今日は公益社団法人、日本都市計画学会という名前の、
まさに都市計画に取り組んでいる学会の勉強会に参加してきました。
(TEDできそうな場所)
今日と明日の2日間なのですが、
所要のため今日だけの参加です。
枚方市も策定中というので興味があった。
というのと、
これからは、教育や福祉・医療・健康などなどを
個別に考えていくのではなく、
まち全体の中で考えていく必要があると思っております。
その中において、都市計画は非常に大事になってきます。
都市計画というのは、ざっくりというと、
道や住宅・公園をどこにどういうふうに配置するかを考える計画です。
今回の立地適正化計画というのは、
ざくっというと、
都市計画の中でもさらに踏み込んだもので、
これからの人口減少の時代の中でまちをどうしていくかを考えていき、
いわゆるコンパクトシティを目指していきましょう。
で、中心部に施設を建てたり、民間施設を誘致して来たら
インセンティブつけますよ。
インセンティブつけるから中心部に持ってきましょうね。
ようなものです。
いろいろとモヤっと考えていたことがつながっていく感覚がありました。
ライフスタイルをイメージしながら、というのが非常に大事になってきます。
枚方市の場合は都市計画課という担当部局が作っているところなのですが、
改めて、一つの部署だけで作るのはなかなかしんどい計画だなと感じます。
単純に、「中心部に施設などを集約しましょう」ではなく、
まちのあり方と関わってきますので、
現在策定中の、総合計画やまちひとしごと創生総合戦略、
そして福祉の計画、教育の計画ともかかわっていくというような話も。
ほかの記事にしますが、
国で言うと国交省がメインではあるものの、
様々関係している省庁もチームになって進めているとのこと。
以下が当日のメモです。
===
人口減少化において、各種サービスを効率的に提供するためには
集約化することが不可欠。
コンパクト化では圏域マーケットが縮小してより工事の都市機能によるサービスが成立するために、
必要な人口規模を確保できない恐れ
↓
ネットワーク化により、各種の都市機能に応じた圏域人口を確保することが不可欠。
北海道に新幹線が通ることで喜ぶのは東北の人であるべきだ。
トリップが簡単にできる。
しかし、
今は東京から何分という方が優先されている。
高密度な交流がイノベーションを創出。
国全体の生産性を高める国土楮。
成長の時代から成熟の時代に。
北上市はアジサイ都市。(あじさいはどこが中心かわからない。)
16の集落が全部花びら。
一つ一つやっていくのが北上流。
中心市街地は茎。
交通空白地域に
家とバス停をつなぐ、
有償運送を始めた。
旅客運行に係る業務にしたのがポイント。
タクシーとこの有償運送サービスとすみわけ。
有償運送サービスは対象は全員で行先はバス停。
福祉有償運送は障害者、要介護者などで行先は市街地3か所。
医療・金融・市役所
店っこくちない。
農協の跡地に小さいスーパー
ジャスコで買ったものを10円高く売っている。
必要な発想の転換。
○○を集約する→○○を活用する
○○をたたむ→○○を使い倒す
○○をつくる→○○を育てる。
FMが集約・廃止と勘違いされているが、
マネジメント、最適利用活用が原則。
空間を場所に変える戦略。
まち育ては空間を場所に変えること。
①廃線の空間が、場所をつなげる
富山ライトレール
②空間だらけのシャッター商店街に元気な場所が登場し始める
十和田市のアートプロジェクト
③郊外団地の空間を場所に変える。
定期が売れなくなっている。
再分譲していく。○○電鉄がつくった住宅街。
住宅供給公社がなくなくなっている。
今こそ住宅管理公社が必要。
盛岡市松尾団地の取り組み。
富山市。ライトレールすごいよね。
ではなく、新しいライフスタイル、ものの考え方が生まれている。
①駅アクセスの改善
②駅周辺の住宅促進。
高優賃住宅の促進
こういうところに住んでほしいから物語を作って、
と誘導していく。
どこを誘導地域にするというのは違う。
先に物語。
歩くまちづくり。
散策路マップつくったり。
キーワードはレールライフ
(カーライフではなく)
普段の車の使い方を少しだけ見直して
公共交通を賢く使うライフスタイル
公共交通に依存した生活が選べるようになった。
毎月第二木曜夕方にカジュアルワイン会。
ワインを飲んで電車で帰ろう。
こういう話があってこその立地適正化計画。
事例②
十和田市現代美術館が街を変える。
空間だらけのシャッター商店街に
元気な場所が登場し始める。
入場料払って、入った人が見れるとかではなく、
歩いていると外からみえるとかが大事。
当時は市民もまたハコモノだと。
中心市街地活性化と現代美術館のワークショップ。
反対派も来たけど、その人たちは街中に美術館があるのか意味が分からないと。
100件のうち77件が水玉模様。
草間さんの水玉
こうやってつながっていく。
反対派もワークショップのファシリテーターになっていった。
事例③
盛岡市松園団地の取り組み。
郊外団地の空間を場所に変える。
ライフサポート松園の誕生。
床屋の人がNPOをつくった。
若年高齢者の人を後期高齢者を支える。
取り組み内容。
庭の手入れなど。
話し相手とか。
銀行に言ってお金をおろしてもらうサービスも。
立地適正化計画を第二の線引きと表現する人がいます。
しかし、時代は違う。
○○できるのはここだけです!(成長)
できれば○○したくない
↓
本当は○○すべき
だれにとって、適正。
都市機能誘導区域
居住誘導区域。
区域設定がテーマだと勘違いする人々。
区域外はもう投資の対象外?
