これはすごい話です。

所得制限もなしとのこと。
年6.5億必要とのことです。

個人的には所得制限はあってもいい気がします。

市立保育所5園を2年後までに民間移管して支出を削減、
年約8億円の財源を確保するとのことで、
民間委託をするとこれだけ支出が変わるってのも、
色々と人件費的な理由があります。
ここはここで処遇の問題もあり、難しいところですが、
多くの自治体で苦肉の策として実施しています。





ちなみに、守口市は、
市民会館がありません。
平成26年3月31日をもって廃止です。


ローカルサイトでは、
跡地が更地になっているという記事があります。
http://moriguchikadoma.goguynet.jp/2015/04/13/satuki/



そして、老朽化している市役所は建て替えをせずに、
元三洋電機本社ビルを購入(約48億円?)して、
2017年4月に移転するとのことです。

三洋電機本社ビル自体は2001年にグランドオープンしているので、
築16年くらいでそれなりに新しい建物です。


改修費もかかるでしょうが、
おそらく、新しく土地を購入して建てることや、
現地建て替えなどよりも費用と工期は短縮できると思います。


こういった市民会館や市役所と保育所を天秤にかけて、
政策決定したとは思いませんが、
守口市民の中には、保育所無料化するお金があるなら市民会館を・・・
と思われる方もいそうですね。


市民会館が廃止されている分、
他市のホール(寝屋川市、門真市)の利用料金が一部補助するようです。
お知らせのチラシ。






いろいろ調べていたら、
市民会館については、茨木市も無いようです。
==
市民会館は、昭和44年(1969年)の開館以来、身近な文化芸術活動の場として親しまれてきましたが、46年が経過し、修理等の維持管理経費の増加や、舞台装置等の旧式化、バリアフリー対策、耐震性等に問題があり、閉館の時期を検討してきた結果、平成27年12月末で閉館しました。
 なお、他施設および立命館いばらきフューチャープラザが市民の皆様にご使用いただけます。
 市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
==

http://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/shimin/bunka/menu/osirase/1418177427437.html


これまでここ使っていた人は、
今後はこちらの施設を使ってね、という案内がありますが、
いわゆる1000人規模の大ホールについては市の施設ではなく、
新しくできた立命館いばらぎキャンパスのホールに誘導しています。
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/83/chirashi4.pdf

立命館がなかったらどうしてたんだろう・・。







あんまり対立構造をあおるのはよくないのは承知しているとはいえ、
財源が限られている中で、どこにお金を使うか、
どこはお金を押さえて機能を維持するか、
もしくはお金を抑えるために廃止するか。

そういうことが問われていく時代です。

市民に選ばれた市長の方針であり、
それを市民に選ばれた議員で構成される議会の
議決を得て決まっていることですので、
間接的には市民の意向とも言えます。
どこまでの情報を選挙の時に市長候補・市議候補が掲げていたか、
それについてどこまで市民の方が理解をしていて今の市長・市議を選んだのかについては、
わかりかねますし、守口市民100人が100人納得している確約はないと思います。


==
良かれと思って制度をつくっても、
みんながみんないいと思う制度はあり得ない。
誰かが得をすれば誰かが損をする。
誰かが喜ぶことは、誰かが悲しむ。


今の状態に新しい制度をつくるとなると波紋が広がる。
誰かが得して誰かが損する。
いかにプラスを大きくしてマイナスを少なくするか。
マイナスを少なくするとなるとプラスも小さくなることがある。
必ず反対があるし、必ず問題が生じる。


プラスのことを強調してもマイナスのことに目をつむるわけにはいかない。

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少し前に伺った話を思い出します。


色々長くなりましたが、
このブログを書こうと思ったきっかけの記事です。
保存用にコピペしておきます。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20161005-OYO1T50009.html?campaign_id=A100


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大阪府守口市は4日、0~5歳の就学前児童の保育料を来年4月から所得制限を設けずに無償化する方針を明らかにした。国は3~5歳の無償化を議論しているが、同市では対象年齢を広げて子育て世代への支援をより手厚くすることで、定住促進につなげたい考え。


 この日の市議会一般質問で、西端勝樹市長が明らかにした。

 市によると、市内の0~5歳児は6124人(今年4月現在)。無償化で年約6億5000万円が必要となる見込みだが、市立保育所5園を2年後までに民間移管して支出を削減、年約8億円の財源を確保する。無認可保育所は対象外。

 市の人口は約14万4000人。10年前と比べると高齢化率は27・4%(2014年10月時点)と10ポイント近く上昇した一方、1日あたりの出生数は3・3人から2・9人に下がり、少子高齢化が進んでいる。

 西端市長は取材に対し、「積極的に子育て世代を呼び込みたい」と話した。

 0~5歳児の保育料無償化は静岡県西伊豆町などで取り組まれているが、市レベルでは珍しいという。



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