10月末の代表質問の続きです。

淀川渡河橋について。

枚方市には枚方公園あたりから高槻に行く枚方大橋があるのですが、
それより北には八幡市の御幸橋まで橋がなく、
淀川が流れている中で一番間隔があいています。(12キロ空いています)


ということで、
御幸橋と枚方大橋の間に新しい橋を架けようという話がありまして、
候補が2つあります。

写真 2014-06-09 14 17 46.jpg

それが新名神併設橋と牧野高槻線橋梁。

2つともということはこのご時世ありませんので、
どちらかになるのですが、どちらにしても早く進めてください。
という話と


実際の工事のことなどを考えたら、牧野高槻線の方が現実的ですので、
そちらに絞り込んで話を進めていくべきでは?
という話をしています。


厳密にいうと、橋をつくる主体は枚方市ではなく大阪府になりますので、
市としては働きかけ(お願い)をする立場です。



この橋の話は始まりは相当前からありまして
(おそわく私が議員になる前からです)
最近ようやく現実的な話として進み始めています。
2014年の建設委員協議会でも話がありました。
その時のブログ→コチラ


【質問】
 淀川渡河橋の整備促進については、これまでにも報告されているとおり、淀川渡河橋として牧野高槻線橋梁と新名神併設橋のそれぞれで、必要性や整備効果の検証をし、この結果を根拠に国や府に対して働きかけを強められているところです。
しかしながら、現在、国と府において淀川渡河橋の具体的な整備方針が示されていない中で、新名神高速道路事業は着々と進められております。淀川渡河橋について、市長としてどのような姿勢で臨まれるおつもりかをお伺いします。




【答弁】
 淀川渡河橋について、お答えします。
 淀川渡河橋は、本市の交通渋滞の緩和や地域の活性化、さらには防災上の観点から、その整備促進を図ることが極めて重要であると感じています。
こうして必要性を十分に認識した中、私は、以前に、現副知事の竹内都市整備部長から、国と府では、淀川渡河橋も含めた大阪北東地域の道路網に関して、広域的な観点から様々な検討しているとの答弁を頂いており、市長就任後にも、新たに、10月21日に大阪府の竹内副知事に直接お会いし、要望してきました。
これまでの私の取り組みにより確認してきたことを踏まえると、それ程遠くない時期に具体的な整備方針が示されるものと認識しております。このため、枚方市としましては、国と府の検討結果を受けた後に、速やかに事業を進めて頂くよう事業者に対してさらに働きかけを強め、対岸の高槻市とも緊密な連携を図ってまいります。



【意見要望】
市長就任後も、市長自ら、大阪府の副知事と会って要望されるなど、積極的な取り組みをして頂いているようでありますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。私としまして、牧野高槻線橋梁と新名神併設橋のいずれの整備におきましても、枚方市として十分にメリットがあると確信しているところです。しかしながら、新名神併設橋は京都守口線への取り付けや周辺地域への影響など課題が多いことから牧野高槻線橋梁の整備の方が現実的であると感じています。新名神高速道路事業のスケジュールから考えると、速やかに牧野高槻線橋梁の整備に絞り込んで要望するべきと思えます。枚方市が直接事業を行うのではなく、また、国と府では渡河橋位置なども含めて様々な検討をされているということから、現時点で淀川渡河橋の絞り込みが困難であることは理解していますが、枚方市としてもできるだけ早期に淀川渡河橋の候補を一本化し、整備促進を図って頂きますよう要望しておきます。




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候補としては2つありますが、
スピード感やコスト感などを総合的に判断すると、
最初にも書きましたが、牧野高槻線の方だと思っています。

また、牧野高槻線の場合、
なぎさ水みらいセンター(下水処理場)の
用地にも隣接しております。


その用地も昔の処理量で計画しています。
人口が増え続ける予定で、
処理人口が50万人とか、それくらいの規模でした。

ですので、土地も多少余裕があるはずです。
その土地も活用しつつ、橋をPFIの証券化で云々・・
というスキームを活用することで、
100億円かかるとい割れている部分の資金調達も多少軽減できるのではかと
個人的には考えています。


この橋については事業主体が枚方「市」ではなく、
大阪「府」ですので、市議会の場などで提案する話ではなく残念です。


府議会議員の方と意見交換をする場があれば、
このようなスキームはどうかと話をさせていただこうと思います。






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枚方市議会議員
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