知己住民をどうやって説得すればいい?
考え方が逆。
この地域を○○区域と考えていって大丈夫か、と宣言する覚悟があるが。
覚悟のある都市が真のコンパクトシティ。
ひろさきとむつ
①弘前市
すべてが居住誘導区域
→であれば空き家対策、公共交通の再配置
②むつ市
そもそも線引きしていなかったから、制度的に後付する。
自分の都市のマスタープランのための立地適正化と支援策を活用する。
この区域で地域の人々が生活していくことを
自信をもって正しいといえる都市計画。
北上のように立ち上がる人がいたらいいがそれはあまりない。
リップサービスはしてはいけない。
けど、たたむからを先に言うと反発。
この地域の将来どうしますか?の投げかけ。
都市計画は上からやってきた。
ゾーニング。
成熟の時代は歩いている人の目線で。
どういう生活を味わうのかが濃い意味でのコンパクトシティ。
上から見る時代は部隊の配置を考える
成長社会ではプロデューサーも役者も次々に押しかけてくる。
通りを歩く目線を大事にするまちづくり。
だれが歩くのか・・
何が見えるのか・・
どういう出来事が起こるのか・・
どう物語をつなげるのか・・
→
形だけの立地適正化計画の策定は
エリアマネジメントの発想
必要十分条件にはなりえない
適正立地計画になっていないか。
適正な立地をさがすのではなく、
立地を適正化していく。
立地している場所をどう適正化するか。どうテコ入れするか。
不適正な立地を適正にしていく。
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枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)公式サイト
http://kimura-ryota.net/
ご連絡はこちらにお寄せください。
070-5651-5832
hirakata@kimura-ryota.net
未来に責任
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まさに都市計画に取り組んでいる学会の勉強会に参加してきました。
(TEDできそうな場所)
今日と明日の2日間なのですが、
所要のため今日だけの参加です。
枚方市も策定中というので興味があった。
というのと、
これからは、教育や福祉・医療・健康などなどを
個別に考えていくのではなく、
まち全体の中で考えていく必要があると思っております。
その中において、都市計画は非常に大事になってきます。
都市計画というのは、ざっくりというと、
道や住宅・公園をどこにどういうふうに配置するかを考える計画です。
今回の立地適正化計画というのは、
ざくっというと、
都市計画の中でもさらに踏み込んだもので、
これからの人口減少の時代の中でまちをどうしていくかを考えていき、
いわゆるコンパクトシティを目指していきましょう。
で、中心部に施設を建てたり、民間施設を誘致して来たら
インセンティブつけますよ。
インセンティブつけるから中心部に持ってきましょうね。
ようなものです。
いろいろとモヤっと考えていたことがつながっていく感覚がありました。
ライフスタイルをイメージしながら、というのが非常に大事になってきます。
枚方市の場合は都市計画課という担当部局が作っているところなのですが、
改めて、一つの部署だけで作るのはなかなかしんどい計画だなと感じます。
単純に、「中心部に施設などを集約しましょう」ではなく、
まちのあり方と関わってきますので、
現在策定中の、総合計画やまちひとしごと創生総合戦略、
そして福祉の計画、教育の計画ともかかわっていくというような話も。
ほかの記事にしますが、
国で言うと国交省がメインではあるものの、
様々関係している省庁もチームになって進めているとのこと。
以下が当日のメモです。
===
人口減少化において、各種サービスを効率的に提供するためには
集約化することが不可欠。
コンパクト化では圏域マーケットが縮小してより工事の都市機能によるサービスが成立するために、
必要な人口規模を確保できない恐れ
↓
ネットワーク化により、各種の都市機能に応じた圏域人口を確保することが不可欠。
北海道に新幹線が通ることで喜ぶのは東北の人であるべきだ。
トリップが簡単にできる。
しかし、
今は東京から何分という方が優先されている。
高密度な交流がイノベーションを創出。
国全体の生産性を高める国土楮。
成長の時代から成熟の時代に。
北上市はアジサイ都市。(あじさいはどこが中心かわからない。)
16の集落が全部花びら。
一つ一つやっていくのが北上流。
