こんにちは
木村亮太です。

こちらも昨日の建設委員協議会の中の、
案件の一つです。


(2)市有建築物保全計画について
です。


壊れてから補修をするのではなく、
前もって計画立てて保全をしていきましょうね、という計画。

市有建築物保全計画。


20年間の計画で、そのうち、最初の5年(H23~27)が
終わろうとしていますので、
計画が計画通りできているのかの確認です。

この5年間は、
5.8億→6.1億→8.4億→16.3億→15億(予定)と、
最初なので毎年5~15億ですが、
今後は計画上では毎年保全に20億くらいかけていく予定です。



予防保全!といいつつも、
最初の方はこれまで計画的に
保全してきていなかったツケが回ってきているのか、
当初に予定していたよりも先に空調が壊れて、
計画よりも前倒しで補修をしないといけないことも。。

今後はそういうのはなくなると思います。





ここらへんから細かい話になるかもしれませんが、
予防保全をしていくことで、古い部分がなくなっていくので、
それを指標として表しています。


その指標を、残存不具合率FCI(Faclity Condition Index)
というとのことで、この数値が低くなっていけば不具合の率が下がっている
→施設の状況が改善されている
となります。



予防保全を進めてきたことで、
以下のようになっております。



FCI市.jpg
こちらは小中学校以外の市の公共施設について。

何もやらなかったら、
H27のFCIが11.7%
保全をしたことでFCIが6%になり、
5.7ポイント改善しました。

ただ、もともとはH27にFCIを3.9%にする予定でして、
そうすれば7.8ポイントの改善になりました。



FCI小中学校.jpg


こちらは小中学校。

何もやらなかったら
H27のFCIが17.5%
保全をしたことでFCIが13.3%になり、
4.2ポイント改善しました。

ただ、もともとはH27にFCIを10.9%にする予定でして、
そうすれば6.6ポイントの改善になりました。


学校施設については、今後の在り方も同時並行で進めているところもあり、
保全計画通りに進んでいないところも多々あります。

いろんなところとの調整が必要のようです。



一般的には5%以内くらいに収められているのがいいともされていますので、
本当にそうだとしたら小中学校はほかの公共施設に比べても、
まだまだ保全が必要ですね。


ちゃんと他市と比較はしたことないのですが、
結構この部分については(計画としては)枚方市は細かくやってると思います。

という話と、保全が実際にちゃんとできているという話は
予算や部署の縦割りなどもあり、別なんですが。。

やはり公共施設を一元的に管理する部署必要ですね。







━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)公式サイト
http://kimura-ryota.net/

ご連絡はこちらにお寄せください。
070-5651-5832
hirakata@kimura-ryota.net

未来に責任

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━