大津市の出生率の上昇が全国平均を上回った!
というニュースがあり、
さらに、その原因分析を市で実施したということでしたので、
調査結果を議会事務局にお願いして、お取り寄せいたしました。
結構前にいただいていたのですがブログUPはかなり遅くなりました。
冊子の表紙
WEBにもUPされていますので、
全体が気になる方はこちらからご覧ください
→大津市の「平成25年合計特殊出生率」が向上した要因分析調査の結果
大津市では、平成25年に合計特殊出生率が、前年より0.07ポイント向上し、1.48となりました。
平成25年は、全国・県ともに合計特殊出生率が横ばい状況にあっただけに、本市が向上した要因の分析を行い、
その要因から少子化対策に有効な施策を見出すことが重要と考えました。
本調査結果を今後の少子化社会対策及び子育て支援施策の充実、効果的実施に向けて活用し、子どもの幸せを
社会全体で支え合い、子どもが健やかに育つ環境づくりに取組みます。
とのことです。
概要と個人的に気になった部分を以下にまとめておきます。
まとめると、
経済的負担の軽減と、就業環境とワークライフバランス、保育所の整備状況でしょうか。
→この時のセミナーの内容 とか
→以前の湯浅誠さんの話の内容
(今の日本の構造を変えるためには長時間労働を減らしていくべき)
ざっと見た感じでは、
「大津市に正規で働く女性がたくさん引っ越してきて、その女性が出産をした」
というような印象も受けまして、
結局市の施策の影響ってどれほどなんでしょうか。
鶏が先か卵が先か。
あ、ケチをつけたいのではないです。
市としてやるべきことは何なのか?を考えたときに・・・。
保育所等の整備は進めていくべきで、
あとは、経済的負担を減らすこと、子育ての孤立化を防ぐこと、
でしょうか。
ワークライフバランスももちろん重要なのですが、
市が実施する場合、市内の企業への影響はあっても、
市外の企業への影響力は少なそうですので。
枚方市の方で、市内で就業されてる方って
そんなに多くないと思いますので。
大阪市内、京都市内、あとは某電機メーカーの関係で
守口市、門真市に働きに行っている方も多いと思います。
分析結果1
母親が正規で働く家庭で多く出産されています。
分析結果2
子育て世代が本誌へ転入し、出産・子育てしています。
下のほうに近親者による支援だけでなく、社会全体が子育てにやさしいまちづくり、
とありますが、ベッドタウンでは、いわゆる実家が近くない場合が多いですので、
こういうコンセプトは大事ですね。
行政が結婚を支援するために必要な取組。
ワークライフバランスの向上がダントツトップ。
働く女性が結婚・出産後も働き続けるために必要なことは
保育所等のさらなる充実、雇用事業者に対して育児者支援や子育て環境を整えるよう働きかける(産休・育休や時短勤務のことだと思います)
3位にも労働時間の短縮とあります。
今後予定するお子さんの人数を増やし、
理想とする人数のお子さんを生むために取り組むべき施策についても、
ワークライフバランス、保育所の拡充、子育て家庭への経済的支援がトップ3
これ結構正直な声なですよね。
子育てについて感じること。
楽しいと感じることのほうが多いが約6割なのですが、
楽しいのと辛いのが同じくらいというのが約3割。
子育て中の親による虐待などを肯定するつもりはございませんが、
初めてする子育ては大変なんだと思います。
(近くに実家がない人も多いことも複合的に作用して)
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枚方市議会議員 木村亮太(きむらりょうた)
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未来に責任
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