中心市街地は茎。
交通空白地域に
家とバス停をつなぐ、
有償運送を始めた。
旅客運行に係る業務にしたのがポイント。
タクシーとこの有償運送サービスとすみわけ。
有償運送サービスは対象は全員で行先はバス停。
福祉有償運送は障害者、要介護者などで行先は市街地3か所。
医療・金融・市役所
店っこくちない。
農協の跡地に小さいスーパー
ジャスコで買ったものを10円高く売っている。
必要な発想の転換。
○○を集約する→○○を活用する
○○をたたむ→○○を使い倒す
○○をつくる→○○を育てる。
FMが集約・廃止と勘違いされているが、
マネジメント、最適利用活用が原則。
空間を場所に変える戦略。
まち育ては空間を場所に変えること。
①廃線の空間が、場所をつなげる
富山ライトレール
②空間だらけのシャッター商店街に元気な場所が登場し始める
十和田市のアートプロジェクト
③郊外団地の空間を場所に変える。
定期が売れなくなっている。
再分譲していく。○○電鉄がつくった住宅街。
住宅供給公社がなくなくなっている。
今こそ住宅管理公社が必要。
盛岡市松尾団地の取り組み。
富山市。ライトレールすごいよね。
ではなく、新しいライフスタイル、ものの考え方が生まれている。
①駅アクセスの改善
②駅周辺の住宅促進。
高優賃住宅の促進
こういうところに住んでほしいから物語を作って、
と誘導していく。
どこを誘導地域にするというのは違う。
先に物語。
歩くまちづくり。
散策路マップつくったり。
キーワードはレールライフ
(カーライフではなく)
普段の車の使い方を少しだけ見直して
公共交通を賢く使うライフスタイル
公共交通に依存した生活が選べるようになった。
毎月第二木曜夕方にカジュアルワイン会。
ワインを飲んで電車で帰ろう。
こういう話があってこその立地適正化計画。
事例②
十和田市現代美術館が街を変える。
空間だらけのシャッター商店街に
元気な場所が登場し始める。
入場料払って、入った人が見れるとかではなく、
歩いていると外からみえるとかが大事。
当時は市民もまたハコモノだと。
中心市街地活性化と現代美術館のワークショップ。
反対派も来たけど、その人たちは街中に美術館があるのか意味が分からないと。
100件のうち77件が水玉模様。
草間さんの水玉
こうやってつながっていく。
反対派もワークショップのファシリテーターになっていった。
事例③
盛岡市松園団地の取り組み。
郊外団地の空間を場所に変える。
ライフサポート松園の誕生。
床屋の人がNPOをつくった。
若年高齢者の人を後期高齢者を支える。
取り組み内容。
庭の手入れなど。
話し相手とか。
銀行に言ってお金をおろしてもらうサービスも。
立地適正化計画を第二の線引きと表現する人がいます。
しかし、時代は違う。
○○できるのはここだけです!(成長)
できれば○○したくない
↓
本当は○○すべき
だれにとって、適正。
都市機能誘導区域
居住誘導区域。
区域設定がテーマだと勘違いする人々。
区域外はもう投資の対象外?
知己住民をどうやって説得すればいい?
考え方が逆。
この地域を○○区域と考えていって大丈夫か、と宣言する覚悟があるが。
覚悟のある都市が真のコンパクトシティ。
ひろさきとむつ
①弘前市
すべてが居住誘導区域
→であれば空き家対策、公共交通の再配置
②むつ市
そもそも線引きしていなかったから、制度的に後付する。
自分の都市のマスタープランのための立地適正化と支援策を活用する。
この区域で地域の人々が生活していくことを
自信をもって正しいといえる都市計画。
北上のように立ち上がる人がいたらいいがそれはあまりない。
リップサービスはしてはいけない。
けど、たたむからを先に言うと反発。
この地域の将来どうしますか?の投げかけ。
都市計画は上からやってきた。
ゾーニング。
成熟の時代は歩いている人の目線で。
どういう生活を味わうのかが濃い意味でのコンパクトシティ。
上から見る時代は部隊の配置を考える
成長社会ではプロデューサーも役者も次々に押しかけてくる。
通りを歩く目線を大事にするまちづくり。
だれが歩くのか・・
何が見えるのか・・
どういう出来事が起こるのか・・
どう物語をつなげるのか・・
→
形だけの立地適正化計画の策定は
エリアマネジメントの発想
必要十分条件にはなりえない
適正立地計画になっていないか。
適正な立地をさがすのではなく、
立地を適正化していく。
立地している場所をどう適正化するか。どうテコ入れするか。
不適正な立地を適正にしていく。
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