8月26日の午前は厚生委員協議会が開催されました。

その時の内容です。



(1)重度障害者(者)にかかる訪問看護基本利用料助成事業の拡充について
(2)介護予防・日常生活支援総合事業(最終案)について
(3)高齢者外出支援事業の方向性について
(4)予防接種事業について
(5)視覚障碍者に対する通院支援の拡充について(同行援護の運用見直し)
(6)重度障害者入院時コミュニケーション支援事業
(7)今秋実施の臨時福祉給付金について
(8)待機児童対策等保育施策について
(9)市立ひらかた病院改革プラン(第2次中期経営計画)の策定について


午後は「子どもの貧困対策について」
所管事務調査を実施いたしました。

私のメモと質疑の内容をアップいたします。
非公式ですので、聞き漏れ書き漏れはご容赦ください。


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(1)重度障害者(者)にかかる訪問看護基本利用料助成事業の拡充について

(2)介護予防・日常生活支援総合事業(最終案)について

管理栄養士派遣指導事業
→管理者として1名の管理栄養士を配置すれば栄養士のサービスの提供を可能とする。

住民通所事業
→メンバーの中に要支援者が含まれなくても開設のための補助金を出す。

教室型通所事業
→事業費定員20人で3か月分で13.5万円

活動移動支援事業・通院等移動支援事業

活動移動支援事業→1人1回600円(月2回)
通院等移動支援事業→1人1回600円(月1回)





質疑。
今後要支援の新規認定から移行していくときに、
専門的なヘルパーの現行サービスが受けられるのかというところの確約がないというところで、今使っているサービスがどうなるのかと。介護を受けている方の意見が通るようにしてほしい。

→ケアマネさんへの研修を行っていきたい。ケアマネへの負担が・・。掃除くらいは支援員でいいんじゃないかと悩まれる。

人見知りの父親がやっとなれたのにヘルパーが変わると・・・
家族の想いにこたえてほしい。


地域ケア会議
地域のプライバシーへの配慮は?
→要綱で守秘義務

想いを申し上げ意見を聞かせていただきたい。
人任せというところに懸念。
予防にお金をかけるのは大事
身近なところでアイデアを駆使するというのが足りていない。
伏見市長が私と一緒にラジオ体操しましょうと呼びかけるのはどうか。
→枚方市の視点で身近な取り組みをしていきたい。

枚方市の特徴はどこ?
→要支援から非該当になる人をつくっていきたい。専門職の活用で。集中的に。

(3)高齢者外出支援事業の方向性について
→するっとKANSAIがH29年3月で終了。H30年1月末で利用終了
外出カードはH28年を最終年度。

高齢者の社会参加・介護予防の取り組みの一環としての外出支援
居場所づくり、外出介助支援など
当初予算額約3000万円


質疑
ICカードの検討をしていただきたい。
1982年には無料パスの請願が採択。
介護の拠点づくりでフォローしていきたいといくことだが、

→ICカードの活用も含めて考えていきたい。対象者が限定されるとか、地域によってバスの状況などで差が出る。居場所づくりは継続的かつ効果のある有効な取り組みと考えている。

意見
近所の拠点づくりとは違う話。2年の経過措置で検討して高齢者の外出、みんなで仲良くバスでお出かけ。補助制度。事業を継続してほしい。


バスは大通りしか走らない。タクシーをどのように考えているのか?
→介護の状況で一定の要件を満たす方にはタクシーの基本料金の助成。
 

新たなサービスができることで公平感
4.5万人のうち1.6万人が使ったとのこと。
メリハリを付けた説明が必要。
バス停から300m離れている人、公共交通で移動しにくい人。
枚方市全体でコミュニティバスの運用とか合わせながら外出支援を構築した方が市民に対しての納得度あると思う



