みなさま
こんにちは木村亮太です。


朝に伏見新市長の登庁式が行われました。

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本当は、市役所と市民会館大ホールの間の広場で実施予定でしたが、
雨のため、市民会館の中で開催されました。


いよいよこれからですね。

公務もこれからどんどん入ってくると思います。
シルバーウィークも公務が入っていたようです。



「与党になったね」
と声をかけられることもありますが、

厳密に言うと、
二元代表制の地方議会に与党も野党もありませんので、
いいところはいい、悪いところ、問題は問題として
しっかりと言っていかなければと思います。


(もちろん、選挙で応援していたのは事実ですし、
 政策の方向性が竹内前市長よりは同じくするものが多いのも事実です)


いろいろと枚方をいい方向に変えていけるようなことも、
やっていければいいなとも思っています。

なかなか行政なので、リスクテイクしにくかったり、
いろんな人が関わるところもあると思いますが、
これまでと同じことを同じようにやっていたのであれば、
市長が変わった意味もないと思いますので、
多少は失敗もあるかもしれませんが、
チャレンジをしていきたいですね。



というところで。二元代表制の一翼を担う議会の一員として、
是々非々で臨んでまいります。


それをいうと
竹内前市長の時はいわゆる野党的な立場だったと思いますが、
ほとんどの予算や条例には賛成しています。

一部反対したものもありますが。

むしろ、
選挙では自主的に応援されていた某政党の方が、
予算などにも反対していました。

そういうところも是々非々というところでしょうか。
すべてがすべて同じ考えの人を応援するというのは
現実的に難しいところでしょうから。



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竹内前市長もこれまでの8年間お疲れ様でした。


都市ブランドとして掲げていた、教育文化都市、健康医療都市について、

この分野については、
これからの時代と未来を見据えた上では、
教育と医療・福祉・介護については大事なところだと思いますので、
引き続きすすめるものはすすめる、
変えるものは変えるのスタンスでやっていきたいと思います。


この都市ブランドは竹内前市長のものなのか、
枚方市普遍のものなのかもちょっとわからないので、
確認してみたほうがいいかもしれませんね。



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メモ程度に竹内市長の掲載記事。
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日経ビジネス9月14日号(No.1807)より

敗軍の将、兵を語る

橋下劇場にしてやられた

 3期目を目指して市長選に挑みましたが、残念ながら負けてしまいました。応援してくださった方々には申し訳なく思っております。力不足の一言に尽きます。

 ただ今回の選挙は僕に言わせれば意味不明でした。それが選挙戦を終えての率直な感想です。本来は枚方市政の、今後、4年間を誰に託すかを決めることが、選挙の目的だったはずです。これまでの実績や手腕を基に冷静に判断してほしいと有権者にお願いしましたが、その声は届きませんでした。

 そもそも大阪維新の会と、そうでない党のどちらかを選ぶものではない。枚方の将来を誰に託すかが最大の争点になるべきなのに、その議論にならない。残念でなりません。「何の選挙やねん」と思うほど、争点がおかしかった。

 マスコミの方々も11月22日の大阪府知事と大阪市長のダブル選挙の前哨戦だと書かれました。枚方市民にとって大阪市長選なんて、関係ないですやん。ほんまに腹が立ちます。こんな選挙で9月23日に後任にバトンタッチすることに懸念を感じています。

結束力が足らず票を取りこぼす

 まず敗因ですが、皆さんに一生懸命応援していただきましたが、結束力が足りませんでした。もちろん私の責任ではありますが、5月に(対立候補を推している)維新の党が提唱していた大阪都構想が住民投票で否決され、ホッとして緊張感に欠けていたのかもしれません。

 そもそもの話ですが、僕は無所属でありながら、自民や民主など非維新の各党から支持を頂いていると言われてきました。確かに形式上はそう見え、応援してくださいましたが、各党から推薦は頂いていません。

 6月26日に僕が出馬表明した頃には、伏見(隆)さんが維新の党から出馬するという噂がありました。それが現実となる事態を想定し、自民党や民主党に推薦を頂けるようお願いしました。

 ですが、一体感が生まれませんでした。まず自民党が一本化しません。枚方支部が別の候補者に推薦を出したいと言い出したのです。結局、自民党は私にも別の候補者にも推薦を出しませんでした。そんなゴタゴタを見た民主党も結論を出せませんでした。結局、推薦ではなく「頑張って」という応援にとどまった。自民党の佐藤ゆかり先生や民主党の平野博文先生などが熱心に応援してくださいましたが、党としてのものではなかったのです。

 結果的に自民党支持の票は他の候補にも流れて割れてしまい、他の党の支持者も投票に出向くかどうか迷ってしまった。これが投票率の低さにもつながりました。たった39%です。ちなみに前回の市議会議員選挙の投票率は46%でした。このくらいあれば、結果は違っていたでしょう。

 低投票率の影響が私の得票数に如実に表れました。今回の得票数は5万2801票です。当選した伏見さんとの差は約2300票しかありません。前回よりも多く政党から応援を頂いていたので、投票率が高ければ6万から7万票の獲得は堅かったはずです。

 だから私自身の読みとしては必ず勝てる。むしろ何票の差を付けて勝てるかと考えるほど自信がありました。私のこれまでの実績からすれば、他は泡沫候補ばかりですよ。珍しいと思うけど、僕は無党派層から6割の支持を頂いていると聞いています。街頭演説しても反応はええ感じやった。ほんまに今回はね、手応えがあったんです。

 ですが、結果をみると僕の得票数は前回よりも少なかった。皆さんがどこかで「私が投票に行かなくてもみんながいるから大丈夫」という気持ちになったのかもしれません。これが選挙の怖いところです。

今回の結果は民意ではない

 一方で伏見さんを応援するのは、大阪市長の橋下(徹)さんの熱狂的な信者でした。極論を言えば候補者は伏見さんでなくてもいい。もはや橋下教ですよ。ただし、以前の選挙のような熱狂的な維新の風は吹いたとは思えない。浮動票が流れたわけではなく、枚方に5万5000人いる橋下教の信者が全員投票したんですよ。枚方は大阪で4番目に大きく中核市にも指定されています。人口は40万人です。今回の結果が全市民の民意だとは思えません。

 選挙戦でも伏見さんはあまり目立たない。ポスターにしても演説にしても目に付いたのは、橋下さんと府知事の松井(一郎)さんばかり。誰の選挙か分からない状態でした。

 そして橋下さんはこの選挙に照準を合わせるかのようにニュースを作っていきましたよね。橋下さんらは選挙戦真っただ中の8月27日に離党されました。28日には「大阪維新の会を国政政党にする」と言い出し、さらに選挙戦最終日には枚方で応援演説をして新党の話をする。それで翌日が投票日ですよ。投票日に向けて勢いをつけていたのです。もうね、橋下劇場です。こちらの陣営はそれにのみ込まれてしまった。

 私は2期8年で地道に裏表なくしっかりやってきたんです。伏見さんはどうですか。市議や府議の時代にまっとうな質問をしたのかと言いたい。

 彼が出している政策は僕がやってきたことと大筋で変わりませんが、最も違うのは市立美術館の建設です。伏見さんは白紙に戻すとおっしゃっている。でも、これは枚方市議会が可決した案件です。市立美術館の建設予定地は香里団地にあります。かつて東洋一の規模の団地なんて言われた集合住宅です。運営者が独立行政法人の都市再生機構(UR)に代わって、新しい使い方を模索しているのです。

 伏見さんは、市長の報酬を2割カットして退職金もゼロにするともおっしゃっている。特別職の給料は専門家の意見を踏まえて、職務の重要性を加味して決められるものです。ですから、伏見さんの主張はおかしい。市民に迎合するための策としか思えません。

 一方、やるべきことは山積しています。枚方市駅前の再開発も始まったばかり。伏見新市長のお手並み拝見というところです。それ以外は何も言うことはありません。今後についてはノーコメント。ただ私には8年やってきた経験があります。市政を厳しい目でしっかりとチェックしていきます。


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う~ん。言いたい気持ちはわかります。
わかりますが。。。