メリハリのある人事給与制度について、続きの質問です。


枚方市は、
非管理職についても、成績に応じて、
ボーナス反映がされるようになりました。

一方で、昇給に関しては、
非管理職は一律4号級UPになっています。

この昇給に関しても、
成績に応じて、優秀者は3~5号級UPなどにするべきではないかという話と、


成績の付け方を厳格にすべきだという話です。
成績を、非管理職は
S評価、A評価、B評価としているのですが、
実際のところ、B評価はほとんどおらず、
S評価とA評価で100%近い数字になっております。

今回B評価は0.2%でした。
相対評価ではなく絶対評価なのでB評価がゼロになることも、
もちろん考えられますが、
しっかりとB評価をつけることが今後の人材育成にもつながると思います。







【質問】
続きまして、メリハリのある人事・給与制度ということでは、人事評価制度につきましても代表質問で市長の見解をお伺いしました。
本市では、今年度から、非管理職員にも給与反映が行われていますが、先の所信表明に対します代表質問において、メリハリといった面では、まだまだ不十分ではないか、と質問をさせていただいた際に、伏見市長から、非管理職員については、人材育成に重きを置きながら、職務に対するモチベーションの向上が図られるよう、制度の充実を図ってまいりたいとのご答弁をいただきました。
しかし、私としましては、非管理職員であっても、例えば係長など、一定の責任がある職の職員については、勤勉手当だけでなく昇給への反映を行うなど、更なるメリハリをつけてもよいのではないかと考えています。
また、人事評価制度の運用につきましても少し疑問に感じていることがあります。それは、上司が自分の部下をしっかりと評価できているのか、ということです。頑張った職員が報われるためには、頑張った職員には高い評価であるS評価を、また逆に、頑張っていない職員には低い評価であるB評価をしっかりと付けるといった事が重要となるわけですが、私が見るかぎりでは、B評価の職員が0.2%だけというように、ごくわずか、という現状については、いささか疑問に感じる部分があるのですが、見解を伺います。


【答弁】
非管理職員に対する昇給への反映については、人材育成に主眼を置くと同時に、職員のモチベーションの向上を図る観点から、勤勉手当への反映割合について検討してまいりたいと考えております。
次に、総合評価制度の運用につきましては、今後とも制度の趣旨を踏まえたうえで、注意喚起や指導等を行うべき職員の人材育成も含め、評価者の意識や評価能力の向上が図られるよう制度の充実に努めて参ります。


【意見要望】
人材育成という面もあるとは思いますが、もう少し厳格につけてもいいと思います。それが育成にもつながると思います。また、人材育成もわかりますが、非管理職といっても係長のように、平均して入職して10年~15年と経験的にも年齢的にも職責的にも成果の面でも評価されるべきではないかと申し上げておきます。また、この評価が勤勉手当、いわゆるボーナスに反映されるようになりました。そこで、SとAの差が0.005か月しかなく、もっと広げるべきだという主張もしましたが、一方で、B評価と訓告を受けたC評価がボーナスの係数が同じです。しっかりとB評価をつける反面、B評価とC評価のボーナス反映の係数についても分けるべきではないかと提言しておきます。








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