木村
介護予防の進行を遅らせるとのことだが、どれだけの効果が?
→効果を数値で表すことはできない。

高齢者を手厚くというのはわかるが、効果のわかる事業を。そして検証を。





(4)予防接種事業について
→B型肝炎の予防など対象が増えます。
→自己負担額が変わります

生後1歳までの人対象3100人
生後2か月から生後12か月で3回接種

高齢者インフルエンザ予防接種
対象者65歳以上
自己負担額を1000円から1500円。
対象者数は48500件


質疑
薬害がないかどうか検証されていますか?
→副作用は注射した時の腫れ以外は報告されてない。
 1986年から母体が陽性の場合注射してきた。


高齢者のインフルエンザ予防接種について、周知方法は?
→広報やHPなどでの周知
一目でわかるような掲示の方法にしていただければ。

B型肝炎で感染されている方はどれくらいいるのか?
感染経路は?
→2011年のものだが、国内で77万人。慢性患者は30万人。完成経路は感染者の血液を介するもの。性交渉を持った場合、血液が付いたかみそりや歯ブラシを使った場合。

どの程度くらいまで下げようとしているの?わからなければ結構ですが。
→接種すれば母子感染以外は95%が予防効果。





(5)視覚障碍者に対する通院支援の拡充について(同行援護の運用見直し)
→代読・代筆などの支援が病院の中でも行けるようになります。





(6)重度障害者入院時コミュニケーション支援事業

重度障碍者が入院し特別な支援が必要な場合、入院中でもヘルパーが利用できる
法改正の内容が意思疎通支援なので、その事業を実施する。

重度訪問介護サービス事業者を医療機関に派遣
1時間1600円。
利用者負担額はゼロ円。


(7)今秋実施の臨時福祉給付金について
→お金支給しますよ、という話。

障害遺族基礎年金受給向け給付金3万円×4000人
事業費1.2億円。事務費2600万円

非課税世帯3000円(扶養親族除く)×8万人
事業費2.4億円 事務費1.2億円
2.4億円配るのに1.2億円かかるという話です。

一人当たりで言うと3000円給付するのに約1500円かかるという話です。
効果に対して私は非常に懐疑的ですが、
一億総活躍社会のために百歩譲って、
給付金を配布するにしても、
もうちょっと事務手続き効率化できないんでしょうかね・・・。
国の事業とはいえ。。

高齢者向け給付金の実施状況の報告もありました。
対象者約3.5万人のうち、95.7%の申請率


(8)待機児童対策等保育施策について

小規模保育のスケジュールの報告。
旧枚方区検察庁舎
定員19人
H29年4月から開始予定

北部支所
定員19人
H29年7月から開始予定
整備費は二つ合わせて1.07億円


清香学園幼稚園が


幼稚園型認定子ども園に移行するための手続き中


ビデオカメラの設置。
公立保育所にカメラ。1園あたり10万円×12園



質疑
1・2歳児で19人。
ゼロ歳児は実施しないのか?

→ゼロ歳児は年度当初で空きがある。
 ゼロ歳児は今回のところは施設の関係で難しい
 ゼロ歳児の小規模保育は今後検討。


小規模保育なら3歳児で違う保育所に行かないといけないが、
連携は問題がないのか?
→点数を加点して対応している


利用者の不便にならないように。


待機児童対策は国の存亡にかかる大きな問題。
出生率が1.46くらい。年度当初は待機児童ゼロ。でも年度途中は待機児童が出てくる。
今回の施策で年度途中の待機児童も金輪際発生しないのか?
→今後取り組みを進めていく。

抜本的に、多少のお金がかかってもやっていかないととまらないのでは?
→これまでの取り組み+公共施設の中という新しい取り組み
 通年ゼロが市長の公約なので傾注していきたい。

まだ物足りない。




(9)市立ひらかた病院改革プラン(第2次中期経営計画)の策定について
→これから中期経営計画をつくりますよ、という話。H29~33年の5か年計画


質疑
公立と言えど採算。市民病院が人気を得るための環境。
コインパーキングが整備されて、病院が片隅にあって、でっかい空間があってこれなにやーという印象を受ける。間の抜けた空間に見えるから緑を駆使した。入院患者が憩えるような。

→9月から植栽工事に入る。


今の経営計画の評価を示してくれるのはいつになるのか?
アドバイザーはどういった方を考えているのか?
→年内に報告。アドバイザーは経営のプロに意見をもらうような形。









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枚方市議会議員
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