良くない枚方市のニュースです。

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あまりに身勝手…「パチンコに行くため子供を全裸にして浴室に監禁した」
32歳母親と内縁の夫逮捕

http://www.sankei.com/west/news/160214/wst1602140051-n1.html

男児(6)を全裸にしたまま浴室に閉じ込めたなどとして、大阪府警枚方署は14日、監禁容疑で、枚方市片鉾本町の無職の母親(32)と内縁の夫で無職の赤松茂幸容疑者(28)を逮捕したと発表した。両容疑者とも「パチンコに行くために子供を監禁した」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は2月13日午前9時ごろから約2時間にわたり、男児を自宅の浴室に閉じ込め、ドアノブを外側から結束バンドで縛って監禁したとしている。男児は体温が低くなっており病院に搬送されたが、命に別条はなかった。

 同署によると、両容疑者は子供3人と5人暮らしで、母親は生活保護を受給している。同日午前10時ごろ、近隣住民から「子供の泣き叫ぶ声がする」と110番があり、駆け付けた警察官が保護。発見時、男児は服を着ておらず、湯船の中で「寒い、寒い」と震えていた。2階和室では、9歳と1歳の女児2人も同様に監禁されていたという。

 両容疑者は「過去にも何回かパチンコに行くために子供を閉じ込めた」と供述。男児の肩には打撲のような痕もあり、同署は男児が日常的に虐待を受けていた可能性もあるとみて調べを進めている。


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生活保護を受けているとのことで、
生活保護受けてるくせにパチンコなんてけしからん!
みたいな意見もあると思いますし、
私もどちらかというとそちらのスタンスです。

多少は息抜きとしては会ってもいいのかもしれませんが、
ここまでしてまで行くべきものなのかと。

どの時点から生活保護を受けているのかはわかりませんが、
親として子育てが大変だったということもあるのでしょうか。
(頼れる・相談する人がいなくて、
 ストレスが溜まっているというような話もあります)

一方で、ケースワーカーが、生活習慣の改善や、
子どもの異変に気付くことができなかったのでしょうか。

内縁の夫っていうのが少し気になります。
生活保護を受給するために・・・。


あとは、学校などでこれまでに教師などで
気付くことができなかったのかとも思います。
また学校の負担が増える・・となるのかもしれませんが
この分野については、教育と福祉の連携で
発見・解決ができる仕組みがあればと思います。


命に別条がなかったものの、
心の傷は残りそうですよね。


この親の子供に対する対応はいつくらいから始まったものなのでしょうか。



市民の方から、
「全国的に最近痛ましいことが多いが
 枚方ではこういうことないですか?」
と質問をいただいており、
「いろんなネットワークは貼っているものの、
 実際のところ、行政ですべてを把握することは難しい」
と答えていたのですが、
まさにそうなってしまいました。

地域の方が連絡してくれたからよかったのではありますが。

こういうことがないようにどういうことができるのかは考えていきたいと思います。



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隣の家から泣き声が聞こえてきても、
自分なら通報できるか自信がない。
普通に泣いてる声と、
危険が伴う場合とで違いを感じられるのでしょうか。
他人の家に無用で踏み込んでしまうかもしれないし、「
近所の人」は、誰に相談したらいいのでしょう。
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というコメントをいただきましたので追記します。


相談する場所で言うと、
児童虐待の通告・相談窓口がおそらく、どの自治体にもあります。
http://www.city.hirakata.osaka.jp/soshiki/kajisou/tuukoku.html
連絡した人の個人情報は守られます。
「自治体名 虐待」とか「自治体名 虐待 推薦」とかで
検索したら該当連絡先出てくると思います。

あとは、普通の泣き声か危険を伴う泣き声かの判断は確かに難しいし、
連絡できる勇気があるかどうかではありますが・・・。
普段と比べて違うかどうか。となのでしょうか。
明確な線引きは実際のところ難しいとは思います。
それでもまずは連絡するというスタンスが大事なのかもしれません。
と最後は精神論になってしまいますが。


地域力の一つでもありますね。