)
メインの貯留管については
概算事業費は約33.5億円。
■さだ地区
①線路沿いのところに貯留管(雨を貯める管)を入れます。
②東中振の方に雨を貯める池をつくります
③170号線と国道一号線の交わるところに雨を貯める池をつくります。
①12800㎥の貯留管の概算がすぐに出てこないのですが、
楠葉の方が20000㎥というところから、
ざっくりと単純に比率計算をすると、
21.44億円くらいでしょうか。
②については、もともとの池に道路をつくるだけなので約1600万円
③については14.5億円
(浸水対策の「見える化」より)
全体で35~36億円くらいになると思われます。
ちなみに、この30億とか35億とかという額が、
大きいのか小さいのはわかりにくくなっていると思います。
普通に考えたら大変大きな額ではありますが、
公共事業と考えると大きい?小さい?となりそうですので。
相場観としては、
枚方市の一般会計は約1400億円、
特別会計なども含めた総予算は約2800億円で、
そのうちのどれくらいと考えてみるのもいいかもしれませんし、
今枚方市が市民会館大ホールの建て替えとして検討している
総合文化施設は整備費用(土地は除いて上の建物だけ)が
約130億円ですので、
くずはとさだの浸水対策合計で総合文化施設の半分くらいです。
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なかなかわかりやすいパンフレットになってるんじゃないかと思います。
ただ、私は概算事業費を書いていただきたいと思っております。
WEBにも後ほどアップされるのかもしれませんが、
まだアップされていないです(10月21日現在)