10月末の代表質問の内容を更新しました。


主に臨時財政対策債についてです。



いわゆる赤字地方債といわれる、
臨時財政対策債についての見解を伺いました。

これまでは、
「交付税(国からのお小遣い)が少なくなっているんだし、
 国の制度として認められてるんだから」

というスタンスでしたが、

「借入金であることには変わりないし、抑制についても必要であると考えている
 (借金ではあるし、借りる額を少なくすること)」

前市長とは若干スタンスが変わりました。

とはいえ、
これまでも枚方市の場合、臨時財政対策債と、
それ以外の地方債を合わせて、全体で抑制するという手法も取っておりました。

また、これまではお金が足りないので借金をするという状態でして、
お金が足りるようになったわけではないので、
どこまで借り入れを少なくできるかも今後次第です。


ということで、
具体的にどのようにどの程度抑制していくかは
今後次第ではあります。







【質問】
市長は、所信表明において、「将来世代に大きな負担を残さないよう健全な財政運営を進めていく必要がある」と述べておられました。将来に大きな負担を残さないためにも、地方債の借入については、抑制していかなければなりません。特に、地方債の中でも、臨時財政対策債の残高が増加している状況にあります。市長は、臨時財政対策債に対し、どのような考えをお持ちなのか、見解をお伺いします。





【答弁】
負担を残さない財政運営の基本的な姿勢について、お答えいたします。
臨時財政対策債については、現行の地方財政制度のもとでは、地方交付税の代替措置であり、その償還費用については交付税措置がなされ、将来世代に負担を残さない仕組みとなっております。従いまして、この財源を一定活用していくことは、地方自治体が行政サービスを提供していくうえで、必要な側面もあると考えております。しかしながら、一方で臨時財政対策債は、借入金であることには変わりはございませんので、他の投資的事業に係る地方債と同様、将来の公債費負担を見据えた中で、適正な債務管理を行っていかなければならないと考えております。



【質問】
臨時財政対策債については、一定必要な側面があるのは、理解できますが、財政運営の面で支障のない範囲であれば、抑制すべきと考えますが、見解をお聞きいたします。


【答弁】
本市がこれまで行ってきた減債基金を活用した借入抑制については、今後も継続して実施していきたいと考えております。今年度におきましても借入抑制を予定しており、現在、将来負担をより少なくする観点により、どの地方債を抑制するのか、検討を行っているところでございます。また、このような取り組みのほか、将来負担を少しでも軽減する観点から、収支状況を踏まえた中で、借入抑制を図っていくことも必要であると考えております。




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枚方市議会議